サウナカミーナがバーニングとの全面対抗戦で完勝! MAO&勝俣瞬馬はUNIVERSAL&EXTREMEのダブル戴冠を宣言
DDTプロレスが4月15日、東京・新宿FACEで「MAX BUMP 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催。サウナカミーナがバーニングとのイリミネーション8人タッグマッチでの全面対抗戦で完勝。MAOはDDT UNIVERSAL王座、勝俣瞬馬はDDT EXTREME王座獲りに弾みをつけた。
サウナカミーナはMAO、勝俣、上野勇希、小嶋斗偉、バーニングは遠藤哲哉、秋山準、岡田佑介、高鹿佑也のメンバーで出陣。5月3日の神奈川・横浜武道館でMAOは遠藤の保持するUNIVERSAL王座に、勝俣は秋山準の持つEXTREME王座に挑むため、両王座のダブル前哨戦にもなった。
序盤、秋山が勝俣の髪を引っ張って投げ飛ばすと、雪崩式ブレーンバスター、ヒザ、エクスプロイダーと厳しい攻め。ところがトップロープでもつれ合って両者とも場外に転落し、オーバー・ザ・トップロープ(以下、OTR)で2人とも失格に。次に上野がラリアットからのOTRで岡田を転落させた。その後、遠藤がMAOにオーバーヘッドキック、スワン式エルボーを見舞えば、MAOは掌底連打でバチバチの展開に発展。小嶋が変型の投げから、高鹿を固めてフォールを奪い、1対3の状況に。それでも一人残った遠藤が踏ん張って、旋回式ト―チャーラックボムで小嶋を仕留めた。さらに遠藤はエプロンでのカナディアン・デストロイヤーで上野をOTRで失格に追い込んだ。最後はMAOと遠藤の一騎打ちとなり、エプロンでの攻防に。MAOは顔にヘッドバットを叩き込み、パッケージドライバーで遠藤を転落させOTRで勝利を収めた。
バックステージでMAOは「俺が何でこの間(4・9後楽園)、あそこまで厳しいこと言ったか。UNIVERSALチャンプだからだ。遠藤だから言ったわけじゃない。あんな調子なら、あそこまで言うよ。今の俺だからUNIVERSALのベルトが必要なんだ。日本中、他団体、世界中、いろんなプロモーションから注目が集まってる今だから、UNIVERSALのベルトが必要なんだ。ベルトの在り方について言ってるだけだ。あそこまで言って響かないなら、遠藤はそれまでだ。宮城対決のままでいいよ。もっと俺は広げていきたいんだ。次、相手がどんなアンサーをしてくるか楽しみにしてます。そして、ベルトを絶対に獲ります」、勝俣は「秋山準はEXTREMEじゃない。EXTREMEな男は、この勝俣瞬馬。俺がEXTREMEの価値を上げていく。俺がベルトを獲って、俺がやりたい展望を絶対に言うからな」と共に王座獲りを誓った。
一方、敗れた遠藤は「負けた選手にどうこう言う資格はないかもしれないけど、俺はチャンピオンとして信念を曲げない。チャレンジャーが何を言おうが、俺はそれを貫く」と話した。