闇堕ちした美しきヨガレスラー“エリナ様”が新型MDMAを使い女子三冠王から王座奪取!

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 24日、東京都・新宿FACEにて『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~WEDNESDAY NIGHT 2021~』が行われ、ダンカンプロレス軍団の“エリナ様”こと山中絵里奈がBBWスーパーボディ級王座を奪取した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(以下BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 昨年上半期はコロナ禍によって大会を自粛してきたが、昨年8月から再始動し今年は1月から大会を開催。今大会もマスクの着用の義務化や手指・リングの消毒など感染症予防対策を万全に期して大会に臨んだ。

 山中絵里奈は現在もヨガインストラクターとして活動しているが、現在はスターダムで活躍する白川未奈がBBJを主戦場としていた時代に白川の試合を見てプロレスラーに憧れ、2019年8月にBBJでデビュー。
 そのしなやかな身体と長い足で観衆を魅了して早くも人気を博していたが、憧れの白川との抗争の中で闇落ちし、たけしプロレス軍団出身のダンカンが結成したヒールユニット“ダンカンプロレス軍団(DPG)”へ電撃加入。
 DPGの下僕どもにムチを振るってご褒美を与え、自らの手足のように戦わせる女王様“エリナ様”として覚醒し、悪に染まって身につけた技であるM.D.M.A(リバースDDT)を武器に白川からシングル王座であるBBW女子王座を奪取。昨年11月に2AWの進垣リナに敗れて王座を明け渡すまで約1年に渡り王座を保持し続けた。

 進垣はBBJの1月大会でBBW女子王座&BBW世界スーパーボディ級王座の二冠王を達成し、同月31日にはディアナでW.W.W.D認定世界タッグ王座を戴冠したことで女子三冠王となるなど今一番勢いに乗っていると言っても過言ではない女子レスラー。
 この日はノンタイトルの試合として進垣リナ&竹林早苗vs山中絵里奈&赤井沙希のタッグマッチが組まれていたが、両組の強い要望によりBBW世界スーパーボディ級のタイトルマッチとなることが決定。(※同王座はタッグマッチやバトルロイヤルなどの試合形式でも勝者に王座が移動するルールで争われている)


 進垣を意識したヒールファイトを展開するエリナ様に対し、赤井は自身によく似たパリジェンヌレスラーを思わせるエレガントな反則技の数々でアシスト。進垣&竹林も即席タッグながら竹林の変形ゴリーボムに進垣がフェイスクラッシャーを合わせる合体攻撃を決めるなど奮戦するものの、キャリアに劣る竹林が捕まる展開となり、最後はエリナ様が新技のM.D.M.A改(180°前後開脚式リバースDDT)を解禁し3カウント。勝者となったエリナ様へ進垣からベルトが移動した。

 試合後、DGPの女帝は「今、ダンカンプロレス軍団には女が私1人なので、ベルトコンプリートのために女子王座をDPGにもたらすことが今の目標かな」と進垣の持つ女子王座へのリベンジを宣言した。

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