「オタクに優しいギャルは実在した!」元eggモデルギャルレスラーが7ヶ月ぶりの復帰戦でデスマッチ・アマゾネスを魅了!

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 22日、東京都・新木場1stRINGにて『SOD×P.P.P. TOKYO Spicy Blue Moon~蒼天の彼方へ~』が開催され、元東京女子プロレスの小橋マリカが復帰戦を行った。

 『P.P.P.TOKYO』は“令和のバブル”をテーマにセクシー男優のしみけんがアドバイザーを務めるプロレス団体。慶應義塾大学卒の元・博報堂レスラー三富兜翔が総帥としてプロデュースし、シャンパンタワーやテキーラが飛び交うパリピ興行を開催している。
 小橋マリカは2016年1月4日に14歳で“JCレスラー”としてデビューし、“JKレスラー”時代には“筋肉アイドル”才木玲佳とともにプリンセスタッグ王座を戴冠。その後大学受験を前に休業し、昨年5月にギャル雑誌『egg』モデルとなり同年10月に“JDギャルレスラー”として東京女子に凱旋。若い女性ファンから高い支持を得ていた。
 そして、昨年12月には「大学生のうちにやりたいこともある。高校受験・大学受験・怪我での休場というのを繰り返していて『休んでる』ってイメージが付くのがすごい嫌で、ケジメとして東京女子卒業を決断させていただきました」と東京女子退団を宣言。今年4月17日に卒業し、プロレスラーとしてはフリーランスとなっていた。

 その後はプロレスラーとしての活動は無かったが、10月に行われたPPPの記者会見に突如現れて復帰を宣言。
 マリカは大学の冬休みを利用しての海外留学のために動いていたことや、海外でプロレスラーとして活動していくためにまず国内で復帰戦を行いたいと思った旨を説明。今回の復帰は東京女子プロレスに相談の上で快く送り出してもらったことで実現した背景も明かした。
 マリカの「日本のギャルのマインドを海外に届けたい」という想いに呼応し、夏すみれも10年ほど前のギャル姿で会見に現れてタッグを結成。先日のBreakingDownで快勝を収めたばかりのちゃんよた、“デスマッチ・アマゾネス”として世界で名を轟かせる山下りなの2人を迎え撃つことに。


 試合は、ブランクのあるマリカが集中攻撃を受ける展開となるもギャルの絆で結ばれた夏が必死のサポートを見せ中盤からは攻勢に。スタンド式の胴絞めフロントネックロックやバカチンガー・エルボーなどかつてよく見せていた技の数々を繰り出していくが、必殺の駆け上がり式ブルドッギング・ヘッドロックは不発。
 終盤には山下の猛攻に苦戦したマリカがシャイニング・ウィザードを叩き込んでから回転エビ固めで逆転勝利を狙うものの、山下は倒れること無く圧倒的なパワーでマリカを担ぎ上げ、そのままインプラントで突き刺して3カウントを奪った。

 マイクを取ったマリカは大声援を受けながら「はじめましてって言おうと思ったけど、そうじゃない気がしてきました」と満面の笑み。そして、「いやー、やっぱプロレスって、最高だわ。そしてこのPPPのリング、バイブス高すぎ。マジで熱い。最高!」とぶち上がる。
 そして、山下と試合することを夢にまで見ていたというマリカは来年1月15日のPPP大阪大会での一騎打ちを要求。山下も「その時は、私にギャル、いや小橋マリカの世界をもっと見せてください」と快諾した。


 バックステージに戻ったマリカは「今日一緒に闘った夏さんもだし、山下さんもだし、ちゃんよたもだし、1人1人のことを本当にリスペクトしてて、このメンバーの中で復帰戦が出来たこと、そして『山下りなの世界をもっと見たい』というワクワクを見つけられたので、この先プロレスラーとして歩んでいく中で楽しみが増えました」と語り終始笑顔。

 一方、山下は、「私ね、ギャルという生き物とは割と距離を置いて生きてきました。中学・高校と、私は図書室で『火の鳥』と『お~い!竜馬』を読んで過ごした6年間だったので。オタクに優しいギャルって実在するんですね。ネッシーとか龍みたいな伝説級の生き物だと思ってました」と二次元の世界にしかいないと思われていた存在との遭遇に感動の言葉を述べた。

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