旗揚げ6周年記念大会で中森華子がSAKIを破り無差別級王座V3!「私が3冠チャンピオンでおもしろくないと思ってるヤツ、早くつぶしにかかって来いよ!」とPURE-Jの選手たちを挑発!
- 2023-8-17
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- PURE-J, 中森華子
11日、PURE-J女子プロレスが後楽園ホールにて旗揚げ6周年記念大会を開催。メインイベントでは中森華子の持つPURE-J認定無差別級王座に、COLOR'SのSAKIが挑戦した。エプロンから場外へのニードロップなどいつも以上にアグレッシブなファイトで中森に呼応するSAKIはランニング・ブレーンバスターで叩きつけると、コーナー最上段からのニードロップを狙うも自爆。バズソーキックから鎮魂歌ドライバーを決める中森だが、SAKIはカウント2でキックアウト。蹴り合いを制した中森が破天荒を決めておよそ20分に及ぶ死闘を制した。
マイクを持った中森は「3度目の防衛、成功したぞ! PUREーJは今日で旗揚げ6周年です。旗揚げの日、私はメインに立って最後締めました。それから6年、後楽園大会は今日で12回、私はメインに上がってます。景色が変わってないって思ってる人もいるかもしれません。でも私はこのベルトと一緒に強くなって成長してきました! まだまだこのベルトとともに私は皆さんにすごい夢と、見たことのない景色を見せるので。中森華子とPURE-Jについて来てください! 今日SAKIと闘って、また1つ私は強くなれました。闘って本当に良かったと思ってます。今、3冠チャンピオンなんですけど、この姿をおもしろくないと思ってるPURE-Jの選手、上がって来いよ!」とリングサイドにいる選手を挑発。リングに上がった選手たちからにらみつけられる中森は、「当たり前だよな、わかってるよ! 私が3冠でおもしろいって思っちゃってるヤツなんて、選手じゃねぇよ。私、PURE-Jの選手のこと全員好きだし、かけがえのない仲間って本気で思ってます。だけどそれ以前に私たちはライバルだから、先輩も後輩も関係ねぇから早くつぶしにかかって来いよ! 誰でもいいよ、待ってるよ。皆さんも楽しみにしていてください。7年目のPURE-Jも皆さんどうか応援よろしくお願いします!」と叫び、Jのポーズで大会を締めた。
コメントブースで中森は「何度もメインを張ってきて最後私が締めて…っていう景色が多かったと思うんですけど、私は別に“それがいい”し“それでいい”と思ってるし、それがおもしろいと思ってるけど。お客さんはどう思ってるのかな?って…」と涙を見せ、「勝ってすごい嬉しかったけど、一瞬だけ“いいのかな?”って思っちゃって…。3冠だし、もっとすごい景色を見せたいし、でも“ほかのPURE-Jの選手はどうなのかな?”って。特に後輩は。SAKIってホントにいろんな選手にすごい慕われてるなって思って。尊敬してる後輩たちもいっぱいいると思うし、だからCOLOR'Sって団体があると思ってて。私は後輩たちにそういう“慕われてる”とかないから。でも、私のことをもしナメてる、“コイツなんかに負けれない”って思うんだったら、もっともっとどんどん来てほしいし、そういう後輩がウチにはいないと思ってるので。もっとギラギラして向かって来てほしい。いないんだったら他団体の選手でも誰でもいいけど、ベルト狙ってるヤツとはどんどんやっていきたいです」とコメント。6周年の総括を求められると「私、旗揚げした時に“この世で1番の団体にする”と言ったんですけど、ほかの選手もけっこう言ってて。でも毎年、周年を迎えるたびにそういう言葉を言う選手がいなくなって、私自身も言えなくなっちゃって。だって全然1番じゃないし、お客さんにもいっぱい見に来てもらいたいし、今日も見に来てくださったお客さんにはホントに感謝の気持ちでいっぱいだけど、心の中では“もっと満員にしたい”とか。やっぱり満員にできないのはチャンピオンのせいと、私はずっと思ってるから。もっと足を運んでもらえる団体にまずはしていきたいし、愛される団体にしていきたい。そのためにはもっと熱いリングにしなきゃいけないと思ってるし、生ぬるい選手ばっかりだなと思います」と厳しい言葉を投げかけた。
『レインボーマウンテン2023~PURE-J 6th Anniversary~』
日程:2023年8月11日(金・祝)
開始:11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:520人
▼メインイベント PURE-J認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
○中森華子
19分51秒 破天荒→片エビ固め
●SAKI(COLOR'S)
※第13代王者が3度目の防衛に成功