納谷幸男が上野勇希との最後の前哨戦制しKO-D無差別級王座獲りに弾み!「DDTで一番強い男になりたい。だからあなたに絶対に勝ちます」
DDTプロレスが1月21日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで『Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINAGAWA』を開催した。同月28日、後楽園ホールで争われるKO-D無差別級王座戦(王者=上野勇希vs挑戦者=納谷幸男)の最後の前哨戦は納谷が制して、タイトル戦に弾みをつけた。
これまで両者による前哨戦は上野の2勝1敗で、挑戦者の納谷としてはなんとしても勝って勢いをつけておきたいところ。この日の第5試合で納谷はヨシ・タツと組み、上野、勝俣瞬馬組と激突した。
上野が低空ドロップキック、ダブル・ニー、プランチャで納谷を攻め込めば、納谷はニーリフト、スクラップバスター、ラリアットで応戦。上野と納谷が激しいエルボー合戦を展開。上野がドロップキックを繰り出せば、納谷はチョークスラム。さらに納谷は勝俣にチョークスラムから世界一のバックドロップを見舞って3カウントを奪った。
納谷は「俺はDDTに拾ってもらって、かけがえのない仲間ができて、尊敬できる先輩たちができて。上野さん、あなたも尊敬できる先輩です。でも俺はその先輩たちを超えて、感謝を伝えて、DDTの一番になりたい。DDTで一番強い男になりたい。だからあなたに絶対に勝ちます、正々堂々と俺と最高の試合してください」と勝利宣言。
バックステージでも納谷は「DDTで一番になることは大変なことだと思ってる。上野さんはDDTの一番。難しいけど、まずはDDTの一番を目指して頑張ってます。だからこそ今回絶対に勝ちます。何がなんでも上野さんを超えます」とキッパリ。パートナーのヨシ・タツは「彼は業界一のモンスターになれる素質をもっている。彼にはDDTでトップ獲りたいじゃなくて、業界でトップ獲ってほしい。今後タッグでやってみたい。対等な関係で俺の経験を彼に伝えられればいいと思うし、業界一のモンスターに仕上げてみたい」と納谷の素質を絶賛し、タッグ継続に興味を示した。
上野は「納谷、オマエは最強でいいよ。このKO-D無差別級、KING OF DDTのベルトは強いだけじゃない。DDTは心なんだよ。納谷はD王GP2023を優勝した強いヤツや。俺がやりたかった優勝を成し遂げたのはオマエや。オマエに勝って、俺はDDTの顔、ホンモノのKING OF DDTに近づくから。俺は負けへんよ」とベルト死守を誓った。