SmackDownでWWE女子王座を賭けた初の日本人女子王座戦!『天空の逸材』イヨ・スカイが防衛に成功!
WWE SmackDownが現地時間9月22日にアリゾナ州デザート・ダイヤモンド・アリーナで行われ、WWE女子王座を賭けたイヨ・スカイとアスカの日本人対戦が実現。イヨ・スカイが王座を防衛した。
解説者は「アスカのキャリアで最も重要と言っていい戦い」と前評判で、「イヨの姉ミオ(紫雷美央)がかつてアスカとタッグパートナーであった縁もある」など、二人の切っても切れない縁を過去まで遡って解説し、夢の日本人対決への期待を高めた。そんな中両選手が入場。過去7回のWWE女子チャンピオンに輝いたシャーロット・フレアもリングサイドに現れ見守る中、ゴングが鳴った。
試合は早速互いがフォールを取ってはワン、ツーで返し合う激戦となり、セカンドロープからなだれ込んでは場外まで追いかけ合う。中盤にはイヨのトップロープから2度のミサイルキックが連続で決まるが、アスカもスーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)で応戦、グラウンドで固める展開へと持ち込む。アスカはギブアップを狙って絞め上げるが、イヨのセコンドをしていたDamage CTRLのメンバー、ベイリーがイヨの足をサードロープまで引き寄せてブレイクを取ろうとする一幕も。これにはシャーロットが激怒しリングサイドでパンチを一発お見舞いしてみせた。
試合は「ジーニアス・オブ・スカイ(天空の逸材)!」と解説がイヨの二つ名を叫ぶ中、トップロープからムーンサルト・プレスを決めたイヨが勝利した。
試合後バックステージでイヨは、「私は最高にハッピー、なぜならアスカをブチのめしたから!」とインタビューに答え、Damage CTRLの面々もアスカの決めセリフ"No one is ready for ASUKA"をもじって「She wasn't ready!(彼女が準備できてなかったんじゃない!)」とご機嫌の様子だったが、突然試合に現れたシャーロットについて尋ねられると、ベイリーは「帝王(アスカ)と天空の逸材(イヨ)のフェアな試合に何の関係もなく現れて、あいつを黙らせてやる必要があるわ、来週がちょうどいいんじゃないかしら」と激怒。イヨをその対戦相手に指名しようとする素振りも見せたが、考えありげに「イヨの祝勝会をするからもうこれくらいにして」と去っていった。