佐藤光留が故・青木篤志さんの遺志を継ぐ世界ジュニア王座戴冠に王手!「青木篤志からのベルトリレーは一生に一回しか達成できない」

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 2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 NEW YEAR WARS【開幕戦】が開催。世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメントで、前王者である故・青木篤志さんの盟友・佐藤光留が決勝進出を果たした。

 青木さんは自衛隊出身の経歴とアマレスをバックボーンに2005年にNOAHでデビュー。2013年に全日本プロレスに入団後はジュニア戦線を牽引する選手となり、昨年5月に岩本煌史を倒し第51代世界ジュニアヘビー級王者となった際には、ともに全日ジュニアを盛り上げてきた盟友である佐藤光留とガッチリと握手。翌月18日の後楽園ホール大会で初防衛戦を行うことを約束していたが、昨年6月3日夜に青木さんは高速道路をバイクで走行中に事故に遭い急死。
 光留は悲しみに暮れるものの、「生まれることが自然だったら、死ぬことも自然。悲しいのも自然だし、悔いが残るのも自然。俺のプロレスの半分だった青木篤志は本当に死ぬまでプロレスラーだった。俺たち、死ぬまでプロレスやりゃいいんじゃないかと思う」と前を向き、昨年11月より開催されている世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメントで「物理的に一生に一回しか達成できない青木篤志から自分へのベルトリレーを完成させる」と優勝を誓っていた。

 この日行われた準決勝で、光留はDRAGON GATEのKagetoraと対戦。
 光留は序盤から徹底してKagetoraの腕へのキックを集中させ、隙あらば腕十字を狙っていくという姿勢を見せる。Kagetoraは光留の蹴りをキャッチして打撃で反撃していき、乾坤一擲や車懸、光留の突撃に合わせて影縫と盛り返し始めるが、光留はバックドロップからフォールに入り、キックアウトした際に上げたKagetoraの腕を取って電光石火の腕十字へ。Kagetoraがロープへ足を伸ばすとその足も固める捕獲式腕ひしぎ十字固めに捕らえ、そのまま試合を決めた。

 もう一方のブロックでは、当トーナメントで唯一全日本プロレス所属選手としてベスト4に残っていた岩本煌史を横須賀ススムがジャンボの勝ち!固めで制して決勝進出。すると光留がリングに現れ、ススムとしっかり握手を交わして正々堂々の闘いを誓いあった。

 試合後、光留はバックステージにて「ここにいるのは世界ジュニアを獲ろうとする人間だけだよ。全日本ジュニアを作り上げていこうとしている人間だけだよ。それを見に来る、全日本プロレスを応援してくれる人。正月も年末も春夏秋冬もないんだよ。あるのはただ、勝つか負けるかだけだよ。それが全日本ジュニアだ」と語り、闘志を漲らせた。

 両者による決勝戦は、3日の後楽園ホール大会にて行われる。

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