【会見全文】初代タイガーマスク40周年記念大会でジャガー横田&伊藤薫が対戦相手の雪妃真矢&安納サオリに試練!「『伊藤薫の攻撃に負けない体を持っているか』が試される」

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 16日、都内某所にて4月22日に後楽園ホールにて開催される『ストロングスタイルプロレスVol.10 ~初代タイガーマスク40周年記念大会第1弾~』についての記者会見が行われた。


 会見に出席したのは、平井丈雅代表、ジャガー横田、伊藤薫、雪妃真矢、安納サオリの5名。
 まずは平井代表によって、大会当日の初代タイガーマスクこと佐山サトル来場のアナウンスと、タイガーマスク&ダイナマイト・キッド&ブラック・タイガーを描く書籍『“黄金の虎”と“爆弾小僧”と“暗闇の虎”』が今月14日に辰巳出版より発売されたことに対する告知。さらに大会当日の会場の感染症対策について説明し、選手・関係者・来場者のすべてにこれを徹底して安心を提供する旨を述べた。

 そして、女子スペシャルタッグマッチを行う4選手が登壇し、試合に向けての意気込みを語った。


安納サオリ
「今回、3回目の参戦となります“絶対不屈彼女”安納サオリです!今回はユキさんとタッグを組ませていただきます。私たちはいつも3人や4人で組むことが多いんですけども、2人で組むのは去年の2月以来となります。私はユキさんのことすごい大好きで、ユキさんも私のこと大好きだと思うんですけど、何故か試合になると息が合わない(笑)そこがちょっと難点かなと思うんですけども、息を合わせていきたいと思います。そして、対戦相手の偉大なるお2人。同じリングにジャガー横田選手、伊藤薫選手がいらっしゃるってことはとてもすごいことで、立っているだけですべて持っていかれてしまうのではないかという不安が今はあるのですが、そんな不安を吹き飛ばすくらいユキさんとのタッグをいらっしゃるお客様の記憶に残していきたいと思います!よろしくお願いします!」

雪妃真矢
「女子プロレス団体・アイスリボン所属の雪妃真矢と申します。前回の3月3日大会に続いて今回も参戦させていただけるということで、ありがとうございます!今回、対するのがジャガー横田、伊藤薫選手。私、対戦させていただくのが伊藤選手とは初めてのことで。キャリアとしても経験値としても学ばせていただくことばかりの立場なんですけども、闘うからには私、安納サオリと組んで勝利を目指していきたいですし、一挙手一投足でお客様を沸かせることの出来るお二方と一緒のリングに立つということには危機感を覚えるんですけども、息の合わないなりにサオリとは組むことが多いので、今大会では是非とも勝って私たちの印象を残したいと思います。よろしくお願いします!」

伊藤薫
「私事になりますが、日曜日(18日)のディアナカルッツかわさき大会からちょうどフリーとなるんで、この22日というのは私にとってフリー第1戦となります。その中でストロングスタイルプロレスっていうのが自分の中で一番近いものを感じるんじゃないかなってことで、すごく楽しみにしてます。自分なりのストロングスタイルというのをどこのリングに上っても見せていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」

ジャガー横田
「ジャガー横田です。今回も宜しくお願いいたします。伊藤薫選手がですね、ディアナを退団しまして、フリーとしての第1戦ということで、思いも新たに闘う試合に鳴ると思うんですが、その相手に選んだのが雪妃と安納。伊藤薫はですね、私の教え子でしたが、彼女も教え子を持つほどに成長しておりますので、安心して見られる教え子の1人ですから。なんせ身体が大きいので、彼女と闘って壊れてしまうレスラーも少なくないんですね。なので、まずは勝つ・負けるだけじゃなくて、この伊藤薫の攻撃に耐えられる体を持っているかというのも私は楽しみだと思うので、そういう意味も込めてこのカードを組んだつもりです。なぜかというと、私自身も、安納と雪妃と、ストロングスタイルプロレスで一緒に絡んで、すごくいい選手だし、これからの選手だということはよく分かっています。今人気が最高。でも、プロレスっていうのは、キャリアを積むに従ってレスリングもどんどん成長していくものなので、今は勢いだけで行ってる部分もあると思いますので、やっぱり誰にも負けない体を持つってことがレスラーとして1番最高なことだと思いますので、まずは伊藤薫の攻撃に負けない体を持っているかというところだと私は思ってます。まあ、私はまだ普通の身体なんでそんなに怖くはないんでね、気持ちも余裕を持って私と闘ってくれればいいんだけど、今回はその試練だということを頭に置きながら闘ってもらいたいと思っています。
伊藤薫とはね、フリーとしての第1戦で組むってことは師匠としても本当に嬉しい限りで、今後のフリーとしての闘いにエールを贈るという気持ちを込めて一緒に組むつもりですので、私たちペアの試合も楽しみに見ていただければと思います。もちろんですけど、ストロングスタイルプロレスの1日の興行の中でも最高の試合をするようにまた頑張らなければいけないと私自身思っております。宜しくお願いいたします」

――ジャガー選手、以前のインタビューで「コーチ時代にあまり伸びない選手によく目をかけていた」と仰っていましたが、全女時代の弟子だった伊藤選手はどのような選手でしたか
ジャガー「彼女は、柔道あがりということもあって、なんでもそつなくこなしていました。なので、性格として表し方が地味であったというのがプロレスでは損をしていたというだけであって、覚えも早かったですし、教えるのが大変だったという印象はないですね、ある程度自分ができているからデビューも早かったし、新人王とかも獲ったんじゃなかったっけ?」
伊藤「取りました!」
ジャガー「新人王も獲ってますので、実力的には申し分ない新人だったと思いますけど、損してたのは表し方が地味だったってこと!」
伊藤「(苦笑)」
ジャガー「それ以外は申し分ないと思います」

――先日、全女時代の思い出話として、ブル中野さんと高橋奈七永選手が「先輩相手には目も合わせられない、話しかけられない」という関係だったと語られていました。お二方はコーチと弟子という関係でしたが、伊藤選手から見たジャガー選手の印象は変わっていないですか?
伊藤「自分が入門した当初は、ジャガーさんは選手ではなくコーチという形でいらっしゃったので、初めはジャガーさんが選手として現役に戻られたときにはピンと来なかったんですけど、今でももちろん、ホントにプロレス界の母であると思っています。だけど、やっぱり自分も選手としてデビューしてジャガーさんも選手として戻られたので、対角にいるときはジャガーさんを超えるつもりで、闘っております。いつも全力で行かせていただいております」

ジャガー「そうですねぇ。教え子も、全部が後輩ですので。教え子も我が子のような気持ちで育ててきましたので。今でもリングに上がるときは1選手として見るようにしています。もちろん、勝負のことですから、負けてはいけない。リング上でしか先輩に勝てないから、こういう意味では、こっちも後輩に負けちゃいけないわけですよ。そういう気持ちのぶつかり合いだということは私も後輩たちに教えてきているので、いまでもそういう気持ちで今でも挑んでいます。年齢的に考えても私は私との勝負っていうのもありますけど、自分に勝てなければ相手には絶対勝てないので、そういう気持ちで挑んでいるので、私の後輩たちもそういう気持ちでやってくれていると思います」

――伊藤選手、初参戦となりますがストロングスタイルプロレスの印象はどのようなものですか
伊藤「正直、あまり見たことはないんですけど、ストロングスタイルプロレスに参戦っていうので、『この名前は私にぴったりだな』と思って受けさせていただきました。なので、対戦する選手も、安納選手とは違う場所で1回当たっただけで、雪妃選手とは対戦したことはないので、自分のスタイルのことがわからないと思うんですけど、フリー第1戦でこのような形でストロングスタイルプロレスっていう自分にぴったりな団体さんに上がらせていただくことを非常に感謝しているので、その名前の通りストロングスタイルを前面に出して闘っていきたいと思います」

――ジャガー選手、今男子の団体であるストロングスタイルプロレスに連続参戦しています。これを機になにか変わったことはありますか
ジャガー「私自身のスタイルは、常にどこのリングに立ってもジャガー横田だという試合をしようと心がけておりますので。ストロングスタイルプロレスだから、ということはないんですが、やはり初参戦したときに、Sareee&世志琥と闘った時の試合がとてもファンに受けたというか、ストロングスタイルの女子の試合として浮上した試合だったものですから、男子プロレスのファンの方が多いと思うんですが、そこで女子のプロレスをアピール出来たっていう部分で、いい舞台を頂いたストロングスタイルプロレスさんには本当に感謝しています。なので、初めて参戦したときに『良かった』と言われたら、それ以下の試合はもうできないと私の中では思っていますので、2戦目もそういう気持ちでやりましたし、今回の3戦目も同じ気持ちで闘いたいと思います。場所を提供していただいたストロングスタイルプロレスさんにお礼を申し上げたいと思います」


――安納選手、雪妃選手、先程「伊藤選手に壊されないように」という言葉がありましたが、以前世志琥選手が参戦した際に全女に縁あるマスクマンコンビに歯を折られてしまったという試合がありました。ジャガー選手が気にされているフィジカル面についてはどのように思いますか(※2020年11月9日、神田明神ホール大会。Sareee&世志琥vsZAP・I&ZAP・T戦)
伊藤「(笑)」
安納「伊藤選手とは去年の10月に初めて対戦させていただきまして、そのときにはあまり肌を合わせることができなかったので、今回はたくさん肌を合わせたいなという思いでおります。ただ、怪我というものを、自分はありがたいことにしたことが今まで無いので、変わらず同じ気持ちで柔軟性を持って挑んでいきたいと思います。あまり気にしていません!(笑)」
雪妃「逆に私はデビュー1年目に骨折を連続で何度もして欠場期間も長かった時期がありまして、その時期はやっぱり自分が試合に臨んで怪我をすることへの不安を持ったりしたときもあったんですけど、今はもう試合中に奥歯が砕けたりとか、そういうこともありますけど、そういうことを怖いとも思わないですし、『怪我したらどうしよう』なんて不安を持ってリングに上がることは今は絶対にないので、そういった意味では不安はないですね。大丈夫です!」

『ストロングスタイルプロレスVol.10 ~初代タイガーマスク40周年記念大会第1弾~』
日程:2021年4月22日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第15代王者】スーパー・タイガー
vs
【挑戦者】河野真幸(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)/大谷晋二郎(プロレスリングZERO1)
vs
ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)/高岩竜一(フリー)

▼UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第4代王者】間下隼人
vs
【挑戦者】将軍岡本(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
村上和成(フリー)
vs
阿部史典(プロレスリングBASARA)

▼女子スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス ディアナ)/伊藤薫(フリー ※試合当日時点)
vs
雪妃真矢(アイスリボン)/安納サオリ(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・ライダー/日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
伊藤崇文(パンクラスism)/頓所隼(フリー)

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