高級食パン『銀座に志かわ』1号店の真上に猪木元気工場が新オフィスを展開!アントニオ猪木さんの貴重な私物が多数展示!
9月5日、猪木元気工場(INOKI GENKI FACTORY)が新オフィスの内覧会を行った。
元々アントニオ猪木さんが社長を務めていたイノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)は銀座に事務所を構えていたが、紆余曲折あり2016年頃より『NEW』や『東方英雄伝』など別ブランドを展開し始めた後、高級食パン専門店『銀座に志かわ』を同住所にて開店。
ある意味猪木イズムが注入された高級食パンは大ブームとなり、フランチャイズを含めて現在100店舗以上が全国に存在している。
その『銀座に志かわ』1号店の真上に、アントニオ猪木に関するライセンスを管理している『猪木元気工場』の新オフィスが完成した。
オフィスにはアントニオ猪木さんにまつわる様々な資料が展示されており、エレベーターのドアが開くなりエントランスではアントニオ猪木酒場にあった猪木モニュメントとIGF道場の看板がお出迎え。
中に入ると、壁一面に力道山婦人である田中敬子さんから寄贈された故・力道山の映画出演時の資料や日本プロレス時代の猪木ポスター・パンフレット類が展示されており、打合せ時に手にとって商談が可能に。
オフィス中央にはNWF世界ヘビー級ベルトやブロンズ像、猪木さんの著書や写真集が展示されている。
オフィスの奥まで歩みを進めると、アントニオ猪木さんの没後にライセンスを使用して作られた商品たちが展示されており、まるでその商品を守るかのようにアンドレ・ザ・ジャイアントの等身大パネルが睨みを効かせていた。
1番奥にはベルトパーテーションで仕切られたスペースがあり、ここが猪木さんのスペースになるという。猪木さんは会長室など壁に囲われたスペースをあまりよしとせず、扉も開けっ放しを好んでいたのでオープンスペースで用意したとのこと。
アントニオ猪木さんのパネルや闘魂棒、議員に当選した際のパネルや直筆の書、モハメド・アリからの書や今までホテルなどでボトルキープをしていたウイスキーを含むお酒各種、引退記念パーティーのマスや最後のテレビ出演時に着ていた24時間テレビのTシャツと、最後まで猪木さんと行動をともにしていたキャリーバックも展示してあり、いつでもここから仕事に向かえるような用意がされていた。
今回オフィスのお披露目にはアントニオ猪木さんの実弟・猪木啓介さん、力道山婦人・田中敬子さん、アントニオ小猪木、女子プロレスラーのSareeeも来場しており、猪木さんのパネルとともに記念撮影に応じた。
最後に打ち合わせスペースには、アイルトン・セナさんやジーコさんなど著名人と猪木さんの写真や、イノキアイランドがあるパラオ国の大統領との島の権利書を持った写真、参議院議員の当選証書など初出しとなる貴重な品々が飾られており、ここでしか見ることのできない貴重な品々を見ながらテンション高く打ち合わせに挑むことができそうだ。
オフィスは一般公開されるものではないが、先日京王百貨店で行われた『燃える闘魂・アントニオ猪木展』のような催しがある際には貴重な展示を貸し出す予定はあるとのこと。
同日には130店舗以上を展開するスーパーマーケット『ベルク』とアントニオ猪木のコラボ商品も発表されており、猪木元気工場は今後も様々な商品展開を行って猪木さんを後世に伝え続けていく。