20歳のハイスピード王者AZMが7年動かなかった通算防衛記録タイに!記録更新を賭けた闘いにスターライト・キッドを指名!

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 29日、東京都・両国国技館にてスターダム『JRA中山競馬場 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2022』が開催。第1試合ではAZMの持つハイスピード王座に清水ひかりが挑戦した。

 AZMは2011年に9歳でスターダムに入団し、キッズファイターとて2013年にデビュー。20歳にして約9年のキャリアを持つスターダム内でも古株の選手となっている。その後は女子プロレス界随一のハイスピードファイターに成長し、2020年7月にハイスピード王座初戴冠。王座交代もハイスピードな激戦区でしのぎを削り、今回勝利すると夏樹☆たいようが持つ通算防衛記録タイとなる。

 そんなAZMに挑戦を表明したのは、元アクトレスガールズで現在はCOLOR’Sの一員としてスターダムに乗り込んできている清水ひかり。
 同じくCOLOR’SのSAKIとのタッグ“galaxyPunch!”での各種タッグ王座戴冠歴も持ち、他団体にも引っ張りだこの清水は今年10月に2週間のメキシコ遠征を経験しさらにパワーアップ。スターダム年間最後のビッグマッチ・両国国技館大会でのタイトル挑戦という大舞台へと躍り出た。

 会見でAZMは「ハイスピードの歴史が7年くらい動いてなかった中で私がこれを更新してハイスピードの歴史を変えたいと思います」と意気込みを述べるとともに、清水のメキシコ遠征について「2週間?ちょっと行って、どれだけメキシコを感じられるか。それは清水ひかり次第なんじゃないでしょうか」と余裕を見せる。
 これを受けた清水は、「2週間だろうが、私はたくさんのものを会得してきました。CMLLの女子グランプリに出た日本人なんて数えるほどしかいないし、死者の日興行にも出てメキシコで得られるものをすべて持って帰ってきたつもりです」と堂々と切り返していた。

 調印式の場では、早口言葉対決、水の早飲み対決、かけっこ対決とコミカルな“前哨戦”を行っていた2人だが、試合が始まると得意の蹴り技で短期決戦を狙う清水を、AZMが切り返し清水のついてこれないスピードで翻弄。
 ならばと清水は場外に突き落とし、リングに戻すとイナズマレッグラリアートから飛び技を狙う。お互いダイビングフットスタンプを投下し、AZMのバズソーキックに清水がトラースキックからバズソーキックを返し一進一退に。
 しかしAZMが一瞬のすきを突きあずみ寿司も、これを切り返した清水がカサドーラフットスタンプから丸め込みの返しあい。お互い2で離れると、清水のスクールボーイをAZMがNumero Unoで捕らえギブアップを奪った。


 清水は「もう来んなって言われようが何回でも行ってやる!もう一度挑戦します!」と再戦を要求する。
 AZMは「会見が楽しみMAXかなって思ってたけど会見以上に楽しかったな。私の大事なベルトの価値がほんとあがりましたよ」と清水を高評価。
 そして次期挑戦者として「私はスターライト・キッド、一択だよ。よろしく」と、1・8名古屋国際会議場でキッドとの防衛戦を指名した。

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