米国発・元?迷惑系Youtuberローガン・ポールがWWEクラウンジュエルでUS王座獲得!
アメリカ時間11月4日、サウジアラビアでWWEのビックイベント・Crown Jewelが行われ、元?迷惑系Youtuberであり格闘家のローガン・ポールがレイ・ミステリオに挑戦、WWE・US王座を獲得した。
Youtuberとしての活動を通して一世を風靡したローガン・ポール。2017年、来日した際に自殺スポットとして知られる富士山麓青木ヶ原樹海を訪れ、自殺者のものとみられる遺体を撮影し、動画をYoutubeにアップロード。その軽率な行動や、同時期にアップロードされた動画での態度や常識の欠如が社会的批判の的となった。そんな記憶も薄れつつあるが、2018年には同じくYoutuberのKSIとアマチュアボクシングで試合を行うなど新たなキャリアを築きはじめており、プロボクシング界デビューののち、メイウェザーとのエキシビションマッチ対戦など着々と存在感を増していたのだった。2021年にはWWEデビューを果たしプロレスラーとしての道も歩み始め、ビックイベントで試合を重ねている。4月のWrestle Maniaでは、ポケモンカードのギネス最高額取引記録、7.5億円で購入した世界に39枚しかない「ポケモンイラストレーター」を身に着けていたことも話題となっている。現在のYoutubeチャンネル登録者数は2360万人で、そのアメリカンスケールの破天荒ぶりは落ち着く気配がない。
現地時間3日に開催されたWWE Smackdownでは本試合の計量が放送され、レイ・ミステリオに「老いぼれ」など暴言を浴びせ、舐めた態度で頭をぽんぽんと叩くなど無礼極まりないローガン。ミステリオも黙ってはなく、乱闘騒ぎとなっていた。
試合では、ローガンは空中戦法を駆使し圧倒的格上に見えるミステリオとの死闘を繰り広げる。ロープに逃げ込み機会を伺っていたローガンは、サントス・エスコバーが回収しそこねたブラスナックルを発見。ミステリオに619からトップロープに登られた絶体絶命の危機にすかさずブラスナックルを装着し応戦、3カウントを奪った。