“奇才”松本都が85歳の新間寿へ“過激な仕掛け人”の異名をかけたシングルマッチを要求!DDT&NOAH社長の高木三四郎も「是非見たい」と太鼓判!

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 19日、都内某所にてリアルジャパンプロレスが今月26日に行う無観客試合『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』についての記者会見が行われ、松本都が新間寿とのシングルマッチを要求した。

 松本都は杉本彩が社長を務めるオフィス彩所属のアイドルでありながら2008年にアイスリボンでプロレスラーデビュー。その後事務所を飛び出し、ポニーキャニオン所属のアイドルグループ『ブラックDPG』として活動も行いながら、葛西純とのタッグチームではベルトも奪取しプロレス団体『崖のふちプロレス』旗揚げも行うなどプロレスラーとしても活躍。崖のふちプロレス自体は2016年6月に解散しアイスリボンに出戻りしていた。
 2017年には突如出家し『新興宗教崖のふち教』の設立を唱え、『宗教法人マラヤ』と宗教戦争。戦争が終結すると、今度は「ラッパーになる!」と宣言し、サイプレス上野やノリ・ダ・ファンキーシビレサスを巻き込んだフリースタイルラップバトルをプロデュース。その後プロデュースアイドル『GEKOKU娘 Fromアイスリボン』を誕生させCDデビューを行うなど、活動が多岐にわたっていた。
 昨今ではデスマッチに傾倒し、頭に竹串を突き刺し背中に画鋲が突き刺さった試合画像に世界中のプロレスラーやプロレスファンがSNSなどで反応。昨年7月にはアイスリボンからの独立と起業を宣言し、DDTプロレス&プロレスリングNOAHの社長である高木三四郎が事業譲渡を受ける形で崖のふち女子プロレスが再開。さらにコロナ禍に揺れるプロレス界に於いてYouTubeチャンネルを開設し葛西純とタッグを組んで呂布カルマとラップバトルで対戦、世界初の『無人プロレス』の開催など数々の奇行と伝説を為してきた人間だ。

 こうしたプロデュース能力に長けた都は、初代タイガーマスクこと佐山サトルが旗揚げしたリアルジャパンプロレスが今年3月に行った15周年記念大会で団体史上初の女子プロレスが開催されることになるとプロデューサーに就任。長与千種の愛弟子であるマーベラス代表の彩羽匠、TAJIRIの弟子であり元UFCファイターでもある朱里、堀田祐美子の弟子であり美女レスラーとしてTVでも注目を浴びている安納サオリを招聘して行われたこの試合は名試合となり大きな話題に。

 今大会でも女子プロレスマッチが行われることとなり、引き続きプロデューサーを務める都は、前回自身が敗れている朱里、そして新規参戦選手として高校時代ウエイトリフティングで全国大会を3度制覇し日本代表選手としてアジア大会に出場した経験のある尾崎妹加、そして高校時代に柔道で国体・インターハイ出場経験も持ち現在はプロレスリングEVEに所属し世界でその強烈なパワーファイトを魅せている優宇と、業界随一のパワーファイターたちの参戦を発表した。

 都は「リアルジャパンさんのカラー的に女子の試合っていうのは受け入れられなくてもしょうがないかなって、前回はちょっと自信がない部分があったので、前回あんなに盛り上がるとは思わなかったし、女子プロレスもすごい世界に羽ばたけるなっていう、日本の女子プロの可能性をすごく感じました。2回目の機会をいただけたのもその期待の表れだと思うので、今回も前回以上に熱い試合を魅せられなければ意味がないと思っております」と試合の抱負を語る。

 しかし、ここで都は「女子の試合は女子の試合で頑張るのはもちろんなんですけど、私が本当に試合をしたいのは新間会長です。新間寿会長とやりたいです!」とリアルジャパンプロレス会長の“過激な仕掛け人”新間寿とのシングルマッチを熱望。

 この要求に周囲が吹き出すと、都は「ふざけているのではないです!会見で新間会長が『俺はいつでもリングに上がる』って言ってました!新間会長って全レスラーでも太刀打ちできる人がいるのかっていうくらいトレーニングをすごく頑張っていらっしゃるし、すごいなって前回私は素直に感動したんです。私がこうやってリアルジャパンさんにご縁を頂いた最終目的は、新間会長と戦うことです。これは虚言とかではなく、DDTプロレスリング&プロレスリングNOAHの社長の高木三四郎社長も『是非見たい』と仰ってくださいました!リアルさんが難しかったらDDTさんのリングでもいいと思いますので、そこは是非ご検討いただきたいです!」と高木社長にも既に話を通していることを明かし、その本気度をアピール。

 周囲が狼狽する中、都は「私がもし勝たせていただいたら“過激な仕掛け人”というキャッチフレーズを譲っていただきたいです!使いたいです!それをかけてやりたいです!本気です!」と畳み掛けた。

 昨年WWE殿堂入りも果たした新間寿は毎日腹筋ローラーを30回×10セット、ワンダーコア100回×6セット、ヒンズースクワット10回×10セット、斜めの腕立て伏せを600回というハードなトレーニングメニューをこなしており、御年85歳ながら強靭な肉体を維持している。
 FULL時代にはピエロー・ジュニアとの試合を行ったこともあるという新間寿だが、この試合が実現すれば女子との初試合となる。

 次世代の“過激な仕掛け人”を狙う松本都のプロデュースマッチが行われるリアルジャパンプロレス初の無観客試合は、6月26日の18:30よりニコニコプロレスチャンネルにて実況生中継される。

『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』
日程:2020年6月26日(金)
開始:18:30
会場:ストロングスタイルプロレス特設ホール
形式:無観客試合

▼一般社団法人国家資格対策センターPresents スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
朱里(MAKAI)/尾崎妹加(フリー)
vs
松本都(崖のふち)/優宇(EVE)

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