「時計の針は戻った。けど…」義経&景虎が東北タッグ王座を戴冠しザ・グレート・サスケ&新崎人生を挑戦者に指名?!

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 30日、東京都・後楽園ホールにて、『みちのくプロレス30周年記念 2023年東京大会Vol.1~自由闊達~』が開催され、義経&景虎が東北タッグ王座を奪取した。

 東北タッグ王座は、32歳のMUSASHIと33歳の橋本和樹と若い世代が王者として君臨し半年以上もの防衛ロードを築いてみちのくプロレスの未来を拓いてきた。
 しかし、今年はみちのくプロレス30周年記念ということもあり、過去にゆかりある選手たちが続々参戦。そんな中で、今回2人に挑戦したのは、義経&景虎。現在はSUGI、Kagetoraの名で活動している2人だが、みちのく所属時代のリングネームでの参戦となった。

 現在のみちのくプロレスでは“世代闘争”がテーマとなっており、時計の針を戻さぬためにもMUSASHI&橋本には防衛が期待されていた試合だった。


 試合はMUSASHIと義経のスピード感溢れる攻防に始まり、義経が序盤からノータッチ・トペ・コンヒーロ。リング内では橋本と景虎が真っ向からバチバチとした打撃戦を展開。
 中盤からは義経が腰攻めにあって苦戦するものの、景虎が獅子奮迅の活躍を見せてチャンスを作り、MUSASHIに生まれた一瞬の隙を見逃さずに義経が741を叩き込み、景虎が車懸。
 橋本が吶喊して1vs2の大立ち回りを演じるも、景虎が捨て身の排除。最後は義経が千本桜からシューティングスター・プレスを決めてMUSASHIから3カウントを奪った。

 マイクを取った景虎は、「時計の針は戻った。けど、そんな残念がることじゃない。俺と義経が、もっともっとみちのくプロレスのタッグ戦線を今まで以上に面白く、楽しくします。これからも、みちのくタッグ戦線、ご期待くださいッ!」と叫び、観衆は大歓声でこれを支持。

 バックステージに戻った義経が「今まで我々がいなかった頃の試合の流れを見てた人はね、面白くなかったかもしれないけど、これからどんどん面白くなるんで」と自信を見せていると、“友達タッグ”のはしたろう&GAINAが乱入。
 景虎は「お前ら、200kg以上あるだろお前ら!2人合わして何キロだお前ら!体重計もってこい!体重計!ゴラァ!」とブチ切れるものの、GAINAは「体重は関係ないっす」と強引に押し通し、のはしが「俺たちちょっと修行してくる!」と勝手に挑戦を決めてそそくさと退散。

 残された景虎は、「俺と義経が、永久タッグチャンピオンだ!覚えとけお前ら!俺と義経の最終目標はな、ザ・グレート・サスケ&新崎人生だ。俺らがこのベルトを取った意味は、そこにあんだろう?お客さんも、見たいでしょ?グレートサスケ、新崎人生。俺達はこの2人を引っ張ってみせるぞ!」と、さらに時計の針を戻してみちのくプロレスを盛り上げていく覚悟を叫んだ。

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