引退式でスターダム批判した葉月が大阪城ホールで同期のコグマと復帰戦決定!コグマは「プロレスやりたいなと思ったらやるしかない」と歓迎

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 6日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『5★STAR GP 2021』が行われ、葉月が10月9日の大阪城ホール大会で復帰することが決定した。

 葉月は中学卒業後にスターダムに入団すると2014年に“はづき蓮王”の名でデビュー。そのセンスと身体能力で瞬く間に頭角を現し、3度のアーティスト・オブ・スターダム王座戴冠、ハイスピード王座V8を果たすなどその地位を不動のものとしていたが、2019年に起きたジュリア移籍騒動の最中に突如引退を表明。
 引退セレモニーの10カウントゴングを前に「やっぱりプロレスは信頼関係がないと出来ないと思っています……こういう不本意な引退はしたくなかったし、すると思ってなかったです。これから先、葉月みたいな不本意で辞める人がいないといいなって思ってます。スターダムのことは大っ嫌いだけど、大江戸隊と葉月のことを応援してくれた皆さんのことは大好きです」という衝撃のマイクを残し、バックステージでは「プロレスラーとしてじゃなくて、まず人間としてみんなみたいにクソになりたくないなって思ったので、キリのいい引退を考えたってことです。スターダム所属全員、よく考えたほうがいいなと思います。自分で言うのもなんですけど、試合もできるいい選手をなくしたんだからって思います。『お前らのせいだぞ』って思います」と不満を爆発させて涙ながらに語り会場を後にしていた。

 今年5月に開催された木村花一周忌興行で一日限定でリング復帰をしていた葉月だったが、先月29日のベルサール汐留大会に突如姿を見せ「私がいなくなってからのスターダム、生え抜き選手よりも外から入ってきた選手の活躍のほうが大きくて、私は正直悔しいです。批判されるのも、認めるのも、皆さんの自由なので、私には何を言ってもらっても構いません。ただなぜ今日、私がこのリングに立っているのか。それは今のスターダムに刺激を与えに来ました。現状打破したい、勇気ある人名乗り上げてきてくれるの待ってます」とスターダム復帰を直訴。


 衝撃冷めやらぬ中で迎えたこの日の後楽園ホールでは、5★STAR GP公式戦でコグマが現ハイスピード王者のスターライト・キッドに激勝。
 試合後、葉月が突如リングに現れてマイクを取り、「コグマ、久しぶり!またこうやってコグマとスターダムのリングで会えたこと、これは私は運命だと思っています!私の復帰戦、務めてもらえませんか?」とスターダム5期生の同期であるコグマとの対戦を要求。
 コグマも「葉月!久しぶりだね。正直、復帰するって聞いてびっくりしたけど、またプロレスはやると思ってたから。私は歓迎するよ。過去は結構つっかかって来たりしてたけど、同期として試合で精算させよう」と返し、10月9日の大阪城ホールでの試合を指定。2人は笑顔で握手を交わした。

 試合後、コグマは葉月について「プロレスを、彼女がすごくプロレスが好きなのは知ってたので、絶対戻ってくると思ってたんです。『プロレスやるだろうな』って。私がそうだったので。やりたいなと思ったらやるしかないので」と自身が今年5月に約6年ぶりのスターダム復帰を果たした過去について触れつつ、改めて復帰を歓迎した。

 対する葉月は「コグマとはデビュー戦でシングルして、レフェリーストップで負けて、ハイスピードをコグマが持ってるときに挑戦して負けて……ずっとバチバチやり合ってきた同期なので、やっぱり復帰するにあたって、同期はとても大事な存在だなと思ったので、今回はコグマに復帰戦を務めて欲しいと思いました」と胸中を語り、復帰戦については「マジソンに立ったことはあるんですけど、大阪城ホールというのは復帰うんぬんよりも緊張の方が今勝っちゃってるかな」と素直な気持ちを吐露した。

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