高橋ヒロムがGLEATの会見にサプライズ登場！CIMAがヒロムからメテオラ継承を予告？！

　3日、東京都・ユナイテッド・シネマ豊洲にてGLEAT『GLEAT VER.MEGA』の前日記者会見が実施。新日本プロレスの高橋ヒロムがサプライズ登場を果たした。

　この日の公開記者会見では、CIMA、カズ・ハヤシ、田中稔というGLEATの重鎮三将による“ウルトラJr夢一夜スペシャルトーク”が開催。
　3人は一致団結しているかと思いきや、CIMAは髪も服も白色に統一、カズはフォーマルな正装、稔は全身GLEATのジャージと全く統一が取れていない服装で現れたことで笑いを誘う。

　GLEAT史上最大のビッグマッチである両国国技館大会では、今年3月から右肩関節脱臼の負傷により欠場していたCIMAが一夜限定復帰。
　これについて、CIMAは「明日もうどうなってもいい。明日が最後でもいいという気持ちを表すために今日は真っ白で来ました。明日のコスチュームも真っ白です。いつもビッグマッチでは新コスチュームを作るんですが、明日で今のCIMAは最後かもしれないので今持ってる白コスチュームで臨みます」と心境を語る。
　現在のCIMAは回復度は15～20％であり、腕立て伏せが5回出来るようになった程度だという。さらに「最初は出ないつもりでしたが、頓所準、青柳亮生、高橋ヒロム選手の3人と応援してくれるファンがその気持ちにさせてくれて『右肩1個くらいぶっ飛ばしても良いんじゃないか』って気持ちも生まれました」とこの試合に臨む覚悟を口にした。

　CIMAのシリアスな語りで場内がシンと静まり返る中、「このトークショーにどうしても参加したいという選手が来場している」とアナウンスがあり、新日本プロレスの高橋ヒロムがサプライズ登場。

　稔は以前からヒロムとのIWGPジュニアヘビー級王座戦を熱望しており、「俺もモデルチェンジしてから見たこと無いから」とヒロムが持っているベルトに手を伸ばす。
　ヒロムが「どうぞ」と快く差し出すと、稔は手を触れつつ「1つ言っとくけど、簡単にベルト触らせちゃいけないよ。今わざと触ったけど」と挑発。ヒロムは「自分は逆なんですよ。色んな人に触ってもらって色んな人のパワーを吸収してる」と切り返し、早くも対照的なイデオロギーがぶつかり合う。
　稔はこの試合でヒロムに勝利したら王座挑戦することををぶち上げ、ヒロムも「ヒート選手は20年近く破られていないこのベルトの最多防衛記録（11回）を持ってる。これを破るのは高橋ヒロムの役目だと思ってるんで。破るときにはヒート選手に出てきていただきたい」と、12回目の防衛戦の際にはヒートを指名することを仄めかした。