「貧困の連鎖を止めるためにベトナムに学校建設を行った」ロッタン戦を前に”7代目タイガーマスク”武尊が8万5千人以上が来場した会場で慈善活動をアピール

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 12月10日、幕張メッセにて開催された東京コミックコンベンション(以下、東京コミコン)の最終日に、“7代目タイガーマスク”武尊&“佐山サトルの長男”佐山聖斗がトークショーを行った。

 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場した日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。
 今年は『スター・ウォーズ』シリーズに出演するユアン・マクレガー氏(オビ=ワン・ケノービ役など)や『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズでドク役を務めるクリストファー・ロイド氏、『アベンジャーズ』シリーズに出演するベネディクト・カンバーバッチ氏(ドクター・ストレンジ役など)ら総勢10人のハリウッドスターが来日。
 新田真剣佑さんがアンバサダーで選ばれるなど日本人のスペシャルゲストも登場する中で、武尊がステージに登場することに。

 MCは『ちびまる子ちゃん』や『めちゃ×2イケてるッ!』・『芸能人格付けチェック』などのナレーションで有名なきむらきょうやさんが務めたが、きむらさんは実は佐山サトルの格闘技団体でリングコールを行っていた過去があるという。
 武尊が「ミッション・インポッシブルやドラゴンボールが好き」と映画トークを始めると、超サイヤ人3の孫悟空コスプレの外国人が客席に現れ武尊が笑顔で興奮。アマチュアの頃にはドラゴンボールを見て強くなった気持ちで試合に臨んでいたという武尊は、今は『HiGH&LOW』などの映画に出演しておりアクション俳優にも興味があるという。


 続いて一般社団法人7代目タイガーマスク・プロジェクト代表理事であり株式会社アルコバレーノの佐山聖斗とともに7代目タイガーマスクとしての活動の話になり、聖斗は「実施に強い選手が正しい慈善活動をしていく事が大切で、武尊選手が7代目に就任いただく事は佐山家としてとてもありがたく思っています。現実に存在する選手がヒーローになっていることが大きいと思っていて、努力すれば武尊選手のような素晴らしい人になれると思える。また協力をいただきながら進められればと思っています」と感謝。武尊も「僕が格闘家として世界で活躍して成功して、知名度だったり発言する重みをつけることでこの活動がもっともっと大きくなると思うし、ロッタン選手に勝ってタイガーマスクの活動に力を加えていきたいと思います」と思いを語る。
 現在武尊とともに"7代目タイガーマスクプロジェクト”として児童養護施設への訪問やこども食堂の支援を行い、貧困の連鎖を止めるためにベトナムのランビンに学校建設を行ったという。今後ラオスにも学校を建設していく予定があり、7代目タイガーマスク基金のお金や、7代目タイガーマスクグッズ(タオルやTシャツ)の売上の一部は慈善活動に使われるとのことだ。
 今後ライオンズクラブとも連携し、クリスマス頃にまた新しい企画を計画している事も発表された。

 そして武尊は「K-1に居た時はK-1を僕が背負って外敵を倒したりベルトなど守る試合が多かった。チャレンジする試合がなかなかできていなくて、モチベーションや精神的にもツラさがあったんですけど、世界と戦うことに変わってからは新しいモチベーションができてキツイですけどすごく充実しています。魔裟斗さんも30歳で引退されて僕は32歳で、最後の挑戦だと思ってONE CHAMPIONSHIPと契約させてもらって。そこのチャンピオン(ロッタン)と戦わせてもらう。生半可な気持ちじゃ勝てないと思うし、人生の体力ゲージがあと50だとしたら50全部使い切るつもりで、最後のつもりです」と、2024年1月28日に有明アリーナ『ONE 165: Rodtang vs. Takeru』で決定したロッタン戦について思いを語った。

 海外のハリウッドスターたちは当然のように慈善活動を行っているが、日本ではまだまだこのように何万人も来場する会場でアピールする有名人は少ない。子どもたちを守るために世界で戦い続ける武尊は、リアルタイムのヒーローとしてタイガーマスクを受け継いでいく。

7代目タイガーマスク支援ページ:https://syncable.biz/associate/tigermask7

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