「死を知ったから、生きるのか」試合で死に瀕したプロレスラーたちがたどり着いた人生哲学
28日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Sweet Dreams!2024』が開催。DEAD OR ALIVEがDEAD OR ALIVEに勝利し1つのDEAD OR ALIVEとなった。
昨年11月にひょんなことから結成された【DEAD OR ALIVE】秋山準&男色ディーノ&大石真翔はKO-D6人タッグ王座決定トーナメントを制して王座戴冠。
しかし、DEAD OR ALIVEという名前はプロレス界で多々使われている名称であり、一時は『DEAD OR ALIVE』という自身の楽曲を持つボディガーと抗争に発展するなど話題に。
この日は、昔から『DEAD OR ALIVE』をキャッチコピーにしてきた佐藤光留が挑戦名乗りを上げ、佐藤光留&川村亮&樋口和貞が挑戦。今回の試合は『DEAD OR ALIVEコントラDEAD OR ALIVE』の形式で行われた。
試合は秋山と光留という全日本ファンには味わい深い対面で始まり、シリアスなレスリング戦を展開。さらにディーノと光留というアーリーDDTを知る人間にも味わい深い対面が続く。
しかし、川村が三角絞めに捕らえた際にディーノが川村のロッキーを口で愛撫し始めたことで空気が変わり、光留が「何年同じことやってんだ!」とツッコミつつカット。大ピンチに陥ったディーノの口に大石が練りワサビを注入しようとするが、阻止されて大石が集中砲火を浴びてしまう。
秋山が大石を救出し、ディーノが光留の唇を奪いつつ尻の穴を凌辱。ディーノがコーナーの上で生尻を突き出し、光留の顔面が尻の穴に突っ込まれる。さらに大石がディーノの尻の穴にたっぷりと練りワサビを塗りたくる。そこへ川村の顔面を突っ込もうとするも、川村が阻止して大石を尻ワサビの餌食に。川村がパンチ連打で仕留めにかかるが、大石が一瞬の隙を突いて直伝トルネードクラッチで3カウント。
試合後、大石が自分の顔についたワサビを光留の顔に塗りたくり、さらにディーノが顔面騎乗。試合中以上の地獄絵図が展開された。
その後、マイクを取った大石が「今日俺たちが勝って、DEAD OR ALIVEは俺たちのもんだ!だが、テメーらがDEAD OR ALIVEしてんのもよく知ってる!だから俺たちみんながDEAD OR ALIVEだよ!ありがとう!」とハッピーエンドにまとめた。
試合中に尻に裂傷を負い、そこにワサビを塗りたくられたディーノは全身から脂汗をドバドバ流しながら人目をはばからず本気の号泣。死闘の末に勝利を掴んで流した涙はどこまでも美しかった。
対する光留は、「お前ら、DEAD OR ALIVEし過ぎだろ!ALIVEする気はあるのか!DEAD する気しか無いんじゃないのか?!……そうか。死を知ったから、生きるのか」とお尻を丸出しにしながら悟りを開いた。