秋山&ディーノ&大石のD・O・Aが1DAYトーナメント制しKO-D6人タッグ新王座に!秋山は年内でバーニングを脱退へ
DDTプロレスが11月16日、「Get Alive 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。赤井沙希さんの引退に伴い、イラプションの坂口征夫、赤井、岡谷英樹が返上して空位となったKO-D6人タッグ王座の新王者組を決める1DAYトーナメント(4チーム参加)が行われ、D・O・A(デッド・オア・アライブ)の秋山準&男色ディーノ&大石真翔が新王座に就いた。
まずは1回戦で新たに結成されたユニット、シャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックス&高梨将弘&アントーニオ本多がD・O・Aと激突。ディーノが本生わさびを口に含んででのリップロックから、男色ドライバーを本多に決めて勝利。
続いて、サウナカミーナの上野勇希&MAO&小嶋斗偉がダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANON&MJポーが対戦。11・12両国でKO-D無差別級王座を戴冠して勢いに乗る上野がBMEでポーを仕留めて白星を挙げた。
決勝はD・O・Aとサウナカミーナとの激突になり、秋山と上野がバチバチにやり合った。ディーノがMAOにリップロック4連発。さらにディーノは小嶋に濃厚なリップロック、ファイト一発から男色ドライバーを狙うも、小嶋がなんとか耐える。小嶋は掟破りの逆リップロック、コジマワンダーランドもカウントは2。上野と小嶋がMy MADMAXをディーノに決めるも、秋山がカット。小嶋がととのえスプラッシュを自爆すると、ディーノはゲイ道クラッチにいくが決められず。ならばと、ディーノは大量の本生わさびを口に含んでリップロック。秋山がエクスプロイダーで投げ、最後はディーノが男色ドライバーで小嶋を完全フォール。
54歳の秋山、46歳のディーノ、44歳の大石とベテラントリオの戴冠となったが、ディーノは「DDTが若い人がガッと行ってるなかで獲れたのはデカいと思ってる。まだ終わんないよ」と力を込め、フェロモンズ解散によるスランプを払拭した様子。ただ秋山とディーノは、まだ信頼関係が構築できていないだけに、新王者組は波乱含みといえそうだ。
また、秋山が「遠藤(哲哉)に全部まかせて。年内いっぱいでバーニングから離れて、自分の道を模索していこうかなと。D・O・Aとは関係なく。遠藤は俺がいてやりづらいこともあるだろうから、自分のやりたいようにやってもらえたら」と爆弾発言。遠藤は「一昨年の12月に始動したんですけど、これといった実績も残せずで。自分のなかで甘えみたいなものがあったので、それも実績が残せなかった原因かなと。秋山さんに相談したところ、遠藤、岡田(佑介)、高鹿(佑也)で大きくして行けと。岡田、高鹿はアジアタッグ獲って。秋山さんが今日ベルト獲ったんで、俺たち3人で挑戦します」と決意を新たにしていた。
なお、この日のセミファイナルではKO-Dタッグ王者組の高尾蒼馬&翔太が遠藤、納谷幸男と組み、高木三四郎&HARASHIMA&樋口和貞&彰人と激突。彰人は翔太の足を使って高尾に足4の字固めを決めさせると、動けない高尾を固めて3カウントを奪取。彰人は「後輩が活躍するのはうれしく思って来たけど、同世代、同期がベルト持ってるのがものすごく悔しいんですよ。タッグのベルト挑戦させてもらう」と宣言。パートナーには名古屋時代の同期生であるKIMG of FREEDOMS WORLD王者の杉浦透を指名。これを高尾&翔太が受諾し、12・2新宿FACEでの王座戦が決定した。