「5年後、10年後のプロレス界の未来を支えてくれる人材になる」小島聡がNOAHヘビー級の次世代エース・稲村愛輝を絶賛!

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 5日、東京都・後楽園ホールにて、プロレスリングNOAH『Dream on 2022』が開催され、稲村愛輝が小島聡とのシングルマッチに臨んだ。

 NOAHが4月30日に行った両国国技館大会では“史上最大のX”として新日本プロレスの小島聡が登場し、大会エンディングには潮崎豪の持つGHCヘビー級王座へ挑戦を表明。潮崎もこれを受けて立つ姿勢を見せ、6月12日に開催される『CyberFight Festival 2022』にて両者の王座戦が決定。

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王座(※現:IWGP世界ヘビー級王座)、全日本プロレスの三冠ヘビー級王座の戴冠歴を持つ小島にとって、NOAHのGHCヘビー級王座を戴冠すれば高山善廣、武藤敬司、佐々木健介に次ぐ史上4人目のシングル王座グランドスラムを達成するということもあり、小島のNOAHでの活躍に大きな期待が集まっている。

 この日のセミファイナルでは、小島聡vs稲村愛輝のシングルマッチが実施。
 稲村は2018年9月にデビューしたNOAH生え抜きのヘビー級戦士。対外試合では大きな試合を任されることも多く、今年1月の新日本プロレスとの対抗戦ではCHAOSのヘビー級選手たちと互角以上のパワーファイトを展開。NOAHにやってきた大物選手とシングルマッチで対戦する機会も非常に多く、NOAHが稲村にかける期待が高いことが伺える。
 これはチャレンジマッチなどではなく、NOAHの至宝に挑戦が決まっている小島を上り調子の稲村が“食ってしまう”展開もあり得ると戦前からこのカードは大きな注目を集めていた。

 ゴングとともに両者突っ込んでいき、ロックアップでの力比べやショルダータックルでのぶつかり合いといった豪快なパワーファイトを展開。貪欲に勝利を狙う稲村は小島を場外に放り出して鉄柵に叩きつけるなどガムシャラな攻めの姿勢を見せていくが、エプロンへと上がったところで小島が足へのラリアットから奈落式DDTと倍返し。
 小島はマシンガンチョップ、いっちゃうぞエルボーと快調に攻め込みコジコジカッターを狙うが、稲村はショルダータックルでふっ飛ばし、ボディプレスで追撃。さらに小島のラリアットをキャッチしてスピニング・ボディスラムからぶちかまし。さらに突っ込んでいくが、小島のカウンターのラリアットがクリーンヒットし3カウントを聞いた。

 試合を終えた小島は、「稲村と初めて一騎打ちをして、とってもとっても将来性豊かな素晴らしい選手だと思いました。彼は5年後、10年後のプロレス界の未来を支えてくれる人材になると思います。だから、今のうちに試合ができてよかった」と稲村の将来性を高く評価。

 そして、「潮崎豪。あと約5週間。5週間の時間、俺は一時もお前のことを忘れない。ご飯食べる時も、寝る時も、起きた時も、歯を磨く時も、お風呂入る時も、どんな時もお前のことを考えて生活する。お前にそれだけの覚悟があるか? GHCのベルトを守る覚悟があるか? 俺はそういう敵だぞ。四六時中、24時間、ずっと俺のこと考えてないと勝てない相手だ。それだけ覚えとけ」とNOAHの頂点獲りに向けて闘志を燃やした。

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