【試合詳細】9・27 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 【BBW女子王座】山中絵里奈 with マダムKvs赤井沙希 男色ディーノ&伊橋剛太&アブドーラ小林with 轟もよ子vsベストボディ・ベイダー&諸橋晴也&鈴木悟with ダンカン 谷口智一 with Aimi&高木三四郎vsなべやかん&唐澤志陽 茉莉&石川はるかvs夏葵&荒幡寧々

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『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~Tokyo September 2023~』
日程:2023年9月27日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:500人(札止め)

▼エキシビションマッチ
○アントニオ小猪木(西口)
3-0
●鈴木達也(練習生)、●木庭博光(練習生)、●樋口靖洋(練習生)

<1人目>
○アントニオ小猪木(西口)
3分6秒 腕ひしぎ逆十字固め
●樋口靖洋(練習生)

<2人目>
○アントニオ小猪木(西口)
5分30秒 脇固め
●鈴木達也(練習生)

<3人目>
○アントニオ小猪木(西口)
8分3秒 グラウンド・コブラツイスト
●木庭博光(練習生)

▼大竹仁美デビュー戦・シングルマッチ
○パピヨン朱美(デラべっぴん)
8分4秒 ダイビング・ニードロップ→片エビ固め
●大竹仁美

▼アクトレスガールズ提供公演 Tag match
茉莉/●石川はるか
13分57秒 キューティー・スペシャル
○夏葵/荒幡寧々

▼6人タッグマッチ
○石井慧介(ガン☆プロ)/チェリー(フリー)/榎本高志
10分47秒 高角度バックドロップ→片エビ固め
ライジングHAYATO(全日本/愛媛)/竹林早苗/●水沼太一

▼6人タッグマッチ
[CLUB LUXURY]○ラグジュアリー吉田/大石真翔(DDT)/大和ヒロシ(フリー)
7分42秒 ラグジュアリー・スペシャル
●ゴージャス松野(DDT)/髙梨将弘(DDT)/木村昌嗣

▼タッグマッチ
谷口智一 with Aimi/○高木三四郎(DDT)
9分30秒 スピコリドライバー→片エビ固め
なべやかん/●唐澤志陽

▼アクトレスガールズセクシーボディコンテスト

▼ベストぽっちゃり軍vsダンカンプロレス軍敗者ユニット解散マッチ
[ベストぽっちゃりジャパン]男色ディーノ(DDT)/○伊橋剛太(DDT)/アブドーラ小林(大日本) with 轟もよ子
7分14秒 横入り式エビ固め
[ダンカンプロレス軍団]●ベストボディ・ベイダー/諸橋晴也(フリー)/鈴木悟(フリー) with ダンカン
※ダンカンプロレス軍団が解散決定

▼BBW女子選手権試合
【王者】●山中絵里奈 with マダムK
11分59秒 ケツアル・コアトル
【挑戦者】○赤井沙希(DDT)
※第4代王者が初防衛に失敗。赤井が第5代王者となり、王座返上。

赤井が引退前に初のシングル王座戴冠も即返上!ダンカンプロレス軍団が解散しTPGの遺伝子消滅!アクトレスガールズがセクシーボディコンテストで肉体美を披露!エリナ様がアクトレスとのW所属に

第0試合


 本来であればアントニオ小猪木&鈴木達也vs木庭博光&樋口靖洋という小猪木と練習生3人のタッグマッチが行われる予定であったが、小猪木が「今日は1vs3でやってやりますよ!1vs3で!」と宣言したことで急遽ハンディキャップマッチに。

 小猪木が「3人でかかってこい!」と啖呵を切るも、3人に袋叩きにされると小猪木が「ホントに3人で来るなよ?!1人ずつだよ1人ずつ!」と逆ギレ。小猪木の3人がけのような形で行われることになった。

 まず出ていったのは樋口。
 ロックアップからリストの取り合いとなり、樋口がテイクダウンを奪うも小猪木が即座にヘッドシザースで切り返してクリーンブレイク。小猪木がロックアップを仕掛けるも、樋口がガットショットで止めてボディスラム。
 再び向き合ってロックアップも、小猪木がすぐにヘッドロックから腰投げ。アームロックから脇固めを狙うが、樋口が前転して抜け出しバックマウントを取る。小猪木は足を取って脱出しアキレス腱固め。練習生相手に本気で勝ちに行く大人げない姿に放送席からツッコミが入るも樋口はなんとかロープブレイク。
 樋口がロックアップを仕掛けるも、小猪木が脇固めで組み敷き、腕十字に捕らえると樋口がたまらずタップ。

 続いて出ていったのは鈴木。
 ロックアップから鈴木がヘッドロックに捕らえ腰投げ。小猪木がヘッドシザースで抜け出してクリーンブレイクも、鈴木が突っ込んでいってエルボー連打からドロップキック。さらにボディスラムで叩きつけて体固めも、カバーを返した小猪木が魔性のスリーパーホールド。
 鈴木がなんとかロープに逃れるも、小猪木は弓矢固めから逆片エビ固め。さらにダブルアーム・スープレックスで叩きつける。放送席から「練習生に出す技じゃないですよ?!」とツッコミが入る中、小猪木は構わず腕十字で仕留めにかかるも鈴木は前転して脱出。
 鈴木が突っ込んでヘッドロックに捕らえるも、クラッチを切った小猪木が脇固めで組み伏せてギブアップを奪った。

 最後に出てきたのは木庭。MAKAIに蘆名道三役で出演歴がある木庭は一味違う佇まいでリングに登場。
 ロックアップを仕掛ける小猪木の出足をローキックで潰した木庭がボディスラム。さらに巧みなレスリング力で小猪木のバックを取り続けるも、小猪木がグラウンドコブラで転がしてフォール。木庭がなんとか返すも、小猪木がアームロックで絞り上げる。木庭がその圧倒的パワーで小猪木をぶっこ抜きながら起き上がるも、即座に小猪木がグラウンドコブラで転がして3カウントを奪った。

 試合後にはノーサイド。小猪木は練習生3人の頑張りを讃え、記念撮影を行って退場していった。

第1試合


 松田聖子の『夏の扉』に乗ってフレッシュフレッシュフレーッシュに登場した大竹。10代女子(?)のパピヨンとは世代の違いが浮き彫りに。

 ゴングが鳴るとロックアップから素早いバックの取り合いとなり、パピヨンがリストロックからヘッドロック。さらにヘアホイップで放り捨て、豊田真奈美ばりの「もういっちょ行きま~す!」から2発目のヘアホイップ。3発目を狙うも、大竹がガットショットで阻止しお返しのヘアホイップからコーナーに詰めて顔面踏みつけ。

 怒ったパピヨンはまるで中年男性のような野太い声で「ぶっ殺してやる!」と叫んでボディスラム。2で返されると乙女のようなたおやかな声で「スリーッ!!」とレフェリーに抗議。

 パピヨンがコーナーに振って突っ込んでいくが、大竹はヒザへの低空ドロップキックでカウンター。さらにフロントポーズからサイドポーズ式エルボードロップ。続けてブレーンバスターを狙うが、パピヨンは逆に担ぎ上げてエアプレーンスピン。大盤振る舞いの大回転を見せたパピヨンはふらふらと千鳥足になりながらも全女式体固めで延々とカバーし続けるが大竹はすべて根性でキックアウト。


 パピヨンがロープに振るも、大竹はコルバタで切り返し急角度DDT。さらに「決めんぞォーッ!」と雄たけびを上げてコーナー上からパピヨンの肩の上に乗り高角度回転エビ固めを決めるもカウント2。ならばと再びブレーンバスターを狙うが、パピヨンが「ヴォオオッ!」と中年男性ボイスで雄叫びを上げながら強烈なフィッシャーマン・バスター。さらにコーナートップに上がり、解説席のブル中野さんに見せつけるかのように拝んでから「終わりィッ!」と叫びながらダイビング・ニードロップを投下して3カウントを奪った。

第2試合


 前回大会に引き続きアクトレスリングによる提供試合が実施。
 夏葵と石川でゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い。石川が前宙で抜け出せば夏葵も側転での切り返しを見せ場内が沸く。夏葵がヘッドロックに捕らえ、石川が振り払ってクリーンブレイクも、石川の背後から荒幡が奇襲。

 夏葵&荒幡が合体フェイスクラッシャーを決め、2人でキャメルクラッチで捕らえながら笑顔でポーズ。

 代わる荒幡はヘアホイップ3連発からロープに石川をくくりつけ、エプロンから夏葵がミドルキックを連打。これに合わせて荒幡が串刺しドロップキックを突き刺す合体攻撃からコブラツイストも茉莉がカット。石川はエルボーを連打も、荒幡が強烈なエルボー一発で吹き飛ばして夏葵にタッチ。

 石川は突っ込んで夏葵をコーナーに振ろうとするが、夏葵はカニバサミで倒して石川の顔面からコーナーに突っ込ませる。夏葵はボディスラムを狙うも、着地した石川がお返しのカニバサミから旋回式ヒップドロップを決めて茉莉にタッチ。

 茉莉は夏葵、荒幡をショルダータックルでふっ飛ばし、2人が同時に向かってくるとミドルキックで同時に相手取りドロップキックで2人まとめてふっ飛ばす。さらに茉莉が首投げからサッカーボールキックを見舞うと、夏葵も即座に首投げからのサッカーボールキックでやり返す。交互に撃ち合う意地の張り合いから茉莉がPKを狙うも、かわした夏葵がスクールボーイ。返した茉莉が担ぎ上げてバックフリップを狙うも、夏葵が回転エビ固め。さらにボディスラムで叩きつけて荒幡にタッチ。

 荒幡は茉莉にセントーンを2連打。さらにSTOからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、茉莉が振り払う。荒幡はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、コーナーに飛び乗った茉莉が空対地ミドルキック。さらにバックフリップからマフラーホールドに捕らえ、そのまま腕も極めようとするが寸前で荒幡がロープブレイク。石川にタッチ。

 石川はドロップキックからボディスラムを狙うが、荒幡が逆にボディスラムで叩きつけて夏葵にタッチ。

 夏葵が串刺しドロップキックを見舞い、荒幡がセントーンで追撃。夏葵がフットスタンプを見舞ってからロープに飛ぶが、茉莉が飛び込んできてカウンターのトラースキック。援護を受けた石川がへそで投げる高角度バックドロップからストレッチプラム。カットに来た荒幡は茉莉がマフラーホールドで捕らえてサブミッションの競演。


 石川は必殺のリバーススプラッシュを投下も、夏葵が剣山で迎撃。ロープに飛んだ夏葵がジャンピングニーを叩き込み、ニーアッパーからハイキック。最後はキューティー・スペシャルで叩きつけて3カウントを奪った。

第3試合


 榎本と水沼の生え抜き男子同士の対面でゴング。ロックアップからリストの取り合いとなり、水沼がヘッドロックからショルダータックル。ロープに飛ぶも榎本がドロップキックで迎撃し両者タッチ。

 チェリーと竹林の対面となると、チェリーが手4つを求めるも竹林が応じようとすると左右の手を交互に上げて翻弄。さらにつま先をゲシゲシと踏みつけてリストロック。竹林は華麗な側転で切り返しドロップキック。さらにHAYATOを呼び込んで2人でロープに振ろうとするが、チェリーが振り返し際に2人の攻撃を誤爆させ、竹林の上にHAYATOをかぶせて2人にまとめてフットスタンプ。石井にタッチ。

 石井は、軟体の竹林で無ければ背骨が折れているであろう急角度の逆片エビ固めで絞り上げ、さらにチェリーがキャメルクラッチで捕らえる中で石井&榎本が竹林の顔面を踏みつける。これには竹林ファンが数多く駆けつけている場内からブーイングが起きる。
 石井がボディスラムで叩きつけてロープに振るも、竹林は石井のエルボーをくぐって走りドロップキックをぶち込んでHAYATOにタッチ。

 HAYATOは倒れた石井を踏み台に相手コーナーに控えるチェリー&榎本にドロップキック。さらにランニングバックエルボーからファルコンアローで叩きつけ、ライオンサルトを発射も石井が回避。HAYATOは着地して見せるも、石井が起き上がり際の延髄斬り。両者タッチ。

 チェリーと竹林の対面となると、突っ込んでくる竹林に対してチェリーがスライディングしながら足払いをかけ、そのまま足4の字固め。これをロープブレイクされるとチェリーがロープに飛ぶが、エプロンからHAYATOが捕縛。竹林がロープに飛ぶと石井がエプロンから捕縛。石井とHAYATOが口論になり、HAYATOが「せーので離そう」と提案。しかし、「せーの!」で離したのは石井のみ。

 開放された竹林がチェリーに串刺しドロップキックを見舞い、619からY字バランス式ギロチンドロップ。さらに得意のフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを狙うが、振り払ったチェリーがバックスピンキックからドロップキック。さらにダブルリストアームサルトから熟女でドーン!を発射も、竹林がかわしてフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。水沼にタッチ。

 水沼はランニングエルボーを発射も、チェリーが両腕でガードし返す刀でボディへのエルボー。さらに「どっこいしょ!」と大外刈で叩きつけ、石井にタッチ。

 石井はチェリー、榎本と3人でトレイン攻撃。榎本の野球チョップ、チェリーの熟女でドーン!、石井のランニング・ビッグブートが立て続けに決まるもHAYATOがカット。

 水沼は逆水平チョップを連打していくも、石井には全く効かず。ならばと水沼はタイツを引き下げてセクシーなブーメランパンツ一丁になりパワーアップ。石井のチョップを受けても雄叫びを上げながらチョップで打ち返し、生尻を強調しながらのスクールボーイ。さらに生尻ヒップアタックで石井を倒し、さらにロープに飛んでランニング・生尻ヒップアタックを発射するが、石井がキャッチしてそのまま急角度バックドロップで叩きつけて3カウントを奪った。

第4試合


 4日前に君津市市議会議員に当選したばかりの大和は、白手袋をはめてにこやかに登場。笑顔で観客席に座る有権者の皆様と握手を交わしている中で大石がイスで松野をぶん殴って奇襲。
 試合が始まっても大和は握手周りを続けていたが、大石に呼び込まれると我に返ってリングイン。松野をカミカゼで叩きつけようとするが、着地した松野がロープに飛んでフライング・クロスチョップ。木村にタッチ。

 木村はチョップを見舞っていくが、大和がランニングエルボーでなぎ倒して大石にタッチ。
 大石はサーフボードストレッチからカーブストンプ。さらに手首のバンテージを剥がして木村の首を絞め上げつつ吉田にタッチ。

 大石が木村の顔面を踏みつけて縫い留める中、吉田がフロントポーズ式ボディプレス。木村がチョップで猛反撃するも、前BBW無差別級王者を倒すには至らず。吉田がエルボー連打で押し切って大和にタッチ。

 大和はスライディングXから大石にタッチ。
 大石は大和にイスを渡して凶器攻撃を要求。新人議員による人道に外れた攻撃が見られるものと場内の期待が高まる中、大和は「やるわけねーだろ!」とイスを放り捨てる。

 その隙を見逃さず木村が大石にエルボーを連打していくが、大石がナックルで顔面を殴打。さらに組み付いていくが、木村が河津落としで切り返して高梨にタッチ。

 高梨が出てくると大石&大和が2人で飛びかかるが、高梨は2人の鼻をつまみ上げて動きを封じ、大石が放った蹴りをキャッチして大和にぶつける。さらに大和を大石に投げつけ、キャッチした大石にナックルを見舞って倒すことで大石が大和をDDTで突き刺したような形で倒すテクニカルな攻撃で翻弄。
 さらに高梨がタカタニックを狙うが、振り払った大石が顔面にツバを吐きかけて目潰しし、チンクラッシャーで追撃して吉田にタッチ。

 吉田は高梨にエルボー連打でコーナーに追い込み、CLUB LUXURY総出のトレイン攻撃から吉田&大和がダブルブレーンバスターを狙う。着地した高梨が大和のエルボーを吉田に誤爆させ、松野にタッチ。

 松野が出てくると大石&大和が2人がかりで串刺し攻撃を狙うが、松野がブーメランアタックで2人まとめてなぎ倒す。さらに大石&吉田をロープ際に並べて619を叩き込み、吉田にゴージャススーパースターエルボーを見舞うフェイントからの腕十字。これを大石&大和にカットされると松野が再びゴージャススーパースターエルボーを狙うも、大石がイス攻撃でカット。

 半死半生の松野を吉田がラグジュアリー・スペシャル(※サイドポーズ式リバース・インディアン・デスロック)で捕らえてギブアップを奪った。

 試合後もCLUB LUXURYの面々は荒ぶって松野を袋叩きに。大石に促された大和が悩みに悩みながらイスを振り上げるが、突如プライベートで観戦に訪れていた遠藤哲哉がリングに登場。2人にハンドスプリング式オーバーヘッドキックを見舞って松野を救出する。

遠藤「松野さん!大丈夫ですか?!」
松野「痛いよ……」
遠藤「オイ!お前らなにやってんだよこんな老人相手によ!松野さんはもう還暦過ぎてんだよ!レジェンドクラスなんだよ!ウチの親父とタメなんだよ!俺はオメーらみたいな汚い奴が一番大嫌いんだよ!次のベストボディ・ジャパンプロレス!俺とゴージャス松野……ゴジャ哲でお前らとやってやるよこの野郎!」
松野「遠藤は宮城、俺は福島。強い絆で結ばれてんだよこの野郎。東北の俺たちが組めば怖くなんて無いんだよ。次回、ベストボディ・ジャパンプロレスのリングでお前ら沈めてやる!覚えてろこの野郎!」

 松野がさらに挑発の言葉を吐こうとするも、中々言葉が出てこずモゴモゴしている間に松野の曲がかかってしまったため、遠藤と記念撮影を行って退場していった。

第5試合


 毎回入場曲が変わっている気がする唐澤はYOASOBIの『アイドル』に乗ってガンギまった笑顔を浮かべて踊り狂いながら入場。
 さらに高木が入場時に観衆と「1!2!3!FIRE!」を叫んで満足気な様子も、谷口がAimiさんを肩に載せて入場してくると目の色を変えて「Aimiさん!頑張るからね!」と猛アピール。Aimiさんが微笑みながら大人の対応でかわし、谷口とやかんの対面でゴング。

 谷口がロックアップを仕掛けようとするもやかんはローリングでかわして挑発し、突っ込んできた谷口にカウンターのドロップキックを見舞う。谷口は倒れず耐えてショルダータックル。さらにボディスラムを狙うも、やかんがスクールボーイで切り返し、クリーンに離れて両者タッチ。

 高木が「プロレスやるぞ!プロレスーッ!」と元気よく突っ込んでいくも、唐澤がことごとくローキックで出鼻をくじく。高木がチョップを打ち込んでいくと唐澤もミドルキックで反撃してなぎ倒すが、高木はボディスラムからエルボードロップ。さらに場外戦に持ち込み、「外行くぞ!外!」と新宿FACE路上プロレスを展開しようとするも、BBJスタッフにガチ目に止められたため断念。

 高木はやかんにエプロンパイルドライバーを狙うが、やかんがローブローで脱出。テーブル席からダイビング・クロスボディを放って逆転。リングに戻すも、高木がスタナーを見舞って再逆転し谷口にタッチ。

 谷口はボディスラムで叩きつけ、逆水平チョップを連打。やかんはエルボーで反撃していくも、谷口は軽々とブレーンバスターの体勢で担ぎ上げ、リングを一周行進してから叩きつけ高木にタッチ。


 高木はコーナーに上がり観客を煽りに煽ってからドラゴンリングイン。案の定やかんに迎撃される。やかんのセントーン2連発から唐澤のランバーソムデート直伝ランニングローキックが炸裂。さらに2人で合体ブレーンバスターで叩きつけるも、谷口が救出してダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。

 谷口がやかんを、高木が唐澤を担ぎ上げてアルゼンチン・バックブリーカーの競演。2人でスクワットをしてみせるが、高木が腰痛を訴えて早々に諦める。

 谷口が「高木さん、決めましょう!」と呼びかけるも、高木は「決めるのは俺じゃない!Aimiちゃん、カモン!」とAimiさんをリングに呼び込む。

 Aimiさんは見事な見栄を切ってからやかんの腹部に正拳突きを叩き込み、最後は高木がスピコリドライバーを決めて3カウントを奪った。

高木「アンタらすごかったよ。またやろうな!谷口社長……いや、会長!今日はどうもありがとうございました!でも、1つだけ言わせてください。なんで谷口会長だけ…… with Aimiちゃんなんですか?!おかしいだろ!権力を傘に着てそういうのよくないと思います!会長!ベストボディ・ジャパンプロレス、5周年おめでとうございます!プロレスへの情熱を忘れずに、こうやって新たな団体を立ち上げて俺は嬉しく思います!本当に素晴らしい!1つだけ言わせてください。俺、この団体メッチャ気に入ったよ。また上がってもいいですか?!(※観衆が歓声で肯定)でも!次試合するときは……Aimiちゃんはわかりましたよ。もう忘れます。ベストボディ・ジャパンコンテストに出た方、どなたか希望者を with で付けてください!(※観客席の女性がさっと手を挙げる)おーっ!そこにいた!気持ちはわかるけど一般公募だからね。よろしくお願いします!」
谷口「いきなりの with 欲しい発言。まあ、あの、僕と高木社長の関係性を知らない方への説明なんですけど、30歳のときにDDTプロレスからデビューさせていただいたときの第社長で、私の恩師です。前回の5周年大会に出ていただけなくて、2ヶ月遅れで出ていただいたんですけど、まさかプロレスの話じゃなくて with を付けろという……。ある意味高木社長らしいなと思ってちょっと安心しました(笑)先程こちらの美女が立候補してくれたんですが、ここは公平に事務局の方から、公式サイトやSNSで高木社長の with になりたい方を募集しますので、是非立候補ください」
高木「(※観客席で男性客たちがこぞって手を挙げるのを見て)お前男やないか?!なんで男ばっかりなんだよ?!男ばっかりですよ!」
谷口「まだ3試合ほど続きますので、皆さん楽しんでいってください!今日はありがとうございました!」

 記念撮影の後に高木がAimiさんに抱きつこうとするも、Aimiさんが一切の無駄のない最低限の動きでかわす底知れなさを見せ、谷口とともに退場していった。

第6試合(アクトレスガールズ セクシーボディコンテスト)


 アクトレスガールズたちによるセクシーボディコンテストが開催。出場したのは入江彩乃、皇希、後藤智香、才原茉莉乃、汐月なぎさ、CHIAKI、夏葵、福永莉子、松井珠紗の9名。

 まずはフロントポーズ、サイドポーズ、バックポーズの規定ポーズ審査。
 続けてフリーポーズ審査へ。


 1番の入江は妖艶な流し目で観衆を魅了し、扇子を使ったポージングで観衆を沸かせる。


 2番の皇希がすらりと長い足を強調するセクシーなポーズを取っていると、興奮してエプロンに上がってきて写真を撮り始める厄介な客が登場……したかと思われたがその正体はアレン。
 皇希は優しくリング内に招き入れたかと思いきや、ロープに振ってラリアットで叩き伏せるというパフォーマンスを見せる。


 3番の後藤は本職のグラビアアイドルとしての本領を発揮し、その長い脚と美尻を強調するR15指定が付きそうなセクシーポーズ。最後は“あっちかこっちかごちか”のポーズで締める。


 4番の才原はアメコミチックなマイティーなポーズからスーパーヒーロー着地も見せ力強さをアピール。


 5番の汐月は正統派グラビアポーズから笑顔で観衆に手を振ってアピール。


 6番のCHIAKIは曲線的なポーズから艶やかにハイヒールを脱いでセクシーさをアピール……したかと思いきやこれは戦闘準備。またもアレンがリングに呼び込まれ、CHIAKIがアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げながら会場四方にアピールしてみせた。


 7番の夏葵はバックボーンに持つバレエのポーズでアピール。指先まで神経を通らせた無駄のない動きを魅せ、第2試合でも勝ち星を挙げていた夏葵に観衆は大歓声を送る。


 8番の福永は正統派グラビアポーズからググっと身体を絞ってゴルフスイングのポーズ。これにはゴルフに一家言持つ解説席のブル中野さんも大興奮。


 9番の松井はたおやかな寝そべりポーズからおみ足を強調しながらヒールを脱ぎ、見事なブリッジを披露。最後は笑顔の正統派グラビアポーズで締めた。

 メインイベント前に結果発表が行われることとなり、全選手退場。

第7試合


 ダンカンプロレス軍団とベストぽっちゃりジャパンのユニット解散をかけた最終決戦。ぽっちゃり軍は轟もよ子を助っ人に呼び、ダンカン軍はダンカン総帥自ら出陣して指揮を執る。

 ゴングを待たずにダンカン軍が奇襲して伊橋を袋叩きに。止めに来たレフェリーにも意図的な誤爆を見舞って失神させてしまい試合開始10秒でリング上は無法地帯に。

 ダンカン総帥が伊橋を羽交い締めにして諸橋がエルボーを見舞っていくが、ロープに飛んだところでもよ子が足払いをかけて場外に引きずり出すアシスト。
 リング内に1人取り残されたダンカン総帥は命乞いをするも、伊橋がその豊満なお腹にダンカン総帥の顔を押し付けて窒息寸前まで追い込む。

 ディーノが「こんなんじゃ終わらせられねえよなあ?」とタイツを引き下げてコーナー上で地獄門を開門。さらにアブ小もタイツを脱いでディーノの上に乗って二連地獄門。伊橋が2人のアナルへ交互にダンカン総帥の顔を突っ込ませるとダンカン総帥は失神。

 勢いづくぽっちゃり軍は鈴木&ベイダーも地獄門の餌食としようとするが、2人は必死の抵抗の末に2人がかりでアブ小をコーナー上から投げ落とす。しかし、伊橋が即座にダブルラリアットでなぎ倒して主導権を握らせず。

 アブ小は鈴木にウエスタンラリアットを見舞って「ウィーーッ!」と雄たけび。さらに滾ってからカモイェを叩き込み、バカチンガー・エルボーを投下も鈴木が回避。鈴木がフロントハイキックを見舞って怯ませボディスラムを狙うも中々上がらず。「重いんだよ!」と心の叫びからなんとか投げきって両者タッチ。

 伊橋とベイダーの対面となるも、ベイダーは諸橋とともに2人がかりで伊橋を蹴りつけ、顔面へのダブルドロップキック。ベイダーが必殺のスワンダイブ式スワントーンボムを狙うが、ディーノが雪崩式男色スタナーで迎撃。

 諸橋が救援に来るも、ディーノが男色クローで捕獲。諸橋が股間に力をみなぎらせて逆にディーノにダメージを与えていくが、アブ小も加わって2人での男色クローからダブルの男色スープレックス。
 援護射撃を受けた伊橋が必殺のムーンサルト・プレスを投下も、ベイダーにかわされて自爆。ベイダーがラ・マヒストラルもカウント2。

 ベイダーが伊橋を羽交い締めにする中、諸橋がロープに飛ぶ。しかし、またもやもよ子が足を引いて転ばせカット。

 ここでダンカン総帥がアイアンフィンガーフロムヘルを装着してリング上へ。伊橋をさんざん脅かしてから地獄突きを発射するが、これがベイダーに誤爆。

 すかさずディーノが飛び込んできてダンカン総帥にリップロック。失神しそうになるダンカン総帥をベイダーが慌てて助けに行くが、その隙をついた伊橋が背後からスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

 納得の行かないダンカンプロレス軍団は伊橋を袋叩きにしていくが、ダンカン総帥がマイクを取って攻撃をやめさせる。

ダンカン総帥「クソーッ!ンナローッ!ダンカンプロレス軍団、なんだこのザマは!……まあ、もうボロボロだよ。ジャニーズ事務所と同じ状態だよ。分かった分かった。こうなったからには腹括ろう。ダンカンプロレス軍団、今日限り解散ッ!いつかな、もっとスゴいメンバー揃えて復活すっからな!帰るぞオラッ!」

(※ダンカン総帥が軍団を引き連れて退場。ぽっちゃり軍がリングに残される)

ディーノ「最後まで潔い奴らだったな。だが、勝ったのはベストぽっちゃり軍だ!ベストぽっちゃり軍はまだまだ勢力を拡大する。おい、もよ子。上がってくれ」
もよ子「(※小声で)よいしょっ」
ディーノ「リングに上がるときも『よいしょ』って言うくらい良いぽっちゃりだ!ちょっと高いところに上がるときに『よいしょ』って言うようになったらオメーはぽっちゃりだ。これからはテメーも一緒にぽっちゃりとしてやっていこうぜ」
もよ子「……気持ちは嬉しいけど、ありがとね?ご存じの方もいると思いますけど、私はアクトレスガールズ所属の女優ッ!ブルドーザー轟よ!(※もよ子が綾波レイのカツラを脱ぎ捨ててブルドーザー轟となる)」
轟「アンタたちとは住む世界が違うの!ブッサイクだなあ!なんだお前は!アァ?!お前らなあ、ブスだろ!お前(アブ小)なんかよ!こってりマシマシラーメン野郎!お前(ディーノ)はカルピスを原液で飲む野郎!お前(伊橋)スッゲェ腹だなあ!お前はチーズ牛丼チーズマシマシ高血圧野郎だ!(※自らディーノの手を取って自らの身体にあてがう)いやっ!ちょっと!やっ!どこ触ってんの?!」
ディーノ「えぇぇぇ~~っ?!」
轟「今触りましたよね?!ちょっと!なにそれ!やらしい!や~らしぃ~!私のワガママボディ、そんな目で見てるの……?」
ディーノ「えぇ……」
轟「ちょっと!ベストボディ・ジャパンの皆さん!聞いてください!こんな奴らより、次の新宿FACEは私のカード組みなさいよ!皆さん!見に来てください♪」

 轟が上機嫌で去っていき、残されたぽっちゃり男子たちは狐につままれたような様子でトボトボと退場。

アクトレスガールズ セクシーボディコンテスト結果発表


グランプリ:夏葵
準グランプリ:入江彩乃
第3位:福永莉子
第4位:皇希
第5位:後藤智香

 このコンテスト上位5名は10月21日(土)ベストボディ・ジャパン2023ジャンル別&職業別東日本大会のアクトレス部門(仮)に出場。そこでの優勝者を含め上位入賞者3名が11月19日(日)に両国国技館で行われるベストボディ・ジャパン2023日本大会への出場が決定する。

第8試合


 エリナ様は実母のマダムKとともに入場するも、セコンドには付かせず真の1vs1で正々堂々と闘うことを言外にアピール。

 ロックアップからエリナ様がリストロックに捕らえ、ロープに振る。エリナ様は前後開脚など華麗な動きで赤井の攻撃をかわしながら走らせ、ドロップキックを発射も赤井が回避。赤井がリストロックに捕らえてコーナーに振り串刺し攻撃を狙うが、かわしたエリナ様がXファクター。さらにブロンコバスターを見舞ってから妖艶に腰を振る。

 エリナ様は、赤井にリスペクトを込めた掟破りのプラチナムロック。これをブレイクされるとエリナ様は愛用のムチを手に取るも、しばらく迷った末に投げ捨てて正々堂々の闘いにこだわる。

 エリナ様はM.D.M.Aを狙うが、赤井がリバースしてブレーンバスター。さらにサッカーボールキック、串刺しフロントハイキック、ランニング・ミドルキックと連撃し本家本元のプラチナムロック。

 これをブレイクしたエリナ様は赤井と額を突き合わせて睨み合い、エルボーを連打。赤井がロープに飛ぶとエリナ様が追走バックエルボー。エリナ様がロープに飛ぶと赤井が追走ビッグブート。赤井が再びロープに飛ぶと、エリナ様がカウンターのスタンド式シャイニング・ウィザード。

 エリナ様は毎回上がるコーナーを変えつつミサイルキック4連発。さらにコーナーに上っていくが、赤井が追いすがって雪崩式ブレーンバスター。

 赤井は串刺しフロントハイキックから場外に放り出し、エプロンを駆けて空対地サッカーボールキック。リングに放り込んで挑発的に顔面を小刻みに蹴りつけていくと、エリナ様は雄叫びを上げて起き上がりエルボー連打。赤井もエルボー連打で応戦しジャンピングエルボー。

 赤井は新人賞を発射も、これをかわしたエリナ様がバックラッシュ。さらにM.D.M.Aを狙うが、振り払った赤井がハイキック。さらにバズソーキックを叩き込んで引き起こすが、エリナ様は折れずにエルボーの猛連打。エリナ様は赤井のハイキックをしゃがんでかわすが、これは罠。赤井がそのまま絡みついて「イキマース!」からのケツアル・コアトルを決めて3カウントを奪った。

赤井「エリナ様、今日はセコンドも付けず、凶器も持たず、エリナ様じゃなくて、1山中絵里奈として私の前に立って試合してくれて本当にありがとう。私は11月の両国でプロレスラーを引退します。そして、今日で私は最後のベストボディ・プロレス参戦になります。そこで、エリナ様とこうやって1vs1で勝負ができて本当に良かったです。プロレスラーになってくれて、本当にありがとう!」
エリナ様「(※号泣しながら)赤井さん、いつもキレイで、ここにいても、この距離にいても、いつも遠いところにおるなって思ってました。でも、今日はなんかシングルマッチ、タイトルマッチさせえもらって、全然遠いけど、やっとちゃんと面と向かってプロレスラーとして対角に立たせてもらったかなって思ってます。試合するたびに、『自分はなんて弱いんやろ』って思って、『赤井さんみたいに強くなれたらな』って思ってました。11月12日でプロレスを辞める沙希さん。リングにいる沙希さんを見られへんっていうのは、すごい寂しいです。でも、多分違う場所で今までと同じように、もっともっと輝いていかはるんやろなと思います。ずっと応援してますし、私も負けへんようにリングの上で輝いて、誰かにいつかそういう風に思ってもらえる選手になれたらと思ってこれからも頑張ります。今日は……今まで、本当にありがとうございましたっ!」

赤井「エリナ様、ありがとう。今日そういう思いで試合をしていたのは、闘っていてすごく感じました。このベルトもかけてくれたの、それがエリナ様の覚悟だって。でも、自分はエリナ様とシングルがしたかっただけで、このベルトを狙っていたわけや無かったです。なので……会長!(※谷口が花束を持ってリングに登場)会長、私、このベルト、今日獲ったんですけど、このベルトはこれから続ける人が競い合っていくものだと思うので、今日ここで返上させていただきます。それが筋だと思っています。いかがでしょうか」

谷口「赤井さん、まずは新王座おめでとうございます。2018年にベストボディ・ジャパンプロレスを設立してからずっとレギュラー参戦してくださっていて。もっと早く獲っていただきたいという思いはあったんですけど、今日引退が決まったあとのタイトルマッチとなってしまって。見事第5代王座を獲ったんですが、引退発表のあとということで返上。本当に残念なんですが、仕方ないです。でも、引退までの10年間、芸能界でモデルとしても活躍されながら、プロレス界では誰が見てもトップレベルの美人ですから、いい意味でも悪い意味でも、容姿が良すぎて色々言われた面もあると思うんです。そんな中、見事なファイトで10年間駆け抜けてきて、本当に素晴らしかったと思いますし、本当にお疲れ様でした!このお礼を花束という形でしかお伝えできないんですが、感謝の気持で花束を贈らせていただきます」

(※谷口会長から花束贈呈)

赤井「本当にベストボディ・プロレスに参戦させていただいて、普通じゃ経験できないことをたくさん経験させていただきました。最後の参戦なので、皆さんと一緒に記念写真を撮りたいんですが、よろしいでしょうか?今日参戦した選手の皆さん、よろしければリングに来てください。(※選手たちがリングサイドに集合)皆さん、本当にベストボディはどんどん輝きを増していくと思います。皆さん是非目を離さないでください!今日は最後、特別に私が締めさせていただきたいと思います。それでは準備は大丈夫ですか?行きます!B!B!J!ありがとうございましたっ!」


<大会後コメント>

赤井沙希
――見事王座戴冠を果たしました。試合を振り返っていかがですか
「私は悪くて魅せられる女が好きなので、エリナ様のことはずっと自分が参戦してから気になって同じ試合に出ていなくとも見ていたので、今日こうして自分がラストのベストボディ・プロレス参戦のときにシングルが出来て本当によかったと思います。正直、エリナ様と試合ができるならなんでもよかったんですけど、エリナ様の覚悟というものがこのベルトをかけるということだったので、結果自分のもとにこうやってベルトが……キャリア10年の中で初めて巻いたので、そこはやっててよかったって。ベストボディ・プロレス参戦しててよかったと思いました。ベストボディ・プロレスは、見た目はキラキラしてると思うんですけど、皆さんたくさん努力されている方集合体なので、これからどんどん進化していくと思います。なので、皆さんこれからベストボディから目を離さないでください」

――今だけは2つの6人タッグ王座も含めて三冠王ですが、今のお気持ちは
「自分のプロレス人生でまさか、何冠ってなると思わなくて。それが三冠になって、そのうちの1つが自分の力でこうやってシングルのベルトを獲れると思っていなかったので。ただ、自分のシングルのベルトとは言え、今まで闘ったり組んだりしてくださった皆さんのおかげだと思っているので。そして今日対峙してくれたエリナ様のおかげで自分も磨き上げられたと思うので、皆さんのおかげです。そして一番はファンの皆さんが自分の背中を押してくれました。ありがとうございました」

谷口智一会長&茉莉&山中絵里奈
谷口「山中絵里奈選手の、ベストボディ・ジャパンプロレスとアクトレスガールズのW所属をこの場を借りて発表させていただきたいと思います」

――W所属になるまでの経緯は
茉莉「前回出させていただいて、同じエンターテインメントとして広い世界でプロレスを表現する団体というか、表現する者同士でもっと新しいことが出来るのではないかということで話をさせていただいて、今回エリナ選手をW所属としてアクトレスガールズにも上がっていただいて、さらに広くエンターテインメントを出来るのではないかと、1歩、2歩踏み出したいと思い谷口さんとも話をして決めさせていただきました」

――山中選手、アクトレスのリングではBBJとはまた違ったものを表現することになると思いますが、アクトレス所属に向けての意気込みを
エリナ様「試合させていただいた赤井選手も11月でプロレスラーを引退されて、新たなステージに踏み出します。今日、赤井選手に私の背中を押していただいて、今ベストボディ・ジャパンプロレスにいるだけでは何も変わっていかないので、アクトレスガールズとベストボディ・ジャパンプロレスの二団体所属をさせていただいて、新たな自分を切り拓いていきたいと考えています」

――アクトレスガールズでの目標は
エリナ様「アクトレスリングを見させていただいて、1人1人の選手がすごく輝いているのを目の当たりにしました。その中で誰にも負けないような輝きをアクトレスリングで私も放ちたいと思います」

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