DRAGON GATEの内紛加速!ウルティモ・ドラゴンの所属に反発する若手選手が闘龍門世代に反旗!「こんなオッサンに気を使ってばかりで鬱陶しい」

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 4日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『FANTASTIC GATE 2019 開幕戦』が行われ、ウルティモ・ドラゴンとEitaがDRAGON GATE追放をかけて一騎打ちで激突した。

 7月の神戸ワールド記念ホール大会にて、闘龍門設立者であるウルティモ・ドラゴンがDRAGON GATEのリングに降臨したが、試合後に吉野正人の呼びかけに応える形で継続参戦が決定。ビッグマッチだけではなく地方大会にも参戦するなど精力的にその勇姿を見せていた。
 そして、8月の大田区総合体育館では試合後に吉野がウルティモに「校長が戻ってくる場所はここしかないでしょう」とDRAGON GATE所属を要請。その後、この答えを保留したまま9月の後楽園ホール大会に出場したウルティモをEita率いるREDが襲撃し、これに激怒したウルティモは「コイツらに闘龍門の歴史、教えてやるよ」とREDに宣戦布告。同月29日にはドラゴンゲート・エンターテイメント団体最高顧問および特別契約選手として正式に入団した。
 さらに10月にはREDの重鎮であった神田裕之もREDを裏切ってウルティモに合流し、ウルティモ率いる闘龍門vsREDの抗争の火蓋が切って落とされた。11月にはウルティモがEitaにマスクを剥いだ上で丸め込まれるという屈辱的な敗北を喫している。
 闘龍門軍の大将から勝利したEitaは「俺と1vs1で戦おうぜ。俺が勝ったらこのリングから去るんだな。このリングはDRAGON GATEのリングだ。闘龍門じゃねーんだよ!」とウルティモとの追放マッチを宣言していた。

 メインイベントにてセコンド無しの1vs1で行われる約束だったこの試合だが、EitaはR.E.Dの面々を引き連れて入場し、ウルティモがこれに「約束が違う」と怒るとセコンド陣を下げさせながらもウルティモを奇襲。Eitaはウルティモを場外乱闘で痛めつけた後にマスクを引き裂く非道なファイトを見せるが、ウルティモも雪崩式ブレーンバスターやウラカン・ラナで反撃していき、Eitaをドロップキックで吹き飛ばすがEitaがレフリーに衝突したためレフリーが失神。
 無法地帯となったリングにR.E.Dの面々が次々と乱入してウルティモを襲撃するものの、ここに土井成樹、吉野正人が救援に駆けつけ、吉野がウルティモのマスクを剥がしてEitaに投げつけると、思わずキャッチしてしまったEitaにレフリーの視線を向かせるとレフリーはEitaの反則負けをコール。


 当然、納得の行かないEitaはウルティモに再戦を要求するものの、ウルティモは“R.E.Dの新メンバー”として度々試合に介入している赤鬼&緑鬼に目を向け、「お前はレスラーなのか、セコンドのバイトなのかどっちだ!レスラーなら戦え!」と宣戦布告。
 流れに任せるままにEita&赤鬼&緑鬼vsウルティモ・ドラゴン&吉野正人&土井成樹の6人タッグマッチが行われ、全員入り乱れた場外乱闘となるものの、緑鬼が何か硬いものが入った袋を持ち込んで吉野を殴打してKOし、そのまま3カウントを奪うという波乱が起きた。

 試合後、緑鬼は袋からブレイブゲートのベルトを取り出すと場内から悲鳴が上がり、その正体が吉野、土井らMaxiMuMを裏切った石田凱士であったことが判明。マイクを取った石田は「ウルティモ・ドラゴン、お前はこのDRAGON GATEのリングに必要ないんじゃ!さっさとこのリングから出ていけ!それから吉野、元はといえばお前が声かけたりするからコイツがこのリング上がってるんちゃうか?こんなオッサンこのリングに上げて何の意味があるねん!土井、お前も一緒やぞ!『校長、校長』って気ぃ使ってばっかで、正直お前ら鬱陶しいねん!」とDRAGON GATE世代としての不満を爆発させる。
 そしてEitaは残る赤鬼の正体を今月18日の後楽園ホールで明かすことを宣言して去っていった。

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