力道山のトレーニング方法でコロナウイルスに勝てる!“過激な仕掛け人”新間寿がプロレス興行を敢行!

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 “昭和の過激な仕掛け人”新間寿が後楽園ホールのリングから吠えた!

 19日に開催された『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.5』には1000人以上が来場。“猪木イズム最後の闘魂継承者”藤田和之や“蘇ったサムライ”船木誠勝が参戦した本大会だが、“初代タイガーマスク”佐山サトル総監が体調不良により欠場することに。
 しかしインドのブッタガヤにてお釈迦様に掛けられていたという袈裟を身にまとった新間寿がリングに現れ、集まった観客へ熱く語った。

新間寿「私は85歳になります。毎日ローラーを30回、10セット。ワンダーコア100回を6セット、ヒンズースクワット10回10セット、斜めの腕立て伏せを600回、その肉体に、コロナウイルスが来るでしょうか!?
 私が新日本プロレスにいた時代、馬場さんが言いました。防御こそ最大の攻撃なり。しかし私達アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾、長州力、タイガーマスクは違いました。攻撃こそ最大の防御であると。守りに守って、姿の見えないコロナを恐れ、私からすれば、我々の6m40のリングの中で戦う人たち、そしてそれを見守る人達の力の前に、コロナなんて風の前の塵であります。
 昔、武田信玄の菩提樹の恵林寺というお寺がありました。恵林寺の住職の和尚は火をつけると、カカと笑って何を言うか。安全は必ずしも散水を用いず、心頭滅却すれば火もまた涼し、我々は、コロナに向かって防御ばかりしている場合ではありません。この6m40のリングの中で鍛えに鍛えた肉体をぶつけて、そして真剣に戦うこのプロレスに今こそ力を結集してコロナに立ち向かおうじゃありませんか。毎日リング上で私達リアルジャパンの試合を繰り広げたいという気持ちであります。
 この纏っている袈裟は、インドの仏教でブッタガヤのお釈迦様に着せ替えする袈裟でございます。タイガーと新間のためにコロナと戦うためにとブッタガヤの聖人が送ってくださいました。今日はここにもし浮遊しているコロナウイルスがあるなら、この袈裟でもって全て持ち帰ります。力道山時代にトレーニングを教えてもらった力道山選手のトレーニング方法でコロナウイルスに勝てるのか!?私は勝てると思います!本当にタイガーたち、リアルジャパン、そしてプロレスを愛する人々に私達は恵まれました。昭和の時代から平成、令和、三世代に渡るプロレス界というのは本当に素晴らしい」

 この日は初代タイガーマスクの愛弟子である間下隼人が王座を初戴冠し、初めて行われた女子の試合では長与千種の愛弟子・彩羽匠と元UFCファイターの朱里がバチバチとした試合を展開。“大和魂があれば新型コロナウイルスは吹き飛ばせる”と語る新間寿の思いを受け、選手たちは観客に熱い試合をみせることで病に負けないパワーを分かち合った。

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