「俺のキャリアを終わらせるつもりか!?」後藤洋央紀&YOSHI-HASHIがIWGPタッグ王座防衛も、STRONGタッグ王座の2人は恨み節全開!

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 5日、東京都・後楽園ホールにて、『レック Presents NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』が開催され、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIがIWGPタッグ王座の防衛に成功した。

 2020年8月、コロナ禍の中で誕生した『NJPW STRONG』は新日本プロレスが製作しているアメリカのプロレス番組。LA DOJOの選手のみならずアメリカの実力者が集い、“もう1つの新日本プロレス”、“アメリカの新日本プロレス”と呼ばれるまでに成長。新日本のリングでも各タイトル戦線に常に絡み続けるなど強い存在感を放っている。
 今回は、NJPW STRONGが日本初上陸し、4日&5日の2DAYSで後楽園ホール大会を実施することに。

 LA DOJO出身選手として『WORLD TAG LEAGUE 2022』に出場するなど日本マットでも活躍してきたゲイブ&コグリンだが、6月4日の大阪城ホール大会にてBULLET CLUBへの電撃加入を果たし、IWGPタッグ王座&STRONG無差別級タッグ王座の二冠王となった“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHIを襲撃。両組には強い因縁が生まれ、NJPW STRONGの2DAYSでそれぞれの王座戦を行うことに。

 前日4日にはゲイブ&コグリンがSTRONG無差別級王座を奪取。LA道場で地獄を見ながらコロナ禍のプロレス界を生き延びてきたにも関わらず自身らを冷遇する新日本プロレスやマスコミへの恨み節を語り、「俺たちが手にすべきものを獲りにいく」と復讐を叫んでいた。


 ゲイブは観客からイスを奪ってリングに投げ入れながら入場。さらに毘沙門が入場ゲートから現れた瞬間に奇襲をかけ、場外乱闘となる中でゴング。2人は手段を選ばぬ反則三昧で攻め立てていき、ゲイブは場内からは起きたブーイングに対して「ファッキュー!」と観衆に中指を立てて返答。
 しかし、ゲイブ&コグリンも反則一辺倒ではなく、毘沙門の豊富な連携技をすべて寸前で阻止したり、後の先のカウンターを取るなどクレバーなファイトも見せ、終盤にはYOSHI-HASHIとゲイブが真っ向からのラリアット&逆水平チョップ合戦を展開。
 劣勢となったゲイブがYOSHI-HASHIの顔面に噛みつき攻撃を見舞うも、その隙を見逃さず後藤が飛び込んできて隠し狭間を決め、コグリンをゲイブの上に牛殺しの形で落とす変則攻撃。さらに「せーの!」で消灯を決めてゲイブから3カウントを奪った。

 バックステージに戻った毘沙門の2人は、IWGPタッグのベルトは守れたことに安堵しつつ、開催目前に迫る『G1 CLIMAX 33』を視野に。
 YOSHI-HASHIは「タッグで馴れ合ってやっていこうなんて思ってないし、お互いの意見がバラバラで失うときもあるけど、でもそれを繰り返して、俺たちはタッグのベルトを磨いて、さらに価値を高めて、そしてシングルのベルト、次は2人とも狙っていく。それだけは何も変わらない」と、互いにシングルの頂点を目指すことを誓い合った。

 一方、二冠王を逃したコグリンは放送禁止用語を叫びながら壁を殴りつけ、ゲイブは「俺のキャリアを終わらせるつもりか!?昨日から何をしている。俺をよく見ろ!しっかり立つことすらできない!なぜこの会社のヤツらは俺たちがトップに行くの止め続けるんだ。残された時間はあとわずかだ。後藤、お前は44(歳)だ。若くなることもない。『G1』でお前はもう終わりだ! 終わりだ! 神に誓うよ。見ておけよ、お前は俺に大きな代償を払うことになる」と、恨みに満ちた目で睨みながらG1 CLIMAXでの復讐を誓った。

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