【試合詳細】1・27 DWA創立45周年記念興行 京都KBSホール大会 【京都統一ヘビー級】松本人でな志vsフェリス・ジェリコ女学院 【ヤングジャガー杯決勝】“ビンビン53cm”ヒワイエット・ストームッツリvsデカチン・ポー パチ子vsHARAMASHIvs林下くぱぁ美 “珍棒”那須皮被りちんちんvs腰振り明星粗チンな
『DWA創立45周年記念興行~京都の学生よ、集え~』
日程:2024年1月27日(土)
開始:12:00
会場:京都KBSホール
観衆:250人(満員)
▼スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
○“珍棒”那須皮被りちんちん(RWF2)
8分14秒 ノーザンライトボム→体固め
●腰振り明星粗チンな(RWF1)
▼OBウキウキワクワクマッチ 味皇 村田源二郎「試練の三番勝負」
<一番目>
○味皇
0分25秒 銀の戦車→片エビ固め
●ちいかわ
<二番目>
○味皇
0分48秒 味固め
●蝋人形
<三番目>
○呼び込み君
1分17秒 チョークスラム→体固め
●味皇
※2勝1敗で味皇の勝ち越し
▼スペシャル3WAYマッチ 30分1本勝負
○パチ子(RWF3)
8分50秒 キューティースペシャル
●HARAMASHI(RWF4引退済)
※もう一人は林下くぱぁ美(RWF1)
▼OBタッグマッチ 30分1本勝負
うっかり助兵衛(DWA/AZW)/○ピル・ゴールドボール(RWF)
9分53秒 シットダウンラストライド
キュアビッチ(DWA)/●獄中先生ぬーべー(?)
▼OBタッグマッチ 30分1本勝負
マジックミラー剛(DWA)/○覇王やすのり(DWA)
14分25秒 マジ卍固め
●性器勃Ⅱ(RWF/AZW)/レオパルドン横山(RWF)
▼OB6人タッグマッチ 30分1本勝負
パイ・チンチンゲール(RWF)/○マグニチュード茨木(RWF)/エルオー・サムライ(RWF)
14分40秒 コンプリートダスト→方エビ固め
フェラー・リー(RWF/AZW)/なんJスタイルズ(DWA)/●インターチンコ・H(RWF)
▼ヤングジャガー杯優勝決定戦 シングルマッチ時間無制限1本勝負
○“ビンビン53cm”ヒワイエット・ストームッツリ(RWF1)
11分39秒 ランドスライド→片エビ固め
●デカチン・ポー(RWF1)
▼京都統一ヘビー級選手権試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負
【王者】●松本人でな志(RWF3)
24分58秒 変形ストームブレーカー→片エビ固め
【挑戦者】○フェリス・ジェリコ女学院(DWA3)
※フェリス・ジェリコ女学院が第50代京都ヘビー級王者となる
存続の危機を迎える創立45周年の同志社プロレス同盟(DWA)が最大のビッグマッチ開催!フェリス・ジェリコ女学院が京都統一ヘビー級王座を奪還し「まだまだ学生プロレス、やれる!」
創立45周年を迎える、関西最古の学生プロレス団体、DWA、同志社プロレス同盟の記念興行。現在1人しか部員がおらず存続の危機を迎える中、新入部員獲得のための最大のビッグマッチに、サークルの命運をかける。
第1試合
試合開始と共にロックアップからチェーンレスリングへ。粗チンながテクニックで那須皮を上回りスリーパーを極め、那須皮はエスケープ。しかし、その後那須川に主導権が移り、打撃やボディスラムで祖チンなを痛めつける。那須川はラリアットを狙うが、祖チンなががカウンターで武者返しを決め、さらに腕ひし逆十時固めで那須川からエスケープを奪う。
そしてリングから一旦場外へ出て間を取る那須川に対し、試合中盤に粗チンながヘッドロックでブラックホールを発生させ、セコンドを巻き込みつつも那須皮に一矢報いる。
そして試合は終盤に差し掛かり、粗チンなはみちのくドライバーⅡ、ペディグリーを叩きこむも那須川はカウント2で返す。最後は那須皮が得意技のファルコンアロー、ノーザンライト・ボムで粗チンなから3カウントを奪った。
第2試合
OBウキウキワクワクマッチと発表されていた試合は、蓋を開ければ「味皇・村田源二郎試練の三番勝負」として行われた。
まず最初に入場してきた味皇は、現役の頃の面影が全くないほどに鍛え上げられ、黒々とした肉体を披露する。
そして一番手の相手として出てきたのはちいかわ。おなじみのピンクのさすまたを手にしてリングイン。味皇がレフェリーに凶器だと抗議するも、かわいいからOKという理由で、さすまたの使用が認められる。試合が始まると、ちいかわは味皇討伐を試みて攻撃を仕掛けるが、一歩踏み出す勇気が出ない。それにしびれを切らせた味皇がラリアットを叩きこみ、すかさず銀の戦車(シルバーチャリオッツ)繰り出し、ちいかわを下す。
次に登場した二番手は、第5試合に出場予定だった性器勃Ⅱが連れてきた蝋人形。試合は打撃の打ち合いから始まるも、途中から蝋が冷えて固まりだし、蝋人形の動きが鈍る。その隙を見出した味皇は伝家の宝刀、味固めを決め、ギブアップを奪う。
最後の三番手は、スーパーの生鮮食品売り場でおなじみの呼び込み君。試合中もおなじみのあの曲を流しながら、味皇に猛攻をしかけ、呼び込み君が有利な展開に。しかし、曲が終わると動きが止まり、その隙に味皇がブレーンバスターを狙うも、再び曲が流れ始め、逆に投げ返されてしまう。そこから一気にチョークスラムを決め、呼び込み君が味皇からピンフォールを奪った。
しかし、結果として味皇試練の三番勝負は、味皇の2勝1敗で勝ち越しとなり、味皇には勝利者賞としてスーパーファミコンが贈呈された。
第3試合
第3試合は"華のキラキラ女子大生"パチ子と引退済みの4回生HARAMASHI、林下くぱぁ美による3wayマッチが行われた。
HARAMASHIがリングインするや否やパチ子、林下がドロップキック。しかし、HARAMASHIは言葉巧みに後輩2人を翻弄していく。打撃合戦では打撃はなぜかHARAMASHIに集中。また、誤爆に怒ったパチ子が林下に荘厳華麗なステンドグラスを背に恥ずかし固めをする場面も。HARAMASHIがカットを試みるも眩しく、サングラスをかけてようやくカット。林下は精神的ダメージを負い試合はパチ子とHARAMASHIの攻防へ。パチ子が拝み渡りを披露し、ロープ上からの鮮やかなフランケンシュタイナーで会場を一気に沸かせた。
最後はパチ子がHARAMASHIにブレーンバスター、キューティースペシャルを見舞い3カウントを奪った。
第4試合
第4試合はうっかり助兵衛&ピル・ゴールドボールvsキュアビッチ&獄中先生ぬーべーのタッグマッチ。穴暮らしのアナルッティ選手がアナルの使いすぎで欠場とのことで急遽のマッチ変更。
普段から交流のある、現役社会人プロレラーのうっかり助兵衛、フィジカルギフテッドのピル・ゴールドボール組に対し、精神病で数ヶ月寝たきり生活でグレたキュアビッチ、更生させるために派遣されたどこの学校の先生かよく分からない初対面の獄中先生ぬ~べ~はマッチアップでなかなりの不利を強いられた。
案の定、序盤ではキュアビッチがうっかり助兵衛、ピル・ゴールドボールに一方的に攻められる展開に。先生は荒治療ということでこれを放置。うっかり助兵衛の激しい攻撃を命からがら、不摂政で太った体重をのせた蹴りからのスタナーで返し先生ヘタッチ。
死にかけの生徒を見兼ねた先生は、うっかり助兵衛へ鬼の手を使った攻撃を狙うも、あからさまな狙いを的確に退け、ピル・ゴールドボールへタッチ。
ピル・ゴールドボールはデッドヒートで獄中先生ぬ~べ~を引きずり回し、背中を1億ファーレンハイトの火傷状態に。その後ピル・ゴールドボールは自身の頭を使ったこけしから、相手の頭を破壊するブレーンバスターを狙うも鬼の手によるカウンターで、ロープに頭を激突。ワイヤーで頭蓋骨を破壊され、そこへ死にかけのキュアビッチがランニング式のツイストオブフェイトでさらに頭への攻撃を決められ、頭を破壊するつもりが逆に破壊されてしまい金の勘定は出来なくなってしまった。(※ピル・ゴールドボールは現役銀行員です。)
すかさずうっかり助兵衛がリングインし、キュアビッチとの激しい打撃合戦。ここはやはり現役でやっているうっかり助兵衛に軍配が上がるも、トドメの大振りエルボーをキュアビッチがかわし、カウンターでフィニッシャーのファイナルビッチを決めてうっかり助兵衛を排除。
その間に獄中先生ぬ~べ~がピル・ゴールドボールを羽交い締めにし、キュアビッチのヤクザキックがさらにピル・ゴールドボールの頭へ直撃。獄中先生ぬ~べ~はそこから垂直のブレーンバスターを決め、徹底的に頭を破壊しフォールするも、破壊されすぎて逆にピル・ゴールドボールは反射ですぐに返す。
すかさず獄中先生ぬ~べ~が鬼の手でエリミネーターを狙うも、 ピル・ゴールドボールから痛烈な乳首への攻撃、さらに得意技であるFC2を狙うも、カウンターで鬼の手によるエリミネーターが決まり、すかさずフォール。
その瞬間、回復したうっかり助兵衛がカットに入り、獄中先生ぬ~べ~へブルーサンダーを決める。、虫の息のキュアビッチが乱入。うっかり助兵衛はラリアットでの排除をねらうも、腕を絡みとられ再度カウンターでのファイナルビッチが決まる。そこへうっかり助兵衛のカットにより回復をしたピル・ゴールドボールがFC2を決める。(※キュアビッチは学生時代に行っていたFC2でのビジネスで痛い目を見ております。)
混戦が終わり、ピル・ゴールドボールと獄中先生ぬ~べ~はお互いのタッグパートナーが満身創痍の中一騎打ち。激しい打撃の応酬からピル・ゴールドボールがラリアットを狙うが、獄中先生ぬ~べ~がカウンターで腕を取りピンチェ・ロコを狙う。しかし、さらにカウンターでピル・ゴールドボールがFC2を決める!
と思いきやさらなるカウンターで獄中先生ぬ~べ~の鬼の手によるアイアンクローが決まり、ダメ押しのエリミネーターでフィニッシュ!を狙うもピル・ゴールドボールが上手くカウンターで返し、再度カウンターの応酬へ。獄中先生ぬ~べ~がロープからのラリアットを狙うも、ピル・ゴールドボール選手が逆にラリアットで返し、チョー臭スラムを決める!
そしてトドメに欠場した元タッグパートナーである穴暮らしのアナルッティ選手のあの技を狙うが…
☆ご愛読ありがとうございました。
キュアビッチ先生の次回作にご期待ください!
第5試合
先発は覇王やすのりと性器勃Ⅱ。両者ともオーソドックスなレスリングを展開し、同時にタッチ。次に出てきたのは現役社会人レスラーのレオパルドン横山と、ボディビルダーのような肉体美を誇るマジックミラー剛。打撃合戦が始まるが、剛の圧倒的なパワーの前に、横山には分が悪く劣勢に。
剛はやすのりにタッチし流れをそのまま掴もうとするも、横山がペンデュラム・バックブリーカーで形勢を逆転させ、性器勃Ⅱにタッチ。ツープラトン攻撃でやすのりを攻め込み、ロープを挟んでエプロンサイドで、性器勃Ⅱがやすのりの乳首、股間に溶かした蝋を塗る攻撃を仕掛ける。そのままフィニッシュまでいかんばかりに、性器勃Ⅱが猛攻を仕掛けるが、やすのりがカウンターで起死回生のゼロ戦キックを決める。そして剛にタッチしようとするも横山に妨害される。だが、やすのりもすぐさま性器勃Ⅱ、横山の二人まとめてドロップキックで逆転。剛にタッチが成立する。
リフトアップスラム、ジャーマンスープレックスで性器勃Ⅱに圧倒的なパワーの差を見せつける。だがなんとか、横山にタッチが成立し、体力を温存していた横山が一気に剛を攻め、得意の長距離タイビングギロチンドロップを決める。そしてエルボーの打ち合いになるが、ここはダメージを受けた剛が劣勢に。しかし、ラリアットを狙った横山に対して、カウンターのドロップキックを放ち、続けてブレーンバスター、ラリアットを決め、両者ともにタッチ。
出てきたやすのりは性器勃Ⅱ相手に攻勢に。豪快な水車落としを決める。その後、やすのりがロープに走った隙を突いて性器勃Ⅱが逆転。クロスアーム式ノーザンライトボムを決める。助走を取って攻撃を狙う性器勃Ⅱだが、リング外にいた剛が割って入り、カウンターでラリアットを決める。そしてやすのりが得意のラ・ミスティカで性器勃Ⅱの顔面をマットに叩きつけると、マジ卍固めを極め、そのまま性器勃Ⅱからギブアップを奪った。
第6試合
先発はマグニチュード茨木と、現役社会人レスラーであるフェラー・リー。両者腕の取り合いの攻防を繰り広げるも、すぐさまタッチ。続けて出てきたのはパイチンチンゲールとなんJスタイルズ。瞬きをする間もないほどのハイスパートレスリングを披露し、観客の度肝を抜いた。またしても両者入れ替わり、エルオーサムライとインターチンコHがリングインと同時に、ショルダータックルでぶつかり合う。
チンコが自軍コーナーにサムライを連れて行きリーとタッチすると、三人による連携攻撃を仕掛けていく。リーが得意の腕攻めでサムライを追い込むも、最後は大外刈りでサムライが逆転。パイチンにタッチが成立する。そこからスリープラトン、ツープラトンの連携を叩きこみ、マッスルカリバーはかわされるが、ブレーンバスターでリーをマットに叩きつけていく。しかしリーも腕関節を極めていくが、茨木のカットに遭う。そこから控えの選手が代わる代わるリングに入っていき、得意技を放っていく。そしてリーはなんJにタッチし、身軽な攻撃でパイチンを翻弄。ダブルアームの体勢に入るが、カットに遭う。そしてその流れから、またしてもスリープラトンを仕掛けられるが、それを上手く切り返しメサイヤを決めるが、その後再び捕まり3人に攻撃を加えられる。
パイチンからサムライにタッチが成立し、なんJに対しDOI555、バカタレスライディングキックを畳み込む。そのままファイヤーマンズキャリーでなんJを抱え上げるも、後方に着地され後頭部にドロップキック、ブレードランナーを決めチンコにタッチ。その間にサムライも茨木にタッチをして、両者入れ替わりで打撃の打ち合いに。
ロープに走った茨木にカウンターでランドスライド、グロリアを放つ。そして助走を付けて攻撃を仕掛けるチンコに対し、長身から放たれるトラースキックで茨木が反撃。エメラルドフロウジョンを決めるが、これはカットに遭う。そのまま両軍が入り乱れ、気が付けば茨木が三人掛かりで攻撃をくらう。そしてチンコの必殺技、インセインエルボーを決めるもこれはカット。またしても両軍が入り乱れ、リング上では大技の応酬が繰り広げられる。試合の権利を持つチンコが、茨木に対してボマイェを決め、フィニッシュに行くが旋回式のエメラルドフロウジョンで逆転。カットに入ったなんJに対し、サムライもリング内に。チンコにバーニングハンマーを決め、脳天からマットに突き刺した。最後は茨木がチンコをカナディアンバックブリーカーの体勢に持ち上げたところに、コーナーからパイチンがフットスタンプ、そしてそのままコンプリートダストで落とすという離れ業で、見事チンコから3カウントを奪った。
第7試合
京都学生プロレス1回生の最強を決めるヤングジャガー杯決勝戦。本職プロレスラー並みの体格を誇る”ビンビン53cm”ヒワイエット・ストームッツリと、過去のシングル戦では勝利を挙げているデカチン・ポーによるシングルマッチ。
最初は新人らしい、ロックアップから基本的な腕の取り合いといったレスリングを展開していく。ヒワイがデカチンをロープに押し込み、チョップを放つもそれをかわすデカチン。その後ヘッドロックにとらえるが、ロープに振られショルダータックルでデカチンをなぎ倒すヒワイ。しかし、デカチンは跳ね起きで起き上がると、ドロップキックでヒワイを場外に落とす。鉄柱にヒワイをぶつけようとするデカチンだったが逆に振り返される。そしてデカチンを抱え上げると、腰を鉄柱にぶつけていく。
リング上に戻ると、ヒワイはブレーンバスター、串刺しラリアット、パワースラムを畳みかけていく。ファイヤーマンズキャリーで抱え上げると、デカチンは後方に着地し、そこから丸め込みを連発。ランニングボディアタックを狙うが、これはヒワイにキャッチされ、そのままコーナーへ腰をぶつけられてしまう。
そしてヒワイがラリアットを狙うも、デカチンはこれをかわしアンクルロック。しかしヒワイはそのアンクルロックを前転してふりほどき、トラースキックを顔面に決めると、得意のパーフェクトドライバー。これでピンチになったデカチンに対しラリアットを狙うが、これをかわしたデカチンは得意技のスピアー。そして100キロ近いヒワイに対してジャックハマーを繰り出すデカチンだが、これもカウント2。
さらにスーパーモンゴリアンチョップを狙っていくデカチンだったが、カウンターでトラースキックを食らってしまう。そしてFUを決めるヒワイだったが、これもカウント2。お互い得意技を使い切った二人は、エルボーの打ち合いを続ける。一気に決めたいヒワイはロープへ助走を付けるが、デカチンがカウンターでスパインバスターを放つも両者ダウン。
なんとか立ち上がった二人はチョップを打ち合い、膝蹴りでチャンスを掴んだヒワイがレインメーカーを狙おうとするが、カウンターでスピアーを食らう。そして対角線で助走を付けた最後のスピアーを狙うが、カウンターでヒワイがトラースキック、助走を付けてラリアットを放つもカウント2。すぐさま相手を起こし、ファイヤーマンズキャリーでデカチンを抱え上げると、ランドスライドで豪快にマットに落とし、カウント3。2023年度のヤングジャガー杯優勝者は”ビンビン53cm”ヒワイエット・ストームッツリとなった。
第8試合
前王者であり、挑戦者のフェリスジェリコ女学院は、新しいコスチュームに身を包んで入場。方や、ジェリコからベルトを奪った現王者の松本人でな志は、おびただしい数のタトゥーシールを体に貼り付けていた。
まずはジェリコが声援を客席に要求し、会場を味方に付ける。そしてオーソドックスなレスリングの展開。ハイスパートレスリングになると、松本がオーバヘッドフランケンシュタイナーで、ジェリコを場外へ落とす。そして直接トップロープへ飛び乗ると、ラ・ケブラータでジェリコを強襲。そしてパイプイスを持ち出し、場外へ敷き詰めるとその上にブレーンバスターを狙う。しかし、これはジェリコが逆に投げ返し、イスを手にするもすぐに放り投げ、クリーンファイトをアピール。
そして戦場はリング上に戻り、ジェリコの攻勢が続く。しかし、走ってくるジェリコをカウンターでエプロンサイドに出すと、顔面にトラースキックを炸裂させ、ロープにうなだれるジェリコに対して、ミサイルキックを放つ松本。その後カミカゼ、ムーンサルトプレスと畳みかけ、ブレーンバスターを狙うが、これを後方に着地したジェリコがジグザグで逆転する。またしてもジェリコ優勢で試合は進むが、松本が隙をついてサソリ固めを極め、ジェリコにダメージを与えていく。そしてスワンダイブ式のエルボースマッシュを決め、自分の流れに持って行く。ブレンバスター、青い衝動と立て続けにマットに叩きつけていくが、ジエリコが人工衛星ヘッドシザースを決め、松本は場外へ転落。
ジェリコはトペ・コンヒーロを場外の松本に放つ。そしてジェリコペースで試合は進み、コーナーへ登って観客にアピールするジェリコの隙をついて、松本が雪崩式飛びつきフランケンシュタイナーで形勢逆転。そして一進一退の攻防が続くが、松本のスクールボーイからぶっこ抜いてのジャーマンスープレックスを炸裂させれば、すぐさまジェリコがスパニッシュフライで切り返す。そしてジェリコがコーナーからフロッグスプラッシュで飛ぶが、これはかわされて自爆に終わる。
そこから打撃合戦が繰り広げられるが、打ち勝ったジェリコがセカンドロープに飛び乗ったところを松本が肩車で抱え上げ、クロイツラス。助走を付けて膝蹴りを狙うが、今度はジェリコに捕まりリフトアップ式スパインバスターで反撃。そしてジェリコがカルマ、エメラルドフロウジョンと、歴代のシングル王者の得意技を決めていく。トドメと言わんばかりにオスカッターを狙うジェリコだったが、松本がそれをかわしてドラゴンスープレックスからの膝蹴りで反撃。今度はコーナーにジェリコを乗せると、雪崩式牛殺しを決め、立て続けにスワンダイブ式三角飛びアラビアンプレスを華麗に決めていく。
そしてデスティーノを狙う松本だったが、さらに返されコードブレーカー、オスカッターを決める。さらにジェリコは松本を肩車で抱えると、相手の得意技である片翼の天使で脳天からマットに突き刺していく。勝利を確信したジェリコはここでストームブレーカーを狙うが、これは返され、松本にデスティーノをくらってしまう。
流れを掴んだ松本はファイヤーバードスプラッシュを決めるが、これはカウント2。すぐさまムーンサルトプレスを狙う松本だったが、これはジェリコがかわし、自爆に終わる。膝を抱え込む松本に対し、顔面にヒドゥンブレードを打ち込むジェリコ。これで松本は鼻から出血。さらに後頭部にもヒドゥンブレードを決め、新技である変形コードブレーカーで3カウント。再び京都統一ヘビー級のベルトを奪取した。
エンディング
ジェリコ「皆さん、まずはこんなにたくさんのお客さんが今日ここに来てくれたことに、深く大きな感謝を述べさせてください。ありがとうございましたー!今日の興行に至るまで数えきれない苦難がありました。何度も何度も挫折しそうになりました。でもそんな中、俺の事を支えてくれたのは、RWFの仲間、DWAのどすえも、そして今日僕のわがままなお願いにOKを出してくれたOBさん、皆さんのおかげです、本当にありがとうございました。疲れたぜ、とりあえず。頑張った結果だな。取り返したぞー(ベルトを高く掲げる)。そうだな、松本、熱がこもっちまった。流血させたことは謝る。すまんかった、正直。ちょっと何でも聞くからさ。聞かせてくれよ。」
松本「あーあ、マイクテストマイクテスト。ジェリコさ、もう十分です。もうお前とやるのは最後やけど、また次はタッグで頑張ろう。(ジェリコ、松本組は現京都統一タッグ王者)とりあえず、とりあえず、お前のヒドゥンブレード、金輪際禁止にしてくれ。以上です。」
ジェリコ「ぐうの音も出ないです。あの、もっと練習しますのでよろしくお願いします。まあちょっと、いったんこれは置いといて、本当にみなさん、今日はKBS、ほぼ満員にできたことを、僕本当に誇りに思ってます。こんなに、こんなに多くの人に応援してもえると思うと、まだ、まだまだ学生プロレス、やれるなって今日、確信しました。まあそういうことで、ぼくの長い話はこれくらいにしておいて、締めの方に移りましょうか。今日試合してくれたみんな、リングに上がってくれー!(出場選手がリングイン)それでは、みなさん、これ僕たち関西学生プロレスの定番の締めがあるので、皆さん是非一緒にやりたいです。両手を頭の上にクロスして、僕が1,2、3と言ったら大きな声でしょっしゃーをお願いします。いきますよー。1、2、3、よっしゃーーーー!」
蓋を開ければ客席を増席するほどの、満員の観衆が集まったDWA45周年記念興行。興行的には大成功ではあるが、果たして新入部員は入るのか?そしてDWAは存続できるのか・・・
なお近日、全試合の動画が公式Youtubeチャンネルにて公開される予定。要チェックだ。
<DWA・RWF公式Youtubeチャンネル>
https://www.youtube.com/user/dwarwf