“負けたら即引退スペシャル”に臨んだ黒田哲広が3ヶ月ぶり3度目の引退回避で二冠王達成!若き挑戦者へ「有刺鉄線バットを持っていく」

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 5日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『INNOVATION 9』が開催され、黒田哲広&マスクドミステリーがTTT認定インディー統一タッグ王座&TTT認定インディー統一6人タッグ王座の二冠王を達成した。

 TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、故・ターザン後藤さんに薫陶を受け、ミスター雁之助を師に持つ黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした団体であり、PWC、FMW、IWA JAPANなどの流れを汲むベテラン選手たちが数多く参戦中。90年代インディープロレスの“おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス”の魂を令和の世に伝え続けている団体だ。

 TTT認定インディー統一タッグ王者として盤石の政権を築く【“最高”ミステリー】黒田哲広&マスクドミステリー。
 TTTにレギュラー参戦している黒田は、なぜか毎回「負けたら引退します!」と軽いノリで“負けたら即引退スペシャル”での王座戦を行い連続防衛に成功。引退ネタの乱用を指摘されると「僕の師匠がそれやる人だから(笑)」とFMWの某レジェンドを思わせるゆるゆるな引退観を語っていた。

 今大会のメインイベントで“最高”ミステリーのタッグ王座に挑戦したのは、ガッツ石島&藤原秀旺。
 両者は令和のインディー界隈屈指の巨体を持つパワーファイターであり、深い因縁を持って幾度も死闘を繰り広げてきたが、今年10月2日にデスマッチで両者が激突した際に心境の変化が発生。ガッツが秀旺にタッグ結成を持ちかけて王座挑戦に誘い、秀旺がこれに応じたことで宿敵同士の協力タッグが爆誕。過去最強クラスの挑戦者として王座獲りに臨んだ。

 ガッツと秀旺のタッグに注目が集まるが、試合前から互いに先発を譲らず口論になるなど不安な立ち上がり。
 対する“最高”ミステリーは熟達したタッグワークで堅実に試合を進め、ガッツへ集中攻撃。秀旺がこれを渋々といった様子で救出しコンビネーション攻撃を繰り出していくと、瞬間最大風速では王者組を圧倒する場面も見られた。
 しかし、そのタッグワークも長くは続かずガッツと秀旺は誤爆を連続。ついにブチ切れた秀旺がガッツをタコ殴りにし、秀旺とともに6人タッグ王座を持つガーリン・シュー・ペローズB(後藤恵介)&ガーリン・シュー・ペローズC(竹田光珠)まで乱入してきたことから収拾不能となり、レフェリーが無効試合を宣告した。

 ファンからはあんまりな結末に落胆の声。
 ガッツが「メインのタイトルマッチめちゃくちゃにしやがってこの野郎!」と激怒すると、秀旺は「そんなに王座戦にこだわってるなら、今6人タッグ王者が揃ってるんだからお前らで挑戦してこい!今この場で!」とガッツ&黒田&ミステリーでの6人タッグ王座挑戦を要求。

 緊急決定試合としてTTT認定インディー統一6人タッグ王座戦が行われることとなり、観衆が大歓声をあげる中で試合開始。
 激しい場外乱闘の末にガッツと秀旺がラリアットでバチバチとぶつかり合い、黒田&ミステリーは鉄壁のタッグワークでガーB&ガーCを翻弄。いぶし銀のミステリーが勝機を作ってガーBにチョークスラムを決め、黒田の地団駄ラリアット、ガッツのフェイスバスターと大技のラッシュが決まり決着。

 黒田&ミステリーはタッグ&6人タッグ王座の二冠王、ガッツは幾度挑戦しても獲れなかった悲願の6人タッグ王座初戴冠を果たした。

 ガッツと秀旺の因縁の炎はさらに燃え上がり、12月3日の年内最終興行には、ガッツが長年の盟友である葛西純をパートナーに連れてくることを宣言。両者の決着戦として、ガッツ石島&葛西純vs藤原秀旺&Xのタッグマッチが行われることとなった。

 試合を終えた黒田は、「まさかの棚からぼたもちで二冠になっちゃった(笑)」と喜びながらコメントを出していたが、そこへ【REAL HIPSTAR】政岡純&木下亨平が登場し、タッグ王座へ挑戦表明。
 REAL HIPSTARはインディー界を荒らし回るジュニアヘビー級のタッグ。ダブプロレス所属で現DOVE世界ヘビー級王者の木下と、GLEATなどでも活躍していた政岡のイケメンタッグはその実力と愛嬌から多くの女性ファンを獲得している。

 そんなイケメンタッグの挑戦表明に「若い芽は潰す!」と意気込んでいた黒田だったが、REAL HIPSTARが低姿勢の敬語で話を進めたため黒田もつられて丁寧な対応になり、にこやかに2人の挑戦を受諾。
 しかし、挑戦が決まるや否や政岡が本性を現し、「俺らがよ、おじさん2人の肩の荷を軽くしてやるよ!俺らのコンビネーションに勝てるんか?俺らがそのベルト一発で獲ったるからな!」と捨て台詞。

 これに激怒した黒田は「あんだけ敬語で来たから『やってやる』って言ったら、あんな偉そうに!上から目線で!有刺鉄線バット持ってきますよ」と宣言すると周囲は大慌て。
 しかし、黒田は「あっ、すんません今の嘘です(笑)ガハハ!嘘です!有刺鉄線ボード用意する!……あ、嘘です(笑)意外と作るのめんどくさいんだよ。若いとき作ってたんだ」と下積み時代のエピソードを交えつつ、なんとも締まらない笑顔でコメントした。

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