“NOAHvsDRAGON GATE”の対抗戦は神戸ワールド記念ホール大会へ!NOSAWA論外&Eita&鈴木鼓太郎に“M3K”望月マサアキ&ススム&ジュニアが挑戦表明!

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 21日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION 2022』が開催され、NOSAWA論外&Eita&鈴木鼓太郎がオープン・ザ・トライアングルゲート王座の防衛に成功した。

 NOAHとDRAGON GATEは選手の相互参戦が進んでおり、望月成晃(現:望月マサアキ)がNOAHでGHCタッグ王座やGHCナショナル王座を、EitaがGHCジュニアヘビー級王座を戴冠するなど乗り込んでいった先で結果を残すなど大きな話題を振りまいている。
 一見して平和的な交流に見えていたものの、今年4月頃から潮目が変わり、同月29日に開催されたNOAH両国国技館大会ではNOAHvsDRAGON GATEのバチバチの対抗戦が展開され、今年5月にはNOAHを契約満了で離脱したと主張するNOSAWA論外率いる“PERROS DEL MAL DE JAPON(以下、ペロス)”がDRAGON GATEに戦場を移しオープン・ザ・トライアングルゲート王座(※6人タッグ王座)を戴冠するなど互いの王座戦線に足を踏み入れた抗争へと発展している。

 そして、6月にはNOAHにて他団体では史上初のトライアングルゲート戦が行われ、ペロスのNOSAWA論外&Eita&鈴木鼓太郎が持つ王座を“STINGER”小川良成&吉岡世起&進祐哉が奪取。初の純粋な他団体流出という波乱も収まらぬ内にNOAHジュニア正規軍の原田大輔&小峠篤司&YO-HEYが王座を奪取。完全にDRAGON GATEから手が離れてしまった王座を再びNOSAWA論外&Eita&鈴木鼓太郎が戴冠し、既に同月26日のDRAGON GATE埼玉大会にて初防衛に成功している。
 トライアングルゲート王座は再びDRAGON GATEとの縁を取り戻しつつもNOAHジュニアの象徴たる“混沌”の色に染まりつつある。

 この日、トライアングルゲート王座戦に挑戦したのは、DRAGON GATEの“HIGH-END”に属するYAMATO&ドラゴン・キッド&Kagetora。長年DRAGON GATEを支え続けてきたベテランたちが王座奪還に向けて方舟へと乗り込んだ。

 序盤は1vs1で互いの力量を測り合うかのようなヒリついた掛け合いが展開されるも、Kagetoraに握手を求めた論外にYAMATOが背後から一撃入れ袋叩きにしたことで流れが変わり、多vs多の乱戦となり場外戦へ。
 リング上ではキッドが鼓太郎にハリケーンラナ、KagetoraがEitaにフライング・ラリアット、YAMATOが論外にgo 2 Hospitalを決めるなど優勢を掴み、キッドがEitaにウルトラ・ウラカン・ラナを仕掛けるも途中で体勢を崩して攻めの流れを途切れさせてしまう。
 この隙を見逃さずにペロスが一気に盛り返し、セコンドに付いていたスペル・クレイジーがYAMATOを場外に引きずり出して戦線離脱させ、場外から論外が孤軍奮闘するKagetoraに足払いをかけた瞬間にEitaのImperial Unoが突き刺さり、これで3カウント。

 論外が「オイ、俺はこんなベルトどうだっていいんだ。おい、YAMATO。次、NOAHのリングで俺とシングルマッチやろうぜ。お前のこともっとぶん殴りてーんだよ」と因縁決着戦を求めると、YAMATOは「俺もだよ!」と呼応。

 HIGH-ENDの面々が去っていくと、入れ違うかのように“M3K”望月マサアキ&望月ススム&望月ジュニアがリングに登場。

 マサアキは「NOAHファンの皆様、初めまして!俺たちがDRAGON GATEのM3Kでございます」と挨拶し、ジュニアは「父がいつもお世話になっております。よろしくお願いします!」と四方に礼。マサアキは今月30日&31日に行われるDRAGON GATE年間最大のビッグマッチである神戸ワールド記念ホール大会での挑戦を表明した。

 これを受けた論外は「あっ。わかりました。じゃ、行きます。やります。なんでもいいです」と投げやりにOKしつつ、ジュニアについて「ホントはそんなカッコしたくないんだよな?子供が可愛そうだなあ。あんなカッコさせられてプロレスデビューしたんだぜ?アレはグレるわ。親の顔が見てみてーな」とスカジャン+サングラス姿をイジる。


 最後にEitaが「トライアングルゲートはひとまず置いといて、俺がGHCジュニアタッグチャンピオンだ!誰でもいいよ、かかってこいよ!」と、小川から強奪したジュニアタッグのベルトを掲げると、小川がリングに飛び込んできてEitaを強襲。しかし多勢に無勢でペロスに小川は袋叩きにされてしまい、EitaがImperial UnoでKOしつつ小川の眼前でベルトをチラつかせながら挑発して退場していった。

 バックステージでペロスが勝利者コメントを出しているところへ小川&進祐哉が乱入して再び蹴撃。収拾のつかない大乱闘となり、論外は翌22日のカード変更を要求し、STINGERとの直接対決を決定させた。

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