【コラム】今週土曜日、全日本プロレス・大田区体育館決戦に神風が吹く!?開催までの度重なる苦難をジェイク・リー、宮原健斗、青柳優馬、福田剛紀社長は『何のために』起きたと捉えているのか!?

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開催延期、王者・諏訪魔のコロナ感染など度重なる苦難に見舞われながらも、全日本プロレス大田区総合体育館大会がいよいよ今週土曜日の26日に開催される。

王者・諏訪魔が三冠ヘビー級王座を返上したことにより、もともと挑戦資格のあったジェイク・リーにエースである宮原健斗、さらには『陰湿キャラ』で頭角を現してきた青柳優馬による三つ巴戦で新三冠王者が決定される。

さらにはPWF会長ドリー・ファンクJr氏による

「三冠ベルトに刻まれた、一つ一つの長い歴史と重みを噛み締め、三冠ベルトを巻く責任の重大さを強く意識して戦ってもらいたい」

という提言により、三冠ヘビー級選手権を構成するインターナショナルヘビー級(ジェイク)、PWFヘビー級(宮原)、UNヘビー級(青柳)の三本のベルトを各選手が携えリングに立つことも決まった。

決戦まで待ったなし。そもそも全日本プロレスは創設者・ジャイアント馬場さんの人柄を反映し『穏やかな』『波風の立たない』団体というイメージが一般的だが、過去の歴史を紐解いてみると、故・三沢光晴さんを中心としたプロレスリングNOAHへの大量離脱、白石社長体制時代、武藤敬司一派WRESTLE-1への大量移籍など、あながちそうでもないことに気が付かされる。

しかしそれらの苦難に見舞われる都度、誰もが想像し得なかった何かしらの神風が吹き、新たなイメージに生まれ変わり復活を遂げてきたという過去があるのも事実。神風は今回も吹くのか?そもそも、今回メインの三つ巴戦を戦う3選手と福田剛紀社長自体が、今回の苦難をどのように捉えているのか?今後の全日本の中枢を担っていく彼ら4名のそうした思考は、団体の将来へ比重の大きな導線となっていく可能性も否定できない。22日に東京・湯島の全日本プロレスオフィスにておこなわれた三つ巴戦会見後に話を聞いた。

ジェイク「我々に『それが足りないから』こういうことが起きるのではないでしょうか。人生って、そういうものだと思っています。『いまのお前にはこれが足りない、だからそれを補うチャンスを与えているんだよ』と、そういう声が聞こえてくる。もしも神のようなものが存在するとするならば、きっとそういうことをしてきてもおかしくないのではないのかと」

宮原「こういうことが起きること自体に何か意味がある。おそらく、全日本にとって大きな変わり目となることは間違いない。それは大田区が終わったときにハッキリするはず。やはり2016年にボクが初めて三冠を巻いたときにも同じことを感じたが、全日本の歴史が変わるため…そのために起こったような、そんな気がする」

青柳「偶然か、あるいは世の中が求めたか、そのどちらかではないでしょうか。世の中というか、世の中の空気が求めた。失礼な言い方をしてしまいますが諏訪魔さんがコロナにかかったのは誰のせいでもないけれども、用意されていた大舞台がズッコケたということは本当に申し訳ない言い方になってしまいますけど、その舞台自体が求められていなかったのではないかと、そういう考え方なんです、僕は。ま、そんなこと言ったら実は僕自身が一番求められていないかもしれないんですけど!偶然と必然が色々重なった結果、こういうことが起きたのではないかと」

福田「やはりプロレスというものは人生の縮図なんだと思います。見る人は、人生に起きることを疑似体験できる。それがプロレスの良さなんだと思います。我々はそういうものを見せる『さだめ』にあるものですから、こういうこともまた起きてしまうのだと。こういう我々に起きることを『ひとごと』として楽しんでいただく。そこまで含めてエンターテイメントだと思うのです。なので、もうこの状況に対して一切めげてはおりません。逆にいいチャンスをもらったなと、心の底からそう思っています。ファンの皆様方にはもうとにかく当日に起きることを全て楽しんでいただけたらな、と。ただそれだけです。ご来場をお待ちいたしております」

彼らのコメントに悲壮な想いは一切なく、むしろこの状況の先に『何かがある』と、それが何なのかを一刻も早く知りたくて仕方がない、そんなポジティブさしか感じられなかった。今週土曜日、6月26日に迫った全日本プロレス大田区総合体育館決戦は、すでに気持ちが現状の数歩先を行っている彼らの高揚感で充満された、またファンにとっても『きょうはいったい何が起きるのだろう!?』とワクワクを抑えきれない、そんな空間となるはずだ。

文…日々樹アキラ

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