WWE女子戦線に大波、突如カミングバックのカイリ・セインが因縁のビアンカ・ブレアーから防衛成功のイヨ・スカイを祝福

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アメリカ時間11月4日、サウジアラビアでWWEのビックイベント・Crown Jewelが行われ、WWE女子選手権のベルトを掛け王者イヨ・スカイとビアンカ・ブレアーが対戦。カイリ・セインがWWEのリングに2年ぶりに現れ、イヨは防衛に成功した。

前WWE女子王者であったビアンカ・ブレアーは、イヨ・スカイ対シャーロット・フレアーの王座戦後、イヨの属するDamage CTRLの攻撃をバックステージで受け膝を負傷。約2ヶ月の欠場を経て今回復帰し、イヨからのWWE女子のベルト奪還を狙った再戦が叶った形となる。


イヨが空中戦でビアンカに対し有利に試合を進める中、ベイリーがセコンドとしてレフェリーの注意を逸らすなどDamage CTRLの連携も光ったが、途中イヨとベイリーの意思疎通が上手く行かず、苛立つイヨの同士討ちや、ビアンカの先にベイリーを倒してしまおうとする作戦など3者の思惑が錯綜していたところに、2年ぶり復帰となるカイリ・セイン(KAIRI)がリングサイドに現れビアンカを攻撃。これによりクリアとなったリングサイドの戦況をすかさず活かし、イヨがムーンサルトを決め3カウントを奪った。

カイリ・セインは国内ではKAIRIのリングネームで活動していた選手で、2011年にスターダムからデビュー。2017年にWWEと契約し2021年まで参戦。帰国後再びスターダムで活動し、2023年8月には無期限活動停止を表明していたところだった。

試合の決着後、カイリは改めてトップロープからビアンカを襲撃。イヨのWWE女子王座防衛を祝う素振りを見せたが、Damage CTRLとの関係やイヨとの関係は未だはっきりとしない。新たなる刺客か、盟友か、日本国内での注目度も高い選手のWWEカミングバックで更に激化するWWE女子戦線から目が離せない。

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