【試合詳細】1・3 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】宮原健斗vs野村卓矢 鈴木みのる&土井成樹&大森北斗vs石川修司&青柳優馬&青柳亮生 【アジアタッグ】大森隆男&井上雅央vsNOSAWA論外&ケンドー・カシン

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『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』
日程:2023年1月3日(火)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,041人

▼タッグマッチ 10分1本勝負
[Evolution]○田村男児/佐藤光留(パンクラスMISSION)
8分7秒 デスバレーボム→片エビ固め
ライジングHAYATO/●井上凌

▼タッグマッチ 15分1本勝負
ブラックめんそーれ/○長井満也(ドラディション)
6分8秒 ストレッチプラム
[GUNGNIR OF ANARCHY]児玉裕輔(フリー)/●花畑正男(フリー)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●本田竜輝
6分49秒 ノムレーザー
○野村直矢(キャプチャー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[VOODOO-MURDERS]○諏訪魔/斉藤ジュン/斉藤レイ
8分14秒 万力スリーパー
●ヨシタツ/永田裕志(新日本)/安齊勇馬

▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【第117代王者組】●大森隆男/井上雅央(フリー)
14分59秒 首固め
【挑戦者組/はぐれIGFインターナショナル】○NOSAWA論外(CyberFight)/ケンドー・カシン(フリー)
※大森&井上が初防衛に失敗。論外&カシンが第118代王者となる。

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司/青柳優馬/●青柳亮生
8分13秒 無想一閃→片エビ固め
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/土井成樹(フリー)/○大森北斗

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第68代王者】○宮原健斗
28分42秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●野村卓矢(大日本)
※宮原が3度目の防衛に成功。

宮原が野村との盟友対決を制し三冠V3!論外&カシンが摩訶不思議な試合でアジアタッグ王座戴冠!みのる&土井&北斗が新軍団白星スタートし北斗がジュニア卒業宣言!

第1試合


 先発は男児とHAYATO。ロックアップからリストの取り合い。男児が足を刈って倒すと、首投げからヘッドロック。HAYATOはロープに足を伸ばしブレイク。
 HAYATOは井上にタッチ。男児も光留にタッチ。

 手4つから光留が片足タックルも、井上がこれを切ってグラウンドの攻防に。井上がロープに押し込みブレイクをフェイントにエルボー連打。光留がそのまま前に出てリング中央でエルボーの打ち合いへ。
 光留はミドルキックからロープに飛ぶが、井上はドロップキックで迎撃。
 井上が顔面を蹴りつけるが、光留がガットショットからボディスラムで叩きつけ背中にサッカーボールキック。さらに肩へのストンピングから首投げで倒し背中にサッカーボールキック連打。
 エルボーの打ち合いから光留がボディに膝蹴り。ロープに振ろうとするが耐えた井上が延髄斬りからHAYATOにタッチ。

 HAYATOは光留を踏み台にエプロンの男児にドロップキック。さらに走り込んできた光留を避けて、強烈なチョップからフェイスバスター。フォールも2。
 HAYATOはライオンサルトも、光留が避けるとラリアット。避けたHAYATOが背中にチョップを叩き込み、串刺し攻撃を狙うが避けた光留が延髄斬り。光留は男児にタッチ。

 男児は串刺しショルダータックルからロープに飛んでジャンピングショルダータックルで倒す。フォールも2。
 男児は担ぐも、着地した光留がチョップを打ち込む。男児がエルボー連打で返しロープに飛ぶが、HAYATOは追走ゼロ戦キックを叩き込み井上にタッチ。

 井上はミドルキック連打からロープに振られるとレッグラリアートで迎撃。
 井上とHAYATOは男児をロープに振ってダブルのアームホイップから井上がPK。さらにHAYATOがライオンサルトを投下し、井上がブレーンバスターホールドも光留がカット。
 井上がランニングソバットからフォールも2。
 井上がランニングサッカーボールキックもキャッチした男児が足へのラリアットからショートレンジラリアットでなぎ倒し、ロープに飛んでラリアットからフォールも2。
 男児が担ぐとデスバレーボムからフォールし3カウント。

<試合後コメント>

井上凌
「クソッ!佐藤光留、田村男児。俺は負けてばっかで鬱憤めっちゃ溜まってんすよ。まだ晴らせてないってことはまだ練習が足りないってこと。今年の目標が色々あるんで、必ずその目標に向かって突き進んでいきます。ありがとうございました」


ライジングHAYATO
「今日で、俺が全日本プロレスに入ってちょうど1年経ったけど、今年は全日本ジュニアの一年にするから。みんな、楽しみにしてて。じゃあね」

第2試合


 花畑正と長井が試合が始まる前から舌戦を繰り広げ、睨み合ってからロックアップ。長井がヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルで倒すが花畑正はヤンキー座りで下から挑発。再度長井がショルダータックルで倒すが、花畑正はヤンキー座りで挑発し、長井はビッグブーツから「お前が花畑は無理があるんだ」とサミングからめんそーれにタッチ。

 めんそーれは手を握ってロープ渡り。だが児玉がロープを揺するとめんそーれは落下し股間をロープに強打する。児玉がロープに振ってアトミックドロップから花畑正がドロップキックでふっ飛ばしフォールも2。花畑正は児玉にタッチ。

 児玉はナックルからボディスラム。さらにスワンダイブセントーン・アトミコからフォールも2。
 児玉は花畑正にタッチ。

 花畑正は首投げからナックル。フォールも2。
 花畑正は児玉にタッチ。

 児玉はガットショットからコーナーに顔面を叩き込み、コーナーに振って走り込むが、めんそーれは足を伸ばしてカットしダイビングハブ手刀。だが児玉はキャッチし自爆させるとロープに飛ぶが、めんそーれはビッグブーツでカットするも、児玉はロープの反動を使ったエルボー。めんそーれのチョップと児玉のエルボーの打ち合いから、めんそーれがチョップとサミングを交互に打ち込む。児玉はコーナーに振るが、めんそーれはダブルチョップで迎撃し長井にタッチ。児玉も花畑正にタッチ。

 長井がコーナーに振って串刺しバックエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
 花畑正がエルボーからロープに飛んでランニングエルボーで倒すとフォールも2。
 花畑正がヤンキー座りで挑発し引き起こすとカッキーカッター。フォールもめんそーれがカット。
 児玉と花畑正がロープに振るが、長井が次々蹴りつけてカットすると、めんそーれが児玉を場外に蹴り出しプランチャを投下。長井は花畑正にサミングからエクスプロイダー。フォールも2。
 長井はストレッチプラムで捕えギブアップを奪った。

<試合後コメント>

長井満也&ブラックめんそーれ
めんそーれ「シャァ~~~ッ!」
長井「2人ともな、北海道にゆかりがあるんだよ!道産子パワーでな、あんな奴らに負けるわけには行かないんだよ!言ってやってくれよ!」
めんそーれ「本当のコワモテってのはなあ、長井シャーンみたいな人のことを言うんだよ!」
長井「おい!どう見てもベビーフェイスだろオイ!」
めんそーれ「すみません!長井シャーンだってなあ、花畑に負けないくらいカワイイ顔してんだよ!」
長井「今年は可愛さで売っていくんだよ俺は!」
めんそーれ「またお願いします!」
2人「シャァ~~~ッ♪(※2人でポーズを決める)」

第3試合


 ショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。打ち勝った本田がロープに振るが、ショルダータックルのぶつかり合いとなりこれは野村が制する。
 場外乱闘となり、ラリアットでなぎ倒した本田がリングに投げ入れフォールも2。

 本田はストンピング連発。立ち上がった野村のチョップと本田のエルボーの打ち合い。
 本田がロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも2。

 本田がエルボー連打からコーナーに振って串刺しラリアット。野村がロープに振るとボディスラムで叩きつける。両者ダウン。

 野村が串刺しバックエルボーも、本田がコーナーに振るが野村が走り込んでショルダータックル。さらにロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。
 野村はブレーンバスターからフォールも2。

 野村はキムラロックも本田はロープに足を伸ばしブレイク。

 野村は担ごうとするが、着地した本田にバックエルボーからロープに飛んでスピアー。キャッチした本田が強引にブレーンバスター。だが野村もすぐさまブレーンバスターで叩きつけるも、すぐに立ち上がった本田がスピアー。野村もすぐに立ち上がりスピアー。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから本田が左右のエルボー連打。野村も左右のエルボー連打。本田がエルボーからショートレンジラリアットでなぎ倒してロープに飛んでのラリアットで叩き伏せフォールも2。

 本田はファイナルベントを狙うが、野村がDDT。立ち上がった本田がエルボーからロープに飛ぶが、野村が追走エルボーから、両者ロープに飛ぶも野村がノムレーザーで丸め込み3カウント。

<試合後コメント>

野村直矢
「新年一発目のシングル、本田選手。気持ちいいですね。ああいう正面からくる選手、すごくやりがいあります。僕はただ、この先のタッグ、ノムヤギでの世界タッグしか今は見てないです。世界タッグ、必ず巻いてみせます」


本田竜輝
「俺はなあ、全日本辞めてのこのこ上がってくる人間が一番嫌いなんだよオイ!クソ、悔しいな。またこっからだ!」

大仁田厚が宣戦布告


 大仁田厚が突如乱入「あけましておめでとうございます。全日本プロレスさんよ、全日本プロレスさんよ!全日本プロレスさんよ!!俺の、俺の電流爆破を受ける勇気があるか!?誰か出てこい!」

(ヨシタツがリングへ)

ヨシタツ「おい大仁田、全日本のリングに、土足で上がってきて」
大仁田「何だそのマスクは」
ヨシタツ「正月早々ふざけたこと言ってんじゃねーぞ。あ?全日本のリングに電流爆破なんていらねーんだよ」

 ヨシタツがマスクを脱ぐと、大仁田は毒霧を噴射。さらにDDTで突き刺す。

大仁田「電流爆破いらねーだ?お前何回もやってんだろ」

 大仁田は再度ヨシタツにDDT。

大仁田「おいヨシタツ、ヨシタツ、ヨシタツ、おい、誰か連れてこい、おい誰か連れてこいって言ってんだよおい。はぁはぁはぁはぁ言うなこのやろう正月早々。久しぶり、おい(リング上に果たし状を)忘れたからとってこい。(レフェリーが果たし状を渡す)おいヨシタツ、不易流行。松尾芭蕉が言った言葉だ。古き伝統を守り、だが新しいものをやらなきゃ。全日本は、全日本は、全日本は俺たちの心じゃ!」 

第4試合


 大仁田が去ると、VMがリングに走り込み、苦しんでいるヨシタツにストンピング連打。
 ジュンとレイが諏訪魔に「邪魔だ」と下がらせ仲間割れ。そこへ永田と安斎がリングインし、乱戦で試合開始。

 ジュンとレイは場外乱闘へ。リングでは諏訪魔がヨシタツをコーナーに叩きつけナックル連打。ヨシタツはチョップも、諏訪魔はサミングからチョーク攻撃もレフェリーが注意しブレイク。
 諏訪魔はコーナーに叩きつけジュンにタッチ。

 ジュンは首投げからチンロック。ヨシタツはロープに足を伸ばしブレイク。
 ジュンはコーナーに叩きつけレイにタッチ。

 ジュンとレイでボディを踏みつけてから、レイは顔面を踏みつける。これを離すとヨシタツがチョップからエルボー連打も、レイはチョップで倒しフォールも2。
 ヨシタツはミドルキックも、キャッチしたレイに延髄斬りから河津落とし。ヨシタツは永田にタッチ。

 永田はビッグブーツからラリアットを避けてローキック連打。レイがロープに振るが、永田はフェイントからの低空ドロップキック。さらにエクスプロイダーからフォールも2。
 永田は腕極めヘッドロックも、ジュンがカットしチョークスラムを狙うが永田は脇固めで捕らえる。これを離すと永田は安斎にタッチ。

 安斎はミサイルキックからエルボー連打。コーナーに振って串刺しエルボーからフロントスープレックスを狙うが、耐えたレイにエルボー連打からロープに飛ぶ。だがレイはチョークで動きを止めてビンタからジュンにタッチ。

 ジュンはビッグブーツからミドルキック。コーナーに振ってラリアットからフォールも2。
 ジュンは串刺しラリアットも、避けた安斎がフロントスープレックス。安斎はヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツからミドルキック連打。ロープに飛んでラリアットを巻き込んで丸め込むが2。
 ヨシタツはヘッドバッドからコーナーに登り、飛び込んで丸め込むが2。
 ジュンが走りこむが、避けたヨシタツがスイングDDTからフォールも2。
 ヨシタツが走り込むが、ジュンはスピアーで迎撃し諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔がラリアットで叩きふせフォールもジュンがカットし、レイが諏訪魔にストンピング。ジュンとレイはダブルのチョークスラムも、諏訪魔がレイを突き飛ばしてバックドロップ。フォールも2。
 諏訪魔はスリーパーで絞り上げ、これでレフェリーが試合を止めた。


 ジュンとレイが諏訪魔と仲間割れ。諏訪魔が止めに入ったレフェリーを羽交い締めにするが、TARUがパウダー攻撃を狙うもレフェリーが避けて誤爆。
 怒った諏訪魔はジュンとレイを相手に乱闘を続けた。

<試合後コメント>

VOODOO-MURDERS
(※3人が争って暴れるのをTARUがなだめながらコメント会場になだれ込んでくる)
諏訪魔「オメーらがカットしねーからだろーがよ!」
TARU「まあまあまあまあ!」
諏訪魔「ざっけんじゃねえぞお前!」
TARU「諏訪魔ぁ、落ち着け落ち着け」
(※TARUが双方の肩を抱いてなだめるも、諏訪魔は振り払う)
諏訪魔「いい加減にしろお前よお前!」
(※諏訪魔が先に退席)
TARU「まあ、たまにある兄弟喧嘩やな。(ジュン&レイへ)まあ落ち着け落ち着け」
レイ「いいか!同じユニットだって関係ねえからな!ヴァーッ!ヴァーッ!」

第5試合


 先発は井上とカシン。マサオコールを聞いてカシンが帰ろうとするが、論外に諭されてリングに戻る。
 カシンは優しくチョップを打ち込むと、お互い軽くチョップの打ち合い。井上がガットショットからヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルで倒すとカシンは場外に転がって逃げる。
 井上が追うとカシンをリングに投げ入れるが、カシンはそのまま転がって逆サイドの場外へ降りる。
 井上がそっと場外に降りてカシンをリングに投げ入れると、カシンが転がろうとするが京平レフェリーが足で止め高速場外カウントを数えると急いで井上がリングへ戻る。カシンがまた場外に転がると、井上がエプロンからカシンをリングに転がし、逆サイドに転がろうとするが井上が先回りしてリングに突き飛ばす。逆サイドに転がるカシンを再度井上が先回りして動きを止め、京平レフェリーが注意するとカシンは論外にタッチ。

 カシンが井上をリングに蹴り入れ、大森が「井上さん何やってんだ」とタッチ。

 大森がリストを取って捻っていき、論外が足を刈って倒すと首投げから横十字固めも2。
 論外は場外へ転がり、リングに戻ると手4つへ。論外はコーナーに叩きつけカシンとともにストンピング連打。論外はカシンにタッチ。

 カシンは顔面を踏みつけ、レフェリーに注意されると引き起こす。大森のチョップとカシンのエルボースマッシュの打ち合い。エルボースマッシュの打ち合いになり、カシンが打ち勝つとボディにチョップからコーナーに叩きつけ論外にタッチ。

 論外はガットショットから背中にエルボー。さらにコーナーに叩きつけ、ガットショット連発からナックル連打。さらにサミングからカシンにタッチ。

 カシンは首投げからスリーパー。これを離すとストンピングから論外にタッチ。

 論外は首投げから後頭部にバズソーキック。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 論外がレフェリーにカウントが遅いと抗議するが、大森が背後からスクールボーイも2。
 論外はチョップでコーナーに押し込み、カシンにタッチ。

 カシンは逆水平チョップ連発から論外にタッチ。

 論外は投げようとするが、大森が逆にブレーンバスターで叩きつけ井上にタッチ。

 井上はコーナーに叩きつけ串刺しラリアット。ショートレンジラリアット連発から河津落としで叩きつけ、腕をまわしてラリアットを狙うが論外がなかなか立ち上がらずに井上は疲れてしまう。
 ダウンカウントが数えられうと、なんとか立ち上がった論外に井上がオリャーラリアットも、避けた論外がロープに飛ぶが井上はラリアットで迎撃し大森にタッチ。

 大森は論外へのショルダータックルからエプロンのカシンへのエルボーを交互に連続で叩き込んでいき、井上がリングに入ると論外をロープに振ってダブルのショルダータックル。
 大森のエルボースマッシュと井上のサミングが交互に打ち込まれるが、カシンが出てくると大森がガットショットから羽交い締めにし井上がサミング。

 大森のエルボースマッシュと井上のサミングが交互にカシンに叩き込まてて場外に蹴り出すと、井上が論外を羽交い締めにして大森がアックスボンバー。論外が避けて井上に誤爆し、論外がロープに飛ぶが大森はビッグブーツで迎撃。
 大森はアックスギロチンを狙うが、論外が丸め込むがなぜかカシンがカット。
 大森はカシンを場外に投げ捨て、ロープに飛んでアックスボンバー。避けた論外がバックキックの急所攻撃から首固めで丸め込み3カウント。

<試合後コメント>

NOSAWA論外&ケンドー・カシン&ATM?
論外「最後、なにやってんの?」
カシン「これ獲ってどうすんだよ」
論外「俺辞めるんすよ」
カシン「どうすんだよ。全然(会場が)盛り下がってるじゃないか」
論外「俺より先に大森隆男が引退して方がいい。今日引退して方がいい」
カシン「まあ確かに。なんであんなにいつもトレーニング後の写真をアップしてるのに、なんであんなに動きが悪いんだよ」
論題「どうしましょうか」
カシン「どうすん、どうすん、どうすんだって!」
論外「防衛戦やるかあ。まず全日本プロレス、会社が大丈夫かってところから言いたい。なんでまた諏訪魔が専務に戻ってきてるんだ?それで会社が大丈夫なのかっていうところ。どうですか、先輩。諏訪魔がまた専務になって全日本プロレスは復活しますかね?
カシン「いや、それはNOAHも一緒だよね」
論外「おっ……お、おっ……(笑)NOAHの話はやめましょう(笑)NOAHの話は今日やめてもらっていいっすか(笑)まあ、あと昨日、全日本の福田社長が『全日本プロレスには電流爆破はいらない』『全日本プロレスは身体の大きい人達が闘うのが全日本プロレスだ』って仰ってたんですけど、じゃあなんでジェイクを手放したんだ?金で引き止めればよかったのに。ジェイクをなんで放出したんだよ」
カシン「いや、それはお金がないからじゃない?」
論外「お金ないんですか」
カシン「それはNOAHも一緒だよ?」
論外「ちょ、ホントに、ホントに今日はNOAHの話はやめてください(笑)まあ、ベルトを獲ってしまったので、いいですか、俺、条件付きつけて。次の防衛戦は、2m・150kg以上の大きい選手2人か、それが無理だったら防衛戦は、アジアタッグ、電流爆破で。大仁田厚としかやらない。その要求が通らないんだったら俺は防衛戦しないまま引退する」
カシン「だったらNOAHでやったらいいじゃないか!!」
論外「いやいや、もう、NOAHの話は、NOAHの話はもうやめてください」
カシン「NOAHで電流爆破で防衛戦やればいい!」
論外「いや、それは絶対ないです!全日本のベルトなんで!」
カシン「全日本はやらないって言っただろう?」
論外「いや、まだ、あの、答え聞いてないんで。大仁田厚に伝えといてください。電流爆破だったら俺はアジアタッグ戦受けて立つと」
カシン「アジアタッグの防衛戦を、NOAHでも!全日本でも!」
論外「電流爆破なら」
カシン「どこでもやるんで、俺たちは」
論外「決定!決定です!」

(※カシンがATMのマスクを被った声がガラガラの格闘家風の男とともに退席)

論外「ホント、全日本プロレスの、昨日の社長の話と、諏訪魔が専務に戻って会社が良くなるのかって聞きたい。新しくするっつってなんでまた諏訪魔が専務なんだよ。大きい選手って誰もいねえじゃねーか。ホント、なんでジェイクを手放したんだ?金でもなんでも、アレして、ジェイクは全日本にいるべきだったんじゃないか?なんでジェイクを手放したのか、多分諏訪魔が悪い。大森は俺より先に引退した方がいい。防衛戦はやらないか、先輩が暴走してるけど、アジアタッグ、電流爆破なんていらないっていう社長の言葉、電流爆破やってきた人間からしたらカチーンときたというか。プロレスビジネス分かんない奴が社長やってる会社なんてロクなことになんねーんだから。そうじゃなかったら持ったまま引退するから。責任なんて取らないから。これ(※シュートサイン)で。これで。やるつもりないからな。アジアタッグ、防衛戦は電流爆破。最後、大仁田厚ともう1回やりたいなって。
大仁田厚。今日来てたんでしょ?挨拶もないって、水臭いって、伝えといてください。そういうことだよ。会社大丈夫かって」

第6試合


 石川がリングインするなり北斗につっかかっていく。そのまま鈴木と土井が殴りかかり場外乱闘で試合開始。
 リングに石川と北斗が戻りエルボー合戦へ。北斗のローリングエルボーをエルボーで迎撃した石川が投げようとするが、北斗が逆にブレーンバスターで叩きつけて土井にタッチ。石川も亮生にタッチ。

 土井がビッグブーツからガットショット。コーナーに振ろうとするが、亮生が逆に振るも走り込んできた亮生を土井が蹴りつけてカットし、ロープに飛んでランニングチョップで倒す。
 亮生がロープに振るが、スカした土井がガットショットからロープに振り、亮生もハンドスプリングオーバーヘッドキックで迎撃。亮生は優馬にタッチ。

 優馬はストンピングから亮生とともにロープに振って亮生のチョップと優馬のショルダータックルのダブル攻撃で倒す。優馬がストンピングも、立ち上がった土井とエルボーの打ち合い。優馬がエルボーからロープに飛ぶが、鈴木がエプロンから蹴りつけると土井が低空ドロップキック。土井は鈴木にタッチ。

 エルボーの打ち合いを制した鈴木がボディに膝蹴り。優馬がエルボーを連打していくが、鈴木はボディブローからヘッドロック。さらに一本足頭突き。土井が優馬のボディにバカタレスライディングキックから北斗もドロップキック。さらに鈴木がビッグブーツを叩き込みフォールも2。
 鈴木は膝蹴りからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、耐えた優馬のボディに膝蹴り。優馬はロープに振ってドロップキックも、鈴木がスカすとストンピング連打からロープに飛んでビッグブーツ。避けた優馬がドロップキックを叩き込み石川にタッチ。

 石川は串刺しラリアットからボディスラムでセットし、セカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 石川は投げようとするが、耐えた鈴木の背中にエルボーからロープに飛ぶ。鈴木はビッグブーツも、動じない石川がエルボーを打ち込み、エルボーの打ち合い。これを鈴木が制して北斗にタッチ。

 北斗はランニングエルボーも、石川が受けきってロープに振るが、北斗は低空ドロップキックからDDTで突き刺しフォールも2。
 北斗はRKOを狙うが、耐えた石川がニーリフトからロープに飛ぶ。北斗がローリングエルボーで迎撃しようとするが、受けきった石川がラリアットでなぎ倒し亮生にタッチ。

 亮生は串刺しバックエルボー。北斗が逆コーナーに振ろうとするが、亮生は切り返すとアームホイップからドロップキック。
 石川と優馬がコーナーに振ってトレイン攻撃から亮生が旋風脚。フォールも鈴木がカット。
 亮生はムーンサルトも、北斗が避けると土井が串刺しバックエルボーから鈴木のサッカーボールキックと土井のバカタレスライディングキックのサンドイッチ。さらに北斗がRKOからフォールも2。

 北斗は無想一閃で突き刺し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

鈴木みのる&土井成樹&大森北斗
土井「OKOKOK~♪」
北斗「言うことは1つだけだ!亮生、今まで本当に楽しかった。今日で区切りがついた。俺はもう、ヘビー級に行く。石川、青柳優馬、俺の狙いはお前らだったんだよ!今年からヘビー級に俺は行くから覚悟しとけ!」
土井「俺たちは昨日、2023年、スタートダッシュに成功したんや!オールジャパン!今日でオイ!世界ジュニアも俺の視界に入ったからな。まあそれはその内っちゅーことで。俺らがオールジャパンの中心やからな!よう見とけオイ!」
みのる「オールジャパン、全日本プロレス!ベルトホルダーも全て俺たちの敵だ!お前ら、覚悟しとけ!」

第7試合


 ロックアップから宮原がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから野村がロープに押し込むが、野村もクリーンブレイク。

 野村がビンタからヘッドロックで絞り、ロープに飛んでPKも宮原が避けて睨み合う。

 バックの取り合いからリストの取り合い。宮原がアンクルホールドも野村が腕を取り、お互い切り返しあうと宮原がロープに押し込みエルボー。避けた野村がエルボー連打からロープに飛ぶが、宮原がカニバサミからエプロンに降りて顔面へのドロップキック。さらに投げようとするが、野村がリバースすると宮原はそのまま場外に落下する。
 野村はエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。さらに鉄柱に叩き込んでミドルキック連打。
 宮原も鉄柵に叩き込み、リングに戻ると顔面へのフットスタンプ。さらにフェイスロックで捕らえる野村はロープに足を伸ばしブレイク。

 宮原はビッグブーツからフォールも2。

 宮原はケンカキックを叩き込んでいくが、受けきった野村が立ち上がるとエルボーを連発。宮原がエルボーを打ち込むと野村がロープに振るが、宮原は低空ドロップキックから側頭部にドロップキック。これを避けた野村がサッカーボールキックからコーナーに叩きつけ強烈なエルボーを打ち込んでいく。
 野村はコーナーに振って串刺しエルボーからサッカーボールキック。フォールも2。

 野村は首4の字で絞ったまま宮原の顔面をリングに叩きつけるが、宮原はロープに足を伸ばしブレイク。
 宮原はビッグブーツからロープに飛ぶが、野村もビッグブーツからロープに振ってドロップキックで場外に叩き出す。野村はエプロンを走り込むが、宮原は足へのビッグブーツからパイルドライバーでエプロンに突き刺す。

 リングに戻り、宮原が串刺しジャンピングニー。だが野村が受けきりビンタからコーナーに押し込みエルボー連打。宮原が切り返すと強烈なエルボー連打、野村も切り返してエルボー連打。
 お互い額をこすりつけて睨み合うと、お互い切り返し合ってのエルボー連打から野村がミドルキック。ならばと宮原がブラックアウトも、避けた野村とジャーマンの投げ合いから野村がブレーンバスター。ロープに飛ぶが、宮原はジャンピング・ブラックアウトで迎撃。両者ダウン。

 膝立ちでのエルボーの打ち合いからスタンドでのエルボー合戦。宮原がビッグブーツも、受けきった野村が強烈なエルボー。これで宮原が崩れ落ちダウンカウント。野村がカウントをとめて髪を掴んで引き起こし、膝立ちの宮原の腕を掴んでミドルキックを連打。宮原が再度ダウン。

 雄叫びを上げた宮原の胸に野村がミドルキック連打。宮原がキャッチすると野村がビンタからスリーパー。これを離すと野村がロープに飛ぶが、宮原がラリアットで迎撃。両者ダウン。

 ロープにもたれかかる野村に宮原がブラックアウトからロープに飛ぶが、野村はラリアットで迎撃しハイキックからフォールも2。

 野村はジャーマンスープレックスホールドも2。

 野村は髪を掴んで引き起こしドラゴンスープレックスを狙うが、耐えた宮原とビンタの相打ち。さらに宮原のブラックアウトと野村のローキックの相打ちから、宮原がジャンピングブラックアウトからシャットダウンを狙う。耐えた野村がブラックアウトをキャッチし、足へのエルボーからヘッドバッド。さらにスリーパーを狙うが、スカした宮原がジャーマンスープレックスホールドも1。
 ビンタの応酬から野村がヘッドバッド。さらにハイキックからチョップを振りかぶるが、宮原がその場飛びブラックアウトからシャットダウン・スープレックスホールドで3カウント。

宮原「卓也!今日はありがとう!まだ、2023年始まったばっかりだ。世界タッグベルト、俺ら、防衛戦決まったし、また組まなきゃいけねーんだよ。まだ見たいだろ俺らのタッグ?次、防衛戦、ミヤケンと卓也、復活だ。いいか卓也?」
野村「三冠の、ベルトが、取れようが取れまいが、俺も、今日で、いや、今日から、ミヤケンと卓也、復活、言おうと思ってたところだ。今日復活だ」
宮原「また、いつか、このベルトで戦おうや。(野村はリングを去る)改めて、五冠王者宮原健斗のお披露目だ(青柳優馬がリングへ)」
優馬「そろそろ、そのベルト、僕が、巻いても良いんじゃないかなと思ってるんですけども、どうでしょうか皆さん?(永田裕志がリングへ)」

永田「全日本プロレスに参戦して、はや半年、このリングで戦ってみて、改めて思ったのは、全日本プロレスの大黒柱、宮原健斗、それあんただよ。そして、改めてそれを痛感したんで、改めて宮原健斗、あんたのその三冠ベルトに、俺は挑戦したい。と思って、待機してたら、青柳優馬、先を越されたか?どうしても青柳、あんたが挑戦したいって言うなら、宮原選べどっちが先か」
宮原「おい永田裕志さんよ、俺は、世間を代表して言ってやろうか?あんたはここに立ったということはこのベルトに挑戦したいということだよな?世間の代わりに言ってやるよ。あんたのホームで、居場所がないから、ここに上がってるんだったら俺は受けない。ただな、あなたは、キャリアを重ねても全力だ。それはこの全日本のプロレスのリングに上がって俺は、この目で見させてもらったよ。俺は寛大だ。いずれ、やってやろうじゃねーか。そのいずれの時まで!プロレスファンを納得させてみろ。あんたは、いずれ、次はお前(優馬)だ!」
優馬「(永田に)もう戻ってもらって結構です」

永田「よくわかった。まあ、三冠ヘビー王者宮原健斗に挑戦したい気持ちはあるけど、お前が先に挑戦してもし、新チャンピオンになったら、青柳優馬、俺が挑戦するのはあんたでもいいよ」
優馬「ここで宣言させてもらいましょう。こいつからこのベルトを奪ったら。いや、奪いますので、一番最初の挑戦者、永田さんにご指名いたしますのでその時までどうぞお待ち下さい(永田はリングを去る)明らかに帰るの担当だったよな。まあいいや、次、その世界タッグのベルトと、三冠のベルト、全てあんたから奪ってやるからな。その時には、宮原健斗グッズを、このクソダサいグッズを持ったブサイクな奴らに、せいぜい慰めてもらうといい」

宮原「おい、おもしれーこと言うな。おい、今見てわかるだろ?ヘビー級のベルトは全て俺にある。全身でベルトを掲げておきながら、すべて俺が持ってんだ。この現状を打破できるのか、宮原健斗の壁は分厚いぞ。俺に2月4日、八王子で挑戦してこい。(青柳はリングを去る)改めて五冠王者のお披露目だ。(ベルトをつけ間違えす)間違えた。(つけ直して)改めて!五冠王者の宮原健斗だ!2023年も、始まり、次のチャレンジャー、青柳優馬だ。全日新時代のレスラーよ、俺のために挑んでくるがいいよ!次は、いつだ試合は?奥田リングアナ、次の試合はいつだ?(1月11日です)どこだ?どこだ!(千葉です)横浜だ!1月11日横浜!奥田!上がってこいお前この野郎。大変!全日本プロレス!弊社のリングアナが間違えた謝罪しろ!」
奥田アナ「新年早々大変申し訳ありませんでした」
宮原「千葉だ!違う、横浜だ!2023年、全日新時代はもうスタートしてる。プロレスファンよ、みんな全日新時代に乗り遅れるな。ほんとに今日はありがとうございましたー!最後に!会場の皆さん、テレビをご覧の皆さんに聞きたい!全日新時代、最高ですかー!?全日新時代、最高ですかー!?OKラスト、全日新時代、最高ですかー!?全日新時代!最高」

<試合後コメント>

宮原健斗
「よし!クラクラだよ、頭がクラクラだ。それくらい野村卓矢との一戦っていうのは全力で行って、全身全霊、身体も気持ちも全て魂込めて闘って、最後はなんか、プロレスラーしか味わえないハイな状態になって、張り合ったよ。真正面から張り合ったよ。クラクラだよ、頭が。ただなあ、全日新時代は始まってるからな。個々で加速した今を、日本全国の皆さんに届けるには防衛しかねーからな。次は!青柳優馬だ。そして?永田裕志さん。俺はリング上で言ったとおりだ。世間を代弁した。言いにくい言いにくい世間を代弁して俺が言ったんだ。あとはリング上のVTRを御覧ください。それ以上言うことはない。そして永田ァ!その前に、というか、永田の話は置いといて、青柳優馬!来たなあ。全日新時代、今のテメーの状況を考えてるとうかうかしてられねーんじゃねーか?テメーの状況は、ゆっくりしてる暇なんてないんじゃないか?いつまでも最年少……その記録も終わったよ。さあ、青柳優馬!プロレスファンはなにを見せるか期待しているだろう、この宮原健斗に。俺は分厚い分厚い全日時代の壁だ。さあ、青柳優馬。2・4八王子で、テメーの全日新時代とやらを見せてもらおうか。テメーの今置かれてる立場は、今のままでいいのか?プロレスファンはそう思ってないだろう。テメーの気持ちの奥の底の底の底を見せてみろ!」


野村卓矢
「完敗でした。強かった。全部ぶつけたつもりでしたけど、ダメでしたね」

――完敗とは見えない試合だった
「いや、気持ちが折れないなっていうのは、闘ってて、どんどんどんどん圧力が増していくっていう、そんな感じですね。、俺もまだまだ強くなれるってことなんで、またもっともっと強くなって、また挑みますよ、三冠に。いや、宮原健斗に挑みますよ。また僕は挑みますよ。まだこの世界タッグもあるんで、ミヤケンとタクヤで、この世界タッグ、永久に防衛し続けます」

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