「俺はこの日本プロレス界で一番になりたい」“大鵬三世”納谷幸男がシングルリーグ戦優勝決定戦進出を決め頂点獲りを宣言!

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 24日、東京都・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall』が開催。遠藤哲哉と納谷幸男がD王優勝決定戦に進出した。

 『D王 GRAND PRIX』は、DDTの年末の風物詩となっているシングルリーグ戦。
 この日の最終戦開始時点では、Aブロックは佐々木大輔、上野勇希、樋口和貞、遠藤哲哉の4人にブロック制覇の可能性がある大混戦。
 Bブロックはクリス・ブルックスの欠場により不戦勝が決まった斉藤レイが単独トップ。2位で追う納谷幸男がMAOに勝利すれば同点に並び、直接対決でレイに勝利している納谷がブロック制覇となる。

 納谷とMAOの試合はバチバチの睨み合いから足を止めての殴り合いに始まり、打ち勝ったMAOが納谷へ「おい、納谷!そんなもんか!」と発破をかけながら攻め手を緩めず猛攻。顔面に右ストレートやヘッドバッドを叩き込むも、納谷は倒れず雄叫びを上げてラリアット。
 なおも続くMAOの猛攻をしのいだ納谷は顔面へのビッグブートを猛連打。後ろで手を組んで顔を突き出し、敢えて蹴りを受けに行くMAOだったが、納谷は腹部にニーリフトを連打しニーパッドを引き下げてのランニングニーからチョークスラム。これを返したMAOが顔面への右ストレートを叩き込むも、納谷は怯まず右ストレートでやり返して世界一のバックドロップで3カウント。MAOの持ち味を全く出させずに完勝する横綱相撲を見せた。

 これにより、納谷は一足先に優勝決定戦進出が決定。
 Aブロックはメインイベントの遠藤vs樋口戦の勝者がブロック通過という状況。納谷はこの試合をゲート前で観戦し、遠藤の勝利を見届けた。


 試合終了後には、納谷と遠藤がリング上で対峙。
 納谷は「遠藤さん、あなたはやっぱりスゴいですよ。でもね、俺はそのスゴい選手たちを超えるために去年1年間、すんげえ悔しい思いした。俺は今このDDTで一番になりたい。いや、日本プロレス界で一番になりたい。だからこんなところで負けるわけには行かないんです。あなたをぶっ倒してDDTの一番上に行ってやります」と決意表明。

 遠藤は「遠藤“さん”じゃなくて、遠藤な?お前が上がってくると思ってたよ、お前はデカくて強い。俺を見てみろ。ちっちゃいだろ?でもな、Aブロック勝ち上がって、今日樋口に勝った俺はお前より強いぞ。1月3日、お前を打ち砕いて俺が優勝する。2024年は遠藤哲哉の年だこの野郎!」と切り返し、バチバチの睨み合いを展開した。

 納谷幸男と遠藤哲哉のD王 GP優勝決定戦は、1月3日のDDT後楽園ホール大会で行われる。

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