【試合詳細】9・2 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&咲蘭vsダーク・シルエタ&弓李 柳川澄樺&神姫楽ミサvs杏ちゃむ&しのせ愛梨紗 海乃月雫vs古河奈苗 トトロさつきvs緑野アミサ

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『アイスリボン1298』
日程:2023年9月2日(土)
開始:11:30
会場:アイスリボン道場
観衆:41人

▼シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき
6分27秒 ラリアット→片エビ固め
●緑野アミサ

▼シングルマッチ10分1本勝負
△海乃月雫
10分0秒 時間切れ引き分け
△古川奈苗

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[1111]○柳川澄樺/神姫楽ミサ(JTO)
14分21秒 1010→片エビ固め
杏ちゃむ(信州ガールズ)/●しのせ愛梨紗

▼タッグマッチ20分1本勝負
星いぶき/●咲蘭
15分36秒 スモールパッケージホールド
ダーク・シルエタ(CMLL)/○弓李

シルエタが怖くて泣いてしまった咲蘭を弓李が丸め込んで勝利し「まだまだ若い者たちには負けていられません!」リボンタッグ王者として道場マッチに凱旋した1111が“ホーム”で快勝!

第1試合

楓歩の欠場により急遽、参戦が決まった緑野アミサは過去に2度、ブルドーザー亜未沙のリングネームでアイスリボンに参戦。初参戦となった22年1月15日『1172』大会以来のトトロとのシングル再戦に挑んだ。ゴングと同時に激しいタックルのぶつかり合いが展開され、先にトトロが打ち倒すも、緑野もトトロを打ち倒す。さらに緑野はタックルで倒した後、トトロの肩口にクロー攻撃、変形サーフボードから低空クロスボディでカバー。キックアウトされるも続けて低空クロスボディを決めるもトトロがいずれもカウント2で返す。さらに串刺しボディアタックを決めた緑野だが、トトロも切り返しの串刺しラリアットからボディプレスでカバーもカウント2。続けて緑野をエプロン際に寝かせて踏みつけたトトロはコーナーでのチョーク攻撃からファイヤーマンズキャリーを狙う。踏ん張ってこらえた緑野はエルボーで反撃。トトロも打ち返し、エルボー合戦へ。トトロが追いこむも、緑野がタイムを要求。コーナーに戻ると入場時に肩に掛けていたおにぎり型のポシェットから特大おにぎりを出すと、いきなり食べ始めた。これでパワーアップした緑野はエルボー連打からタックルを決め、倒れたトトロを何度も踏みつけながらのロープワークからボディプレス。カバーに入るもカウント2。さらにギロチンドロップからカバーもカウント2。勢いに乗った緑野がロープに飛ぶもトトロがカウンターのラリアットで粉砕。カウント2で返した緑野だが、起き上がたところにトトロが飛び込みラリアットを叩き込み、カウント3を奪った。試合後、緑野のポシェットから特大おにぎりを取り出したトトロは、そのおにぎりを掲げながら歓声に応えた。

第2試合

8月26日後楽園ホール大会でのイリミネーションマッチでデビューした古川は、いきなり同じデビュー組の小池、花屋から連続でギブアップを奪う大殊勲をモノにした。デビュー第2戦、初の道場マッチの相手は海乃。海乃はチャイナドレスにオープンフィンガーグローブで登場。
試合はロックアップでスタート。古川がロープに押し込むも逃れた海乃は古川のバックを取る。古川もバックを取り返すが、逃れた海乃はローキックの連打から古川の腕を取る。さらにヘッドロックから古川をグランドに誘う。切り返しの攻防から上を取った海乃がマウントポジションを取る。古川が反転するが、これに合わせて海乃がフェイスロック、ボディシザーズで反転。逃れた古川にがぶる海乃。再度、バックに回り込んでボディシザーズ。ロープに逃れた古川。ヘッドロックを取った海乃がそのままグランドヘッドロック、さらに首4の字を決める。首4の字から反転して古川の頭部をガンガンとマットに打ち付けた海乃がグランドヘッドロックからバックを取る。下になった古川が海乃の髪を掴んで引き倒す。馬乗りエルボーの連打に出るも反転した海乃の馬乗りエルボーを浴びてしまう。逆エビ固めを狙う海乃。すぐにロープに逃れた古川だが、ロープにもたれたところを海乃がストンピングであおる。古川をコーナーに押し込み絞め上げる海乃。古川はトーキックで反撃すると、ロープに逆さに絡みついての両足で海乃の腕をフルネルソンに決めて絞め上げる。リング中央に戻った古川はハンマーを連打し海乃を倒しカバーに入るもカウント2。海乃の腰にサマーソルトを決めた古川はカウンターのハンマーからカバーもカウント2。再びサマーソルトを決め腕ひしぎ十字固めを狙う古川。反転して立ち上がった海乃に三角絞め。しのいだ海乃が変形STFも古川がロープに逃れる。エルボー合戦から打ち勝った古川がグランドで変形の腕ひしぎ十字固め。がっちり決まるもここで10分時間切れとなり、試合はドローに終わった。
試合後、マイクを手にした海乃は「3ヵ月でこれ、すごくないですか?」と笑顔で古川の頑張りを称え、「今日、私は勝負を決めずに10分間、動いてもらおうと思っていました。よく頑張りました。お疲れ様です。冷や汗かいた!最後、決まるかと思った!これからチャレンジャーたちが道場マッチに出るときは私が相手をしたいと思います。で、今日と一緒で10分間動いてもらう。ということで10分間勝負やります。何本取っても取られても10分間やります。奈苗、あんた兎座の(舞台の)稽古あるんでしょ?10月頭まで本番があるんで、しばらく参戦ができないんですよ。終わったら挑戦しますか?(古川が「します!皆さん、覚えておいてください!」と即答すると)そしたら次出るとき、タッグ組みませんか?」と古川とのタッグを打診。古川も「もちろん!よろしくお願いします!」と返し、10月以降の大会で海乃と古川のタッグ結成が決まった。

第3試合

8月26日後楽園ホール大会で第60代リボンタッグ王者となった柳川&神姫楽の『1111』が道場マッチに凱旋。楓歩の欠場により、杏ちゃむのパートナーはしのせに変更となった。試合前、しのせが執拗に『1111』に握手を求めるも、例によって『1111』は拒否。「挨拶は大事でしょ!」と怒るしのせ。先発に出ようとするが、冷静さを欠くしのせを杏ちゃむが制し、試合は柳川vs杏ちゃむでスタート。
杏ちゃむがアームバーの先制攻撃を決めるが、コーナーのしのせが大声でタッチを要求。代わったしのせは柳川にストンピングを連打し「ちゃんと挨拶しろ!」と怒る。「挨拶?」と返した柳川はしのせの頭を掴むと耳元で大声で挨拶。なおも耳元で叫び続ける柳川。すっかりダメージを受けたしのせをキャメルクラッチに決め、締め上げてからカバーに入るもカウント2。代わった神姫楽が飛び込みの正面ドロップキック、串刺しラリアットを決めるもカウント2。代わった柳川が神姫楽をスイングしての串刺しラリアット、串刺しタックルから柳川がボディスラムでカバーもカウント2。代わった神姫楽がボディシザーズからグランドでのミサロック。ロープに逃れたしのせがカウンターのクロスボディを決め、代わった杏ちゃむがミサイルキックでカバーもカウント2。杏ちゃむが正面ドロップキックでカバーもカウント2。杏ちゃむがアームバーから腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れた神姫楽にしのせが串刺しボディアタック、杏ちゃむが串刺しエルボードロップを決めカバーに入るもカウント2。杏ちゃむがエルボー。神姫楽がカウンターの飛び込みラリアットでカバーもカウント2。代わった柳川が片足ドロップキック、ロープ際への飛び込みニー、ドロップキックでカバーもカウント2。柳川が串刺しニー、ネックチャンスリーでカバーもカウント2。杏ちゃむがハイキックからブレーンバスターでホールドもカウント2。代わったしのせがタックルを連打し、柳川を打ち倒す。さらにボディスラムでカバーもカウント2。柳川が串刺しジャンピングニー、神姫楽が串刺しタックル。さらに神姫楽が柳川をジャンプ台にエルボードロップを決め、柳川がダブルニーからカバーもカウント2。しのせがボディスラムから逆片エビ固め。ロープに逃れた柳川がコンテンポラリーキックも、かわしたしのせがスクールボーイもカウント2。さらに丸め込み2連発もカウント2。しのせがドロップキック、杏ちゃむがダイビングボディアタックを決め、しのせがネックチャンスリーからカバーもカウント2。コーナーに上がるしのせを柳川がデッドリードライブ。柳川がリバースの変形サーフボードもしのせがロープへ。柳川がコンテンポラリーキックでカバーもカウント2。柳川が1010でしのせからカウント3を奪った。

第4試合

YuuRIを倒し、第37代ICE×∞王者となったいぶきはメインに登場。咲蘭とのタッグで、シルエタ&弓李と対戦した。試合前から涙目の咲蘭。どうやらシルエタが怖いようで、試合前、シルエタと握手しながら泣き出してしまう。
先発に出た咲蘭。シルエタが先発に出るともう涙が抑えられないが、なんとか気持ちを入れてシルエタと向かい合うとロックアップでシルエタをロープに追い込む。再びロックアップからシルエタが腕を決める。咲蘭も取り返すが、切り返したシルエタはキャメルクラッチの体勢からスマイル攻撃を仕掛ける。さらにグランドヘッドロックからカバーもカウント2。ヘッドロックの取り合いから咲蘭がコルバタ。代わった弓李がボディスラムでカバーもカウント2。咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がフットスタンプを決めて、いぶきに交代。弓李がいぶきをコーナーに追い込み、コーナーに上がってのナックル連打でレフェリーに怒られる。
代わったシルエタが正面ドロップキックからいぶきの髪を掴んでぶん投げる。さらにバックに回ってのスマイル攻撃。いぶきが逆水平チョップ。シルエタもチョップで応戦。激しい打ち合いからいぶきが卍固め、さらにグランド卍固め。咲蘭がカットに入ろうとした弓李をパロスペシャルに決める。シルエタがロープに逃れる。いぶきがはりつけドロップキックからカバーもカウント2。シルエタがフロントチョークからトーキックでカバーもカウント2。シルエタがいぶきをフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。いぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。代わった咲蘭がクロスボディ3連発でカバーもカウント2。咲蘭がエルボーの連打からドロップキックでカバーもカウント2。シルエタが強烈なチョップで咲蘭の動きを止め、変形ゴリースペシャル。いぶきがカットに入る。代わった弓李がボディスラム。さらに腕4の字から咲蘭の口を塞いだり、グーを入れたりもレフェリーに怒られる。弓李の側転プレスをかわした咲蘭が渾身のドロップキック7連発からカバーもカウント2。弓李がアームバーも咲蘭がロープに逃れる。弓李が蹴りで飛び込むも咲蘭がかわし、逆にいぶきが弓李に飛び込みの顔面蹴り、咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がおんぶスリーパー。弓李が払い腰で投げシルエタとの合体プレスでカバーもカウント2。ロープに飛んだ弓李にいぶきが飛び込みエルボー、さらにライトニングスパイラルを決め、咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。咲蘭がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。カットに入ったシルエタに咲蘭がドロップキックを決めるも、その咲蘭の背後に回った弓李が素早い動きで咲蘭を首固めで丸め込みカウント3を奪った。

試合後、マイクを手にした弓李は「まだまだ若い者たちには負けていられませんよ。でもそんな若い咲蘭ちゃんが明日の蒲田大会で2試合やるっていうから、その意気込みを聞いてみましょうか」とマイクを咲蘭に渡す。受け取った咲蘭はまたもべそをかきながら「明日、アイガーさんと4回目か5回目の対戦で…やだ~っ!(と号泣)。でも引退1週間前の大事な期間に、この対戦を受けてくださりありがとうございます。アイガーさんも怖いけど、飛香さんもめちゃ怖いので、第1試合から頑張っていきたいと思います。」と語り、最後は弓李が咲蘭へのエールを込めて咲蘭と2人でセンターに立ち「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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