【試合詳細】12・17 みちのくプロレス後楽園ホール大会 ザ・グレート・サスケ&ピクトグラムMASA1号&ピクトグラフhitoshi2号&帰ってきたシン・ウルトラまんたろう&ウルトラマンロビン with ドライバー小石川みさきvsバラモンシュウ&バラモンケイ&メカGAINAコング&あつまれ!!ちびっ子怪獣坂太田142号・銭ゲバプリティっちゃまQ&ゴージャス人 with 郡司旬博士 新崎人生&ディック東郷vsKen45°&卍丸

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『みちのくプロレス2021年東京大会Vol.3~戮力協心~』
日程:2021年12月17日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:700人(札止め)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○郡司歩
8分20秒 コブラツイスト
●小笠原泰良

▼我闘雲舞提供タッグマッチ
高梨将弘(DDT)/○水森由菜(我闘雲舞)
9分8秒 スーパーガール
バリヤンアッキ(フリー)/●沙也加(我闘雲舞)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
新崎人生/○ディック東郷
11分44秒 クロスフェイスロック
●Ken45°/卍丸

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○MUSASHI/川村興史/大瀬良泰貴
11分46秒 二天一流→エビ固め
日向寺塁/ラッセ/●レッカ(新台湾)

▼宇宙大戦争16~サスケ、イン、マイマインくれなずめシグナル長期未解決事件捜査班レミニセンス怪獣使いと少年vs.コングMINAMATAドライブ・マイ・カー賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット太田反省会4Kリマスター版TOKYO2020悪魔のせいなら、無罪。~ 時間無制限1本勝負
○ザ・グレート・サスケ/ピクトグラムMASA1号/ピクトグラフhitoshi2号/帰ってきたシン・ウルトラまんたろう/ウルトラマンロビン with ドライバー小石川みさき
45分56秒 1941→体固め
バラモンシュウ(フリー)/バラモンケイ(フリー)/●メカGAINAコング/あつまれ!!ちびっ子怪獣坂太田142号・銭ゲバプリティっちゃまQ/ゴージャス人 with 郡司旬博士

サスケが東京五輪に襲来したメカコングを戦艦大和ごと破壊し地球を防衛!前回の宇宙大戦争で時間遡行した忍と関根のコロナ収束への奮闘が発覚!

第1試合


 ゴングが鳴るとバックの取り合いからリストの取り合い、ロックアップで押し合う力比べが展開。ロープに飛んだ小笠原が郡司のエルボーをかわしてショルダータックルを見舞いボディスラムからギロチンドロップを発射も郡司はこれを回避。郡司はリングを引き回しながら小笠原の顔面をコーナーに打ち付けていきショルダーネックブリーカーから喉元へのニードロップ。

 小笠原はエルボー、チョップ、モンゴリアンチョップと多彩な打撃で立ち向かうが、郡司は素早くバックを取ってスリーパーホールドからコブラツイスト。小笠原はこれをヒップトスで切り返し、串刺しボディスプラッシュからミサイルキック。さらにブレーンバスターを狙うが背面着地した郡司がコーナーにプッシュ。ロープを絡めたコーナー卍固めで痛めつけ、ランニングネックブリーカードロップ。さらにブレーンバスターを狙うが、小笠原がベアハッグで切り返しそのままぶっこ抜いてブレーンバスターで叩きつけギロチンドロップで追撃。
 小笠原はジャーマン・スープレックスを狙うが、郡司がレフェリーの気を逸して急所蹴りで脱出しリバースDDT。さらに小笠原を座らせてのコブラツイストでギブアップを奪った。

第2試合


 水森と沙也加でゴングが鳴ると、猪突猛進ガールな水森を沙也加がカニバサミや丸め込みでいなしつつ弓矢固めを狙うが水森が反転してプレス。両者タッチ。

 高梨とアッキの対面となると、高梨がロープに飛ぼうとするアッキの髪を掴んで妨害し高笑い。ロープに飛んだ高梨をドロップキックで迎撃したアッキは沙也加と並んでナマステ式コブラツイスト。
 高梨と沙也加の対面となると高梨が鼻を摘みあげて顔面攻撃。
 代わる水森は低空クロスボディから逆エビ固め。
 代わる高梨は鼻を摘み上げて背中に打撃を集中も、沙也加が意地のエルボー連打からボディスラムで叩きつけてアッキにタッチ。
 アッキは高梨にダイビングクロスボディを見舞い、カットに来た水森をソバットで怯ませた上で再びダイビングクロスボディを発射して2人まとめて押しつぶす。さらにアッキがフランケンシュタイナーで高梨を場外に放り出してトペ・コンヒーロ。
 アッキと水森の対面となるとアッキが多彩な蹴りからロープに飛ぶが場外から高梨が足を引いてアシスト。2人でアッキをロープに振るが、アッキはドロップキックで2人まとめて吹き飛ばし沙也加にタッチ。

 沙也加の串刺しドロップキックからアッキの旋回式ワンハンド・バックブリーカー。沙也加はエルボー連打から水森をロープに振るが、水森はフライングショルダーで吹き飛ばし、高梨とダブルブレーンバスターを狙う。これをアッキが救出するも、高梨は沙也加の上にアッキを重ねて2人にクロスフェイスとレッグロックを同時にかける。さらにその上から水森がボディプレスからサンセットフリップ。アッキが飛び込んできてカットし高梨にトラースキックを叩き込むも、水森がアッキをラリアットで排除。ドロップキックや回転エビ固めで粘る沙也加を水森がスーパーガールで押さえ込み3カウントを奪った。

第3試合


 人生と卍丸の対面でゴングが鳴ると2人はしばらくじっと睨み合い、じりじりと距離を詰めて手4つ、バックの取り合いからクリーンブレイク。再び手4つからリストの取り合い、グラウンドに移行しつつキーロックの取り合いからクリーンブレイク。そのあまりの緊張感に700人の観衆は一言も声を発すること無く固唾を呑んで見守る。

 東郷とKen45°の対面となるとロックアップでの押し合いからリスト、ヘッドロックの奪い合い。Ken45°が優勢となるも東郷が自軍コーナーに押し込んで人生にタッチ。
 人生はスリーパーホールドで捕らえるもKen45°が自軍コーナーに押し込んで卍丸にタッチ。

 卍丸は人生の後頭部にエルボースタンプを連打も、人生が張り手で吹き飛ばしショルダークロー。卍丸がブレイクすると人生は張り手を連打、さらに卍丸のケンカキックをキャッチして曼荼羅捻りを見せ東郷にタッチ。
 東郷は巧みな丸め込みからクロスフェイスに捕らえるがKen45°がカット。Ken45°は東郷との丸め込みの読み合いに競り勝ちラリアットを発射も、東郷もラリアットで迎撃し、サミングからジャックナイフ、十字架固めからのクロスフェイスと美しいコンボを決めてギブアップを奪った。

第4試合


 MUSASHIらの奇襲でゴングが鳴り、乱闘となる中でリング上では川村が多彩なアームドラッグでレッカを翻弄し場外へ。
 リング上に川村とラッセが飛び込んできてエルボーの打ち合い。ラッセがロープに飛ぶとMUSASHIは低空ドロップキックからの顔面ドロップキックのコンビネーションを決め2人で場外へ。
 リング上では日向寺と大瀬良が対峙し、ロープワークの読み合いに競り勝った大瀬良がコルバタを仕掛けるも日向路がワンハンド・バックブリーカーで切り返す。さらにレッカが串刺しゼロ戦キックで追撃し、ラッセもボディスラム連打から顔面へのスライディングキック。日向寺は高速ブレーンバスター連打からキャメルクラッチ。これをブレイクした大瀬良が気迫のエルボー連打から日向路のブレーンバスターを切り返してのスイングDDTを決めてMUSASHIにつなぐ。

 MUSASHIは日向路にフライングフォアアーム、カットに来たラッセにフランケンシュタイナー。2人がかりでMUSASHIへ攻撃を狙うと川村が飛び込んできてラッセにドロップキックからムーンサルト・プレス。さらにロープに振るがラッセはフライングニールキック、延髄斬り、ブレーンバスター、ジャーマン・スープレックス・ホールドと連撃。

 日向寺と大瀬良の対面となり、激しいエルボー合戦を展開。大瀬良が連打で押すと日向寺が逆水平チョップで快音を響かせて逆転。しかし大瀬良もロープに飛んでジャンピングバックエルボーからコーナーに叩きつけてブロンコバスターを発射。日向寺はこれをキャッチしてショルダースルー。3人で大瀬良にトレイン攻撃を見舞い、ラッセのトラースキックからレッカのデスバレーボム。

 ラッセはカミカゼを狙うが、ここに川村がスワンダイブ式ミサイルキックを叩き込んで救出し、2人でレッカにダブルブレーンバスター、MUSASHIがファルコンアローからのフロッグスプラッシュと猛攻。これは日向寺&レッカがカットするも、川村&大瀬良が2人を場外に放り出し、川村がケブラーダ、大瀬良がセントーンアトミコの編隊飛行。アシストを得たMUSASHIがレッカを二天一流で叩きつけて3カウントを奪った。

郡司旬博士による宇宙大戦争解説講座


郡司博士「みなさんこんばんは。郡司旬博士です。私が作り出したメカGAINAコング、ゴージャス人が登場する前に、私の研究の一部をお見せいたしましょう。ここにいるのは人造人間で助手のフランケンシュタインならぬ、メカサワラ・オガンケンです!」
オガンケン「ウガーーッ!」
郡司「ううーん、コイツの特技をお見せいたしましょう。オガンケン、私は最近くたびれて……ちょっと揉んでくれないか」
オガンケン「ウガッ!」

(※オガンケンが郡司博士のお乳をマッサージ)
郡司博士「いやあすみませんね。研究で徹夜続きでもうつかれちゃって。ホントすみませんね……おわっ!(※オガンケンの頭をスリッパで叩く)マッサージだろ?!ちゃんとやれよお前」
オガンケン「ウガッ」

(※オガンケンが郡司博士の股間をマッサージ)
郡司博士「いやあ、そうなんですよ。股関節が凝るんですよね。そう、真ん中に行くと気持ちよくなってくる。おっ♪おほっ♪おわっ♪うおーい?!なにやってんだお前!どこ揉んでんだ?!(※オガンケンの頭をスリッパで叩く)」
オガンケン「ウガッ……ウガー……?」
郡司博士「マッサージだよ!そんな悩むか?!」

(※オガンケンがなにかをひらめき郡司博士の股間に口を寄せる)
郡司博士「おいっ!ちょっ!お前!なにやってんだよ?!(※オガンケンの頭をスリッパで叩く)これじゃお前、フランケンじゃなくてフェランケンじゃないか?!オガンケン、いいか?お前を作り出すのにどれだけ金をかけたと思ってるんだ?私はスッカラカンのオケラだよ!今月どうしような、ホントな……」
(※オガンケンがなにかをひらめき再び郡司博士の股間に口を寄せる)
郡司博士「ちょっ!お前やめろ!(※オガンケンの頭をスリッパで叩く)これ、オケラじゃなくて、おフェラでしょ?!お前なんもできねーな。図体ばっかりデカくてよ。お前カレーライスばっかり食うからよ、食費がかさむんだよ!(※オガンケンの頭をスリッパで叩く)お前なんて失敗作なんだよ!」

(※オガンケンが悲しんだ末に郡司博士にラリアットを叩き込みマイクを取る)
オガンケン「お前はぁ、クズ人間だぁ!」
郡司博士「クズ人間だと!よくも言いやがって!……ですが、人類と宇宙人の地球の存続をかけた大戦争が始まります。これからアナタの目は、アナタの身体を離れて、この不思議な時間の中に入っていくのです」

 宇宙大戦争の解説が終わると、郡司博士とオガンケンが仲良く肩を組んで退場していった。

第5試合


 宇宙大戦争の開戦に先立ち、リング周辺には街や新国立競技場、聖火台、卓球台、バスケゴール、陸上トラックなどが次々と建設されていき暗い日本が急速に発展していく希望の光景が展開されるが、郡司博士の操縦するメカGAINAコングによって大阪城は破壊されてしまう。

 そして五輪の開会式が行われピクトグラム1号&ピクトグラフ2号が聖火を点火。金メダルを獲得したウルトラマンたちが高々と勝ち名乗りを上げる。さらに映画『ドライブ・マイ・カー』のBGMが流れる中、秘密を抱えた寡黙な運転手である小石川の車に乗ったサスケが2人でタバコを吸いながら登場する。

プリティ「世の中なあ、金なんだよ。金の力さえあればな、真のマスターにはいつでもなれるんだよ。宇宙大戦争、開戦だァ~ッ!」

 プリティらの奇襲によって乱闘となる中で開戦のゴング。リング上では1号&2号が多彩なジェスチャーで五輪競技を再現していき、兄弟の「もっと見たい!」の要望に応えて“プロレス”競技を表すと思われるコブラツイストを披露し、兄弟へドロップキックの編隊飛行。
 さらにウルトラまんたろうが兄弟との腕力勝負に圧勝するがウルトラショットと思われる光線は効かなかったためルチャリブレ殺法からのジャンピングヘッドバッドで撃退。
 ゴージャスとロビンというあまりにも危険な2人の対面となり、ランカシャーレスリングと呼ばれるなにかで牧歌的なグラウンド戦を展開するも郡司博士の操るメカコングがカット。その活躍を称賛すべくリングに上ってきた郡司博士をコングがラリアットで叩きのめす。

 リング上ではマスターのサスケとミニマスターのプリティによる気功波の撃ち合いが展開。元気玉のように大きく気を練るサスケに対してプリティは拡散気功波で攻撃。劣勢となったサスケが低空ドロップキックからキャメルクラッチを狙うもプリティはロープブレイクし、低空タックルから腕十字。サスケがエビ固めで切り返すと兄弟がカット。兄弟がサスケを押さえつけ、プリティが札束でサスケの顔を往復ビンタして金の力を見せつける。


 さらにケイが聖火台を武器にしようとすると1号が「やめろ!聖火が消えたら終わりだろこの大会!」と激怒。五輪の在り方についての議論は平行線。スポーツで決着を付けることになり、兄弟&1号&2号にドライバー小石川を加えた陸上競技がスタート。リングの周りを車に乗った小石川が圧倒的な速度でぶっちぎるが、車道に乗り出しながらカメラにアピールしていたゴージャスをはねてしまい、見事1位を獲得し表情台に上がった小石川は「わたし、人を轢いてしまいました……」と顔面蒼白。

 リング上ではボクシング競技が行われ、シュウとロビンの試合が始まるもロビンがシュウのパンチ一発で戦意を喪失。シュウがかまわず連打して1RKO。

 しかし、ウルトラな兄弟の仇を取るために柔道着を身にまとったまんたろうがリングに飛び込んできてボクシングvs柔道の異種格闘技戦が開始。雄叫びを上げて掴みかかるまんたろうだったが、シュウがカウンターのハイキック一発で命を刈り取る。

 しかし、1号&2号がまんたろうを救出してアーチェリーの的を貼り付ける。シュウは矢を放って的に幾度も命中させていくが、矢が的に刺さること無く弾かれてしまうことに腹を立て、引っ剥がした的でまんたろうの頭をぶん殴る。

 これをロビンが救出するとシュウがアルコールスプレーを噴射。1号はロビンを助けるフリをしつつロビンを盾にして身を守っていき、久々の「千賀死ね!」コールが煽られる。

 さらに兄弟は聖火台をリングに持ち込むと、1号&まんたろうをコーナーに重ねた上で聖火台ボウリングでストライクを決める。

 続けてリング上にはイルカのなごり雪が持ち込まれ、両軍総出でなごり雪の押し合いに。サスケとプリティが加わって気の力も加わると人類軍が優勢となるも、人類軍にロビンが加わった途端に一気に押されて敗北。そして場外では、かつてオリンピック競技でもあった綱引きが展開されるが、これも人類軍が敗北してしまう。

 サスケはこの劣勢を打破すべくメカコングへと闘いを挑み、街中でビルをなぎ倒しながら逆水平チョップを連打。しかしノーダメージのメカコングはサスケを新国立競技場へとパワーボムで叩きつける。

 さらにメカコングはリング上に建立された大阪城を破壊し、鎖のついた大岩を振り回してウルトラマンたちを撃退。

 なんとか復活したサスケはラダーを3台組み合わせたラックに兄弟を乗せてケブラーダを狙うが、兄弟の合体パワーボムでラダーに叩きつけられてしまい再び瀕死に。

 人類と宇宙人の共同作業によって戦争中であるにも関わらずリングが解体されていき、1号&2号が表彰台を踏み台にしてドロップキックの編隊飛行もケイにかわされて自爆。しかし、2号の新体操によるリボン投げ、1号のサッカーボールキック(※サッカーボールを蹴りつける)で一気に逆転。

 サスケは場外に卓球台をセットし、1号&2号が兄弟をその上に乗せる。サスケがセントーンアトミコを発射も、兄弟が回避したため卓球台へとまさかの自爆。さらにメカコングがリング上にラダーを立ててパワーボムで叩きつけようとし、サスケ絶体絶命。

 しかし、ここでしばらく姿を消していたまんたろうが『宇宙戦艦ヤマト』のオープニング熱唱しながら大和に搭乗して登場。大和から降りてリングに上がるとメカコングのラリアット、ゴージャスのゴージャススターエルボーを被弾。

1号&2号がダブルのトラースキックでゴージャスを排除すると、プリティが2人をドラゴンスクリューで排除。カットに来たサスケへ兄弟の交通標識攻撃が叩きつけられ、兄弟&プリティのメシア降臨。

 メカコングがサスケを押さえつける中、シュウが香炉から灰を投げつけるがサスケが回避したためコングに誤爆。1号&2号&ロビン&まんたろうの4人でメカコングをブレーンバスターで叩きつけ、サスケがキングコングの上に大和を乗せ、ラダーを頭に被った上でギガラダー上からセントーンアトミコを発射し3カウントを奪った。

 試合後、地球を救ったサスケに感銘を受けたプリティがサスケにひざまずく。

プリティ「あなたが真のマスターです!これからもよろしくお願いします」
サスケ「分かってくれたかい。こびとプロレス、やってんだろ?手伝うよ」
プリティ「ありがとうございます!」
サスケ「やろうぜ」
プリティ「やりましょう」

(※勝手にサスケへ謝罪し和解したプリティを兄弟が小突いて責めながら退場)

サスケ「……ああいうのさ、イジメっていうんだよね。ありがとう!いつものやろう。それがこた~えだっ♪ハイハイハイ♪……実はさ、アレだよね、俺たち組んだほうが良いよね。もしかしてさ、これ思ったんだけどさ、もしかしてこれって……」
(※一同が必死に止めると、サスケは巨大なアンテナが付いたレシーバーを持ってリングに)
サスケ「あっ、繋がった。関根隊員ですか?忍隊員もいますね。本当にこの一年間お疲れさまでした!おかげさまで日本はコロナ、収束へ向かっています!ありがとうございました!今そちらは何年ですか?……2019年12月だって。……ダイヤモンド・プリンセス号の中にいるって。関根隊員、忍隊員、お願いです。今度は世界を救うために、あと1年さかのぼってください。そうすれば必ず世界のこの感染状況は収束に向かいます!あと1年頑張ってください!お疲れさまです!(※電話を切る)……救ってくれそうだね。宇宙船、壊れちゃったね。じゃあ、もう少し地球にいようか。じゃあ、ちょっと私は過去の記憶を探りに行ってきます」

(※サスケがヘッドギアを装着して棺桶の中で眠りにつき、ドライバー小石川が会場外へとサスケを運んでいく)

まんたろう「……くれなずんでるなぁ~。帰ろっか」

<試合後コメント>

バラモンシュウ&バラモンケイ&プリティ太田&ゴージャス人&郡司博士
シュウ「負けちまったよ。最後どういうことだよ」
ケイ「仲直りしちゃってさ」
シュウ「お前金があれば何でも出来るんじゃなかったのかよ」
プリティ「そうだけどぉ、闘いを通じて心が通じ合ったんだよ」
ケイ「そんなこと言われてもさあ、アナタが」
シュウ「アナタが始めたんでしょ。みんな付き合ったんだよ」
ケイ「(ゴージャスは)改造手術まで受けたんだぞ」
シュウ「リスク高いよ。改造されちゃったんだからな」
ゴージャス「まあ、改造されなくても似たようなもんだけどよ」
ケイ「なに言ってんだよお前」
プリティ「クソぉ……」
シュウ「今のクソはどこに向けたクソだよ。そのクソは今、俺たちに向けてのクソだろ。で、あの偽マスターはどうなるんだよ。あの宇宙船じゃ飛べないだろ」
ケイ「あれじゃ飛べないからね。アイツが宇宙船に乗って自分の星に帰って仲間を連れて帰ってくるっていうのは阻止できたんじゃないか」
シュウ「そういう意味では良かったんじゃないか」
ケイ「沈んでるぞこっちは」
シュウ「気持ちよく来年2022年を迎えられるような心地ではないよ」
ケイ「いつもなあ、俺たちはもっとコメントがキレるんだけどなあ、ちょっとなあ。記者たちも『なにこの雰囲気』みたいな感じになってるじゃん。どうしてくれるんだよ」
シュウ「イヤな感じになってるじゃん」
ゴージャス「変な感じだよ」
プリティ「ウウー……」
シュウ「なに唸ってんだよ。追い込まれた人じゃん」
ゴージャス「(※カネゴンのマスクを指して)目が離れてるよ」
兄弟「お前もだよ?!」
ケイ「空気を和ませてくれるねえ!オイ、ほら、こういう大人になろうよ。でも軟骨はいじっちゃダメだぞ」
ゴージャス「そうだ。髪の毛引っ張ってもダメだ」
ケイ「やってたのか?」
ゴージャス「やってないよ」
ケイ「こっちは空気悪いから質問してなんとかしてくれよ」

――ムーの太陽はどうなってしまうんでしょう
ケイ「整理がつかないよね。この人(プリティ)次第じゃない?」
シュウ「でも仲良くなっちゃった」
ケイ「なんならこのへん(プリティ以外を指して)だけでやろうか。お前(郡司博士)は謎すぎるんだよ」
ゴージャス「別の太陽を掴もう」
シュウ「えっ……」
ケイ「えぇ……」
ゴージャス「別の太陽だよ」
ケイ「ああ、別の太陽ね。『別の体位を創ろう』って言うから何言ってんのかと思ったよ」
ゴージャス「マーの太陽」
ケイ「それはやりたくないよ」
シュウ「俺たち(兄弟)だけでやるか」
ケイ「そうだな。その方が楽だな」
シュウ「結構年もいってきたし」
ケイ「そうだなあ」
シュウ「他になにかないのか」

――ピクトグラムが出てきました
シュウ「そこかよ?!それは向こうに聞けよ?!」
ケイ「ピクトグラムは俺たちに聞かれてもわかんねーよ!オリンピックだから出てきたんでしょうねえ。それで何を聞きたいの?ピクトグラムがなんかあんの」

――強烈でした
ケイ「それはあなたの感想じゃない。奈良さんの感想だよね。強烈だったよね」
シュウ「千賀なんて最後髪の毛まで青くなってな」
ケイ「千賀なのかアレは」
シュウ「『千賀死ね』ってなってたよ」
ケイ「なってたね。そうか、あれは千賀か。殺しとけばよかった」
シュウ「帰る。もう!」
ケイ「久しぶりだよ!こんな中身のないコメント出したの」
シュウ「来年も頑張るぞ」
ケイ「2人で頑張ろう」
ゴージャス「俺も入れてよ」
シュウ「ムーの太陽はバラモン兄弟でやっていくぜ!」

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