10・7WWE世界ヘビー級試合に向け中邑真輔が宣戦布告!「世界中から『可哀想』って思われたいもんな?叶えてやる」
現地時間10月2日、WWE RAWがカリフォルニア州サンノゼ・SAPセンターで行われ、中邑真輔がWWE世界ヘビー級王者セス・ロリンズに改めて宣戦布告した。
リング上ではセスと、Smackdown解説者のマイケル・コールが対面。セスは以前に試合で受けたダメージにより複数箇所の腰椎圧迫骨折をしており、「このままではパフォーマンスのレベルを維持できない」と語っていた。コールはセスに、背中の状況も鑑みてリスクを冒してまで中邑の再戦希望にラストマン・スタンディングで応じる理由を尋ねると、セスは「ユニバースたちが俺の歌を歌ってくれるのが大好きなんだ、このリングは妻に出会い娘が生まれた理由でもある」とWWEへの愛を語る。
すると突然大スクリーンの映像が切り替わり、「セス・ロリンズ、お前の戯言は聞き飽きた。もう誰もお前のことなんか信じちゃいない。すべてを企んでいるのは俺か?お前か?背中の傷も同情を集めるための嘘だったか?嘘つきだもんなあ、世界中から『可哀想』って思われたいもんな?叶えてやる。感謝しろ」と映像で宣戦布告すると、映像に向かって納得がいかない様子のセスを背後からキンシャサ奇襲。倒れ込んだセスに映像の中邑が10カウントを刻み始めた。セブンでセスは立ち上がるも、中邑がパイプ椅子で叩きのめす。セスの故障箇所である腰を執拗に攻め続ける中邑。ついには中邑がマイクで10カウントをやや足早に数え、ベルトを奪い取り完全に勝者の風格でリングに立った。
ラストマン・スタンディング形式、WWE世界ヘビー級ベルトを賭けた対戦は現地時間10月7日、インディアナポリスで開催されるWWE Fastlaneで行われる。