【試合詳細】5・12 ドラディション後楽園ホール大会 永田裕志&越中詩郎&棚橋弘至vs長井満也&高橋ヒロム&鷹木信悟 藤原喜明&船木誠勝vs田中将斗&高岩竜一

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『TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-2 IN TOKYO Dear NEW GENERATION』
日程:2022年5月12日(木)
開始:19:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:832人

▼タッグマッチ 15分1本勝負
○倉島信行/三州ツバ吉(フリー)
10分16秒 裏十字固め
藤原ライオン/●酒井博生(HEAT-UP)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
△LEONA
15分0秒 時間切れ引き分け
△TAMURA(HEAT-UP)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●MAZADA(フリー)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)
16分12秒 ツイスター→片エビ固め
岡林裕二(大日本)/○望月成晃(DRAGON GATE)

▼タッグマッチ 45分1本勝負
藤原喜明(藤原組)/○船木誠勝(フリー)
13分2秒 ハイブリッド・ブラスター→体固め
田中将斗(ZERO1)/●高岩竜一(フリー)

▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
永田裕志/越中詩郎(フリー)/○棚橋弘至(新日本)
15分59秒 ハイフライフロー→片エビ固め
●長井満也/高橋ヒロム(新日本)/鷹木信悟(新日本)

藤波辰爾が新型コロナ感染で無念の欠場も試合に乱入し棚橋のピンチを救う!代々木体育館で藤波vs棚橋の一騎打ちが実現?!

オープニング


 4月末に藤波が新型コロナウィルス陽性判定を受けたため今大会を欠場することに。
 療養・隔離期間から試合当日まで十分な時間が取れない故の苦渋の欠場とのことだが体調は既に安定しており、この日リングに登場した藤波はファンに挨拶を行い、本部席にて解説を務めることになった。

藤波「本日はご来場いただき誠にありがとうございます!藤波辰爾50周年記念、このフェイズ2に、一番大事な大会を欠場すること、非常に断腸の思いです。一生懸命コンディションを整えてまいりましたが、会社、色んなスタッフとの協議の結果、やむなく本日は欠場することになりました。どうぞお許しください。そんな中、新日本プロレスの中で僕が一番期待をかけている棚橋くんが僕の代わりに立ってくれる。本当に、なんか、胸にこみ上げる思いがありました。今日はどうぞ最後までごゆっくりとご観戦ください!」

第1試合


 4人しっかり握手を交わし、倉島とライオンの対面でゴング。
 じっくりとしたグラウンドの攻防で足を取り合い、倉島のヘッドシザースをライオンがローリングして抜け出しヘッドロック。両者タッチ。
 ツバ吉と酒井の対面となると、互いにキック系の格闘技をバックボーンに持つ2人が牽制し合いながらミドルキックで打ち合っていき、ツバ吉がフロントネックロックも酒井が自軍コーナーに押し込んでライオンにタッチ。

 ライオンはロープに振ってバックエルボーで倒し腕十字を狙うが、ツバ吉がローリングして抜け出しチキンウィング・フェイスロック。ライオンも必死のブレイクを見せ両者タッチ。

 倉島と酒井の対面となり、酒井が軽快なミドルキック連打で攻め込んでいくも、倉島が腰投げでグラウンドに引き込み十字架固め。キックアウトした酒井へニーリフトを叩き込みツバ吉にタッチ。
 ツバ吉はミドルキック連打からコーナーに振って突っ込むも、酒井がフライング・ニールキックで迎撃しライオンにタッチ。
 ライオンはフライングフォアアームからミドルキックを連打してコーナーに追い詰め、串刺しジャンピングニーからフェイスクラッシャー。さらにフジワラアームバーも倉島がカット。ライオンは酒井にタッチ。

 酒井はライオンとともにツバ吉にサンドイッチミドルキックを叩き込み、酒井がロープに飛んでのビッグブートを連打。しかしツバ吉が倒れず耐え、掌底連打からSTOで叩きつけて倉島にタッチ。

 倉島は酒井をブレーンバスターで叩きつけ、カットに来たライオンのバックを取ってジャーマン・スープレックス・ホールド。倉島は酒井へランニングSTOから腕十字、酒井の回避運動に合わせて裏十字固めに捕らえると酒井が無念のタップ。

第2試合


 両者しっかりと握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップで組み合って力比べ。
 TAMURAがグラウンドに引き込んで腕十字、キーロックと腕に狙いを定めると、LEONAはローリングして抜け出しトゥーホールドから弓矢固め。さらにリストロックの応酬を制してスリーパーホールドに捕らえ、サーフボードストレッチでTAMURAをいたぶっていく。
 再びリストロックの応酬となり、今度はTAMURAがこれを制してフルネルソン。LEONAはサムソンクラッチでの切り返しを狙うが、先読みしたTAMURAが再びフルネルソンに捕らえる。LEONAは必死のロープブレイク。
 TAMURAはLEONAをロープに振ってバックエルボー。さらにロープに振ろうとするがこれをこらえたLEONAがダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、ランニングバックエルボーからドロップキック。さらに監獄固めで足にダメージを与え、ロープブレイクしたTAMURAの足へのローキックを連打。LEONAはさらにコーナーに振って突っ込んでいくが、TAMURAがウルトラタイガードロップで迎撃。

 さらにTAMURAはミサイルキックから腕十字、さらにアンドレへ移行するも決まりきらぬ内にLEONAがロープブレイク。TAMURAはミドルキック連打からドラゴンスクリューを狙うLEONAをビンタで突き放し、さらにロープに飛んでミドルキックを発射もLEONAがキャッチしてドラゴンスクリューから足4の字固め。TAMURAは苦戦しつつもなんとかロープへ。
 LEONAがロープに飛ぶと、TAMURAはミスティカからアンドレに入る高等テクニックで迎撃も位置が悪くLEONAが足を伸ばしてロープブレイク。


 LEONAは逆さ押さえ込み、首固めと粘りを見せるがTAMURAがキックアウトしてアックスボンバー。さらに首固めに入るもLEONAがひっくり返してフォール。首固めのシーソーゲームが展開されるさなかでフルタイムドローを告げるゴングが鳴らされた。

第3試合


 望月とMAZADAの対面でゴングが鳴り、MAZADAが握手を求めると望月は強い警戒を示しながらも握手に応じる。一旦離れてから望月がローキックを入れると、MAZADAはいたがって飛び退きブレイクタイムを要求。もう一発食らうとあまりの痛みにMAZADAは帰ろうとするが、場外カウントが数えられると渋々リングへ。3発目の蹴りが放たれるとMAZADAは足をキャッチしてグラウンドに引き込みながらのレッグロック。望月はこれをロープブレイクし、ソバットを叩き込んでからロープに飛びサッカーボールキックを発射も、MAZADAがすんでのところで回避。両者タッチ。

 KAZMAはコーナーに上ってドラゴンリングイン。そして中指を立てながら「ピッサリ!」と岡林に突き付けるが、岡林は怒りのピッサリポーズで返しショルダータックルで幾度も吹き飛ばす。しかしKAZMAは顔面かきむしりで対抗し、MAZADAにタッチ。

 MAZADAは自信たっぷりに岡林へ手4つでの力比べを求めるが、一瞬にして押しつぶされてしまい、悲鳴を上げるMAZADAを自軍コーナーまで押し込んだ岡林が望月にタッチ。

 望月はMAZADAにショルダーアームブリーカー連打から指へのフィストドロップ。さらに指折りを仕掛けて痛めつけ、コーナーに振って串刺しビッグブート。しかしMAZADAはこれをキャッチして望月の靴への噛みつき攻撃。そのまま自軍コーナーへ押し込んでKAZMAにタッチ。

 KAZMAも靴への噛みつき攻撃から後頭部へのハンマーパンチを何発も打ち下ろしMAZADAにタッチ。
 MAZADAは望月へ指折りで仕返しし、指へのドラゴンスクリューを見舞ってKAZMAにタッチ。
 KAZMAは指へのエルボースタンプを連打し、MAZADAが望月コールを煽る挑発。これで怒りに火が点いた望月がKAZMAへミドルキックを連打し、エプロンから介入しようとするMAZADAへKAZMAをぶつけて排除。望月はブレーンバスターから岡林にタッチ。

 岡林は相手2人をそれぞれショルダータックルでふっ飛ばしてからボディスラムで叩きつけ、ダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。そしてMAZADAをアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、カットに来たKAZMAへMAZADAを投擲する怪力を見せつける。さらに岡林&望月のトレイン攻撃から岡林がジャンピング・ブレーンバスターで叩きつけ、ラリアットを狙ってロープに飛ぶものの、KAZMAの「ちょっと待って!」からのストップ延髄斬りを被弾。KAZMAがMAZADAにタッチ。
 MAZADAは岡林へ多種多様なサミングを仕掛けるも、岡林が視界を失いながらも逆水平チョップをクリーンヒットさせていく。MAZADAは真後ろへ倒れ込む際に足を振り上げて岡林の急所を蹴り上げるが、痛みよりも怒りが上回った岡林がショルダータックル。しかし、痛みが怒りを上回り望月へタッチ。


 望月はロープに飛んでMAZADAにビッグブートを連打していくが、KAZMAが援護に入りトレイン攻撃から望月の後頭部へカサノヴァ。MAZADAが望月にDDT、ラリアットと叩き込んでからのブレーンバスターを狙うが望月が着地。MAZADAはレフェリーの視線を逸らさせ急所蹴りを発射も、望月がガードし顔面へ右ストレート。最後はツイスターで叩きつけて3カウントを奪った。

代々木競技場第二体育館大会開催発表


 ドラディションにLEC株式会社がスポンサーに付き、50周年ツアーのフィナーレとして12月1日に代々木競技場第二体育館大会を開催することが発表された。

第4試合


 船木と田中の対面でゴングが鳴ると、がっぷり4つで組み合って腕の取り合いからグラウンドでの首の取り合い、船木がダブルリストロックに捕らえようとすると田中が上からがぶってヘッドロックで切り返し、船木が転がして両肩をつけると田中がキックアウトして距離を取る。船木が藤原にタッチ。

 藤原は田中の腕を取ってそのまま脇固めに持ち込もうとするが、田中が前転して抜け出し逆に脇固めを狙う。しかし藤原はボディシザースで田中の動きをコントロールし、フェイスロックからアキレス腱固めへと移行。田中は必死のロープブレイクから高岩にタッチ。

 高岩はチョップの連打で藤原をコーナーに押し込んでいくが、藤原はリバースして高岩の顔面の強烈なビンタを連打。そのままフロントネックロックに捕らえて船木へタッチ。

 船木はその場で旋回するパワースラムからスリーパーホールド。これを田中がカットすると、高岩が逆水平チョップを連打。船木も珍しく逆水平チョップで真っ向から打ち合っていくと、背後から藤原が高岩を羽交い締めにし、がら空きのボディへ船木がミドルキックを連打。さらにロープに飛んでサッカーボールキックを狙うが、エプロンから田中が一撃入れ、場外に引きずり出してイスで殴打。田中が船木をリングに放り込むと高岩が逆片エビがためも、藤原がヘッドバッドでカット。高岩は田中にタッチ。

 田中はレッグロックやヒザへのニードロップなど足への集中攻撃を見舞い、弾丸エルボーを発射も船木がキャッチしてニーリフト。そのまま転がしてサッカーボールキックを叩き込み、藤原にタッチ。
 
 藤原は田中に一本足頭突き、カットに来た高岩にヘッドバッド、再び田中に一本足頭突き。田中&高岩も「クソジジイ!」と激高しながら容赦のないエルボーを叩き込んでいくが、高岩のラリアットをキャッチした藤原が脇固め。これは田中がカットも、藤原はヘッドバッドで撃退。藤原は高岩の顔面に強烈なビンタを見舞って船木にタッチ。

 藤原が高岩を押さえつける中で船木が掌底やミドルキックを連打し、ロープに振ってジャンピングミドルキック。さらにハイブリッド・ブラスターを狙うが田中がカット。2人で船木にトレインラリアットを見舞い、田中がスーパーフライ、高岩がデスバレーボムと猛攻。さらに高岩が高岩ドリラーを狙うが、船木が脇固めのフェイントから、かがんだ高岩の顔面を下から蹴り上げる形のミドルキック。さらにサッカーボールキックからハイブリッド・ブラスターで突き刺し、船木が高岩から3カウントを奪った。

第5試合


 全選手入場後、棚橋のガウンから無数の黒い羽がリングに散ったことから長井が棚橋にすべて拾わせるというドラディションの洗礼を浴びせる。そして怒れる長井は「解説してる場合じゃないんだよ!リングまで来い!セコンド付け!」と放送席の藤波にも激怒。
 そしてヒロムが「初代IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの越中さん!お手合わせよろしくお願いします!」と先発での対決を希望。越中もこれに応じて進み出て試合開始。

 越中とヒロムがロックアップで組み合い、越中が押し込むもヒロムがリバースして離れ際にチョップ。ヒロムはロープに飛ぶが、越中はガットショットで止めてヒップトス。さらにヒップアタックをぶち当ててヒップバッド連打からボディスラム、さらにヒップバッド連打でお仕置き。両者タッチ。

 棚橋と鷹木の対面となると、鷹木が執拗なヘッドロックで絞り上げるも、棚橋もクラッチを切って丁寧なリストロックで応戦。鷹木はコーナーに押し込んで離れ際にチョップを打ち込み、串刺しラリアットを狙うも棚橋がブーメランアタックで迎撃し永田にタッチ。

 永田が鷹木へミドルキックの速射砲を撃ち込むと、鷹木も真っ向からエルボーバッドで反撃。永田が顔面へのビッグブートをヒットさせると、鷹木が吹っ飛んだ反動を使ったショルダータックルでふっ飛ばし、全員入り乱れた場外戦へ。
鷹木は棚橋に目をつけ、「いいもんあんじゃねーか」と棚橋のIWGP USヘビー級のベルトをエプロンに置いて棚橋の顔面を叩きつける。そして長井はわざわざ放送席の藤波の目の前で乱闘を展開し、執拗に藤波を挑発。

 ヒロムは永田をリングに放り込むと串刺しラリアットから後頭部への低空ドロップキック。さらに越中の方を向きながらこれ見よがしに永田へヒップバッドを連打。長井にタッチ。

 長井は永田にショルダークローからグラウンドに組み伏せて首を絞める反則攻撃。レフェリーにカウントを取られ始めると解放して鷹木にタッチ。

 鷹木は永田にスリーパーホールドも、振り払った永田がエルボー連打。鷹木もチョップで応戦し、ブレーンバスターで叩きつけてから「キタキタキターーッ!」と雄叫び。ヒロムとのトレイン攻撃を狙うが、これをかわした永田が鷹木にエクスプロイダー。カットに来た長井には延髄斬りを叩き込み、越中にタッチ。

 越中は鷹木にヒップアタックを連打して場外に叩き出し、エプロンから場外へのミサイルヒップ。さらに鷹木へ小刻みなヒップバッド連打から河津掛け、そしてコーナーからのミサイルヒップを叩き込み、侍パワーボムを狙うが鷹木がショルダースルーで切り返して長井にタッチ。長井はランニングビッグブートをクリーンヒットさせ、吹っ飛んだ越中が棚橋にタッチ。

 棚橋はフライングフォアアームから太陽ブローを連打し、セカンドコーナーからのサンセットフリップ。さらにスリングブレイドを狙うも、長井が回避してミドルキックを発射。これをキャッチした棚橋がドラゴンスクリューを狙うが、長井は顔面かきむしりで脱出。ここに鷹木が飛び込んできて串刺しラリアット、ヒロムがトラースキック、鷹木がパンピングボンバー、長井がサッカーボールキックと猛攻。さらに3人でのストンピングで袋叩きにしつつ、3人で放送席の藤波へ「どうすんだ?!どうすんだ?!」とドラゴンストップを要求。

 藤波が動かずにいると、長井は藤波に見せつけるように棚橋へドラゴンスクリューからドラゴンスリーパー。これを見た藤波はついに重い腰を上げ、エプロンに上がる。鷹木の「またぐなよ!またぐなよ!」という警告を無視して藤波がリングに上がると、鷹木&ヒロムが2人がかりで藤波に襲いかかるが、藤波はドラゴン張り手で2人をふっ飛ばし、長井へドラゴンスクリュー。


 大ダメージを受けた長井へ、永田が串刺しビッグブート、越中がヒップアタック、棚橋がスリングブレイドからハイフライフローを見舞い、これで3カウント。

エンディング


 まずは出場選手たちがリングに上って記念撮影を行うも、藤原が遠くからこれを見守っていたことに気付き、本部席から藤原を加えてもう一度記念撮影を行う旨がアナウンス。しかし、これ以上は野暮だと感じたか、藤原は黙って背を向けて立ち去った。

藤波「今日はありがとうございました!(※棚橋が退場しようとしているのに気付いて)棚橋、棚橋、棚橋、棚橋くん、ちょっと待って!もう一度上がって」
棚橋「ありがとうございます!」
藤波「今日は本当にありがとう!いやあ~、50周年、自分の大会なのに自分が出られないというジレンマで今日はずーっと放送席にいましたから、とにかくなんか、やりたくなるねえ!これまで何度かやったなかでずーっとタッグマッチで上がってきました。久々になんか、シングルをやりたくなったなあ!12月1日、代々木が決まってるし、久々、シングルをやるかなあ~?(※棚橋をチラチラ見ながら)」

棚橋「ハイ!藤波さん、勝手ですけど、気持ちは受け取りました!ドラゴンストップをかけるなら今のうちですよ?(笑)僕は気が早いですからね!(※藤波がドラゴンストップをかけないのを確認して)……よし!よし!よし!よろしくお願いします!最後、マイクもたせていただいたんで、締めたいんですけど、今の時代『愛してます』も大事ですけど、諦めずに頑張っていく、その気持ちが今一番大切だと思うので、ミックスして会場の皆さん、『ネバーギブアップ』でお願いします!じゃあ最後に会場のみなさ~ん!ネバ~~~!ギブア~~ップ!!」
藤波「ありがとう!今日は皆さん本当にありがとうございました!」

<試合後コメント>

藤波辰爾&棚橋弘至
(※先に1人到着した棚橋が語り始める)
棚橋「新日本プロレスにね、入りたくて。藤波さん、武藤さんという新日本プロレスの超・正統派のエースの系譜に憧れて、追いかけて、追いかけてこうなりましたけども、ちょっと突然変異してしまいましたけども、藤波さんが言った言葉の中で印象的な『I NEVER GIVE UP』。本当にシンプルな言葉だけども、今一番ね、一番自分の芯に持っておかないといけない言葉なんじゃないかなって。日々の状況っていうのはね、本当に日に日に変化していってしまうし、それで大きく心が揺れるけども、希望を持って、絶対諦めずにっていうね。今回藤波さんのピンチを救うことが出来たということで、棚橋弘至のレスラー人生は成就したんじゃないかなと思うぐらいに、こんな名誉なことは無い。テレビの向こうでただただ憧れてた人から『棚橋、代わりに出てくれ』って。こんないい人生無いよね。頑張ってきて良かったです。ただ、これが終わりじゃないから。最高にエネルギーが生まれた状態で、明日アメリカ行ってきます。そして、このUSヘビー、本来の意味である対アメリカ人選手、アメリカでの防衛戦。必ずこのベルトの輝き、本来の持つ意味を取り戻して帰ってきます」

――藤波選手がシングルマッチをやりたいといったときに、対戦相手に名乗りをあげました
「ただね、やると言ったらやるかなと。状況に応じて変化する部分と、プロレスってのはそういう部分がありますんで。僕としては、ただただ憧れて追いかけていた方なので、望むところですけども、1個1個集中していかないといけないので。でも、それはね、きっと僕にとって大きなエネルギーになると思います。ただ1つだけね、藤波さんを現時点で超えてるなと思うところは……俺のほうが滑舌が良い!(※周囲の反応を見て)……あんまウケなかったな(笑)」

(※ここでしばらく棚橋のコメントを見守っていた藤波が合流)

棚橋「今の聞かなかったことにしてください(小声で)」

(※互いに「ありがとうございました!」と握手)

藤波「気持ちいいねえ、みんな良い動きして!」
棚橋「またいつでも馳せ参じますんで!」
藤波「OK、俺も言っちゃったもんな。名前こそ言わなかったけど、でも、ファンはみんな知ってるのかな」
棚橋「頑張ります!」
藤波「俺も調子上げていかないと!」
棚橋「藤波さんは僕の永遠のアイドルなんで、いつまでもよろしくお願いします!」
藤波「12月1日です。代々木までに間に合うかなあ?」
棚橋「過去最高の、藤波さんのジュニア時代を超えるようなバッキバキの身体で帰ってきます!」
藤波「じゃあ俺もバキバキにしようか(笑)」
棚橋「お願いします!(笑)ありがとうございました!」

(※棚橋が先に1人去っていく)

――改めて、棚橋選手の試合はいかがでしたか
藤波「どうしてもね、メインの棚橋くんに目が行っちゃうんだけど、でも今日はずっと久々のテレビの解説でね1試合目から見させてもらったけど、特別になんか違って、自分が動けないジレンマなのか、みんなの動きがよく見えたねぇ。羨ましいっていうか。まだ現役なんだね。どっかで自分もリングに上がりたいって。最後は言われてやって、アレが精一杯だったけども、いやあ、今日本来であれば中に立ちたかった」

――結果的に試合に乱入する形になりました
藤波「俺も気が付いたら、なんかレフェリーと一緒にカウントしてたね(笑)無意識で分からなかったんだけど、なんかやりたくて、身体が勝手に動いちゃった(笑)」

――現在の復調具合はいかがですか
藤波「うん、一応もう自宅の療養期間は終わったんでね。もう一応、保健所の許可は出たんで、あとはこれからですよ。体重はね、今102kg。ちょっと今まで自分の中で102kgって無かったんでね。ずーっと108kg~110kg近くで来てたんで、久々にジュニアに近付いてきたんだけど、さっきは棚橋も“バキバキ”つったから、もう1回ホントこれを機にどこまでかやってみたい気もせんでもないんだけどね(笑)」

――それは12月1日に向けてやっていくと
藤波「そうですね。ちょっと日にちもあるんでね。色々なところで、団体からのオファーもありますんで。5月1日かな?新日本の福岡ドーム。久々。あそこが自分自身ではちょうどアレ境がなんでね。あそこで陽性反応が出てしまったというのは、自分の中でちょっと迂闊だったなって。これはどこでどうなるか分からないんでね。とりあえず、これから仕切り直し。12月に向けて頑張ります!」

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