コーディ・ローデスが中邑真輔とのブルロープ・マッチで激勝もドリュー・マッキンタイアの襲撃で一撃KO!
日本時間6日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。コーディ・ローデスが中邑真輔とのブルロープ・マッチを制すも、ドリュー・マッキンタイアの襲撃でKOされた。
中邑はコーディをターゲットに定めて執拗に対戦を要求しており、昨年11月から抗争がスタート。今年1月に行われたストリートファイト戦では凶器が乱れ飛ぶ大荒れの試合となったが、コーディが中邑のキンシャサをテーブルに自爆させた上でクロスローズを決めて完全勝利。これにて完全決着かと思われたが、中邑は自身のSNSにて「Not yet……(まだだ)」と投稿。
その後、コーディはCMパンクとの抗争を展開。ロイヤルランブルで雌雄を決して優勝を果たしたコーディはローマン・レインズの持つWWEユニバーサル王座に挑戦するものと目されていたが、「ハッキリ言っておくが、俺はその王座が欲しい。ローマン・レインズ、お前から全てを奪ってやる。……だが、レッスルマニアでじゃない」とキッパリ否定。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が挑戦することが確実視されている。
コーディがロックに挑戦を譲った直後、退場してきたコーディを中邑が舞台裏で襲撃し毒霧噴射。ロイヤルランブル前からお預けを食らっていた中邑がついに動き出した。
この日の放送オープニングでは、コーディがWWE世界ヘビー級王者のセス・ロリンズと対峙。ロリンズが「俺の最強を証明するために最強のコーディと闘いたい」と迫ると、ロリンズを付け狙うドリュー・マッキンタイアが登場。
マッキンタイアは、2人の功績を語りつつもWWEの騎手を自分に譲るべきだと主張。ロリンズにヘッドバッドを見舞ったマッキンタイアをコーディが撃退する場面があった。
この日は、コーディ・ローデスvs中邑真輔のブルロープ・マッチが実施。このルールは互いの腕をブルロープで結んだ上で行う形式であり、コーディの父であるダスティ・ローデスが得意とした闘いだ。
ゴングを待たずに中邑がハイキックで奇襲するも、コーディは動じずロープを引き寄せて中邑を鉄柱に叩きつけるなど父譲りの巧みな試合運びを見せる。
しかし、コーディ・カッターを狙ったところで中邑が勢いよくロープを引いたため、落下したコーディが後頭部を痛打。
中邑はニーストライクや延髄斬りなどで畳み掛けるが、コーディが一瞬の隙を突いて低空ドロップキックからロープを絡めた足4の字固め。なんとか抜け出した中邑だったが、足のダメージは甚大。
コーディはディザスター・キックやコーディ・カッターを見舞ってからバイオニック・エルボー。中邑もリバース・パワースラムからキンシャサを狙うが、これをかわしたコーディがペディグリーからカウベルでの一撃を狙ったところで中邑が顔面に赤い毒霧を噴射。
視界を失う中で組み付いたコーディがクロスローズ。さらにキンシャサをガードしてロープを使った急所攻撃から2度目のクロスローズを決めて3カウントを奪った。
死闘を制して右手を掲げるコーディだったが、その背後からマッキンタイアが襲撃しクレイモア。シャツを脱ぎ捨てて臨戦態勢となったマッキンタイアが倒れ伏すコーディを見下ろしたところでこの日の放送は終了した。