和田京平のレフリーデビュー45周年記念試合が開催!長井満也の威圧に負けず健在ぶりをアピール!
21日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 世界最強タッグ決定リーグ戦』が行われ、和田京平のデビュー45周年記念試合が開催された。
和田京平は、リング屋のアルバイトとして全日本プロレスに出入りしていたところを故・ジャイアント馬場さんに才能を見いだされ1974年にレフリーとしてデビュー。
その後長らく全日本プロレスで試合を裁き続け、2011年にフリーとなってからは女子プロレス団体やインディー団体でもそのレフリングを披露。2013年に全日本プロレスの名誉レフリーとして復帰してからは再び全日本の顔として活躍し、2017年には試合中に拝み渡りを披露するも転落して骨折し3ヶ月欠場するなどのトラブルに見舞われながらも無事45周年を迎えた。
45年のキャリアを通した京平の活躍の範囲は幅広く、2012年には『学生プロレスサミット2012』で学生プロレスの試合を、2018年にはCPEでキャットファイトを裁くなど、プロレスの表も裏も知り尽くした生き証人として知られている。
この日の記念試合では、大森隆男&渕正信&グレート小鹿vs西村修&長井満也&百田光雄の6人タッグマッチが組まれ、各選手たちが入場時に花束を京平に手渡して記念撮影をしてから試合開始。
試合が始まると、小鹿の顔面かきむしり攻撃や渕のグーパンチなど反則攻撃が乱れ飛び、全員が京平を休ませずに動き回らせる。長井が大森に「髪があるのがわりーんだよ!」と髪の毛を引っ張る反則攻撃を見舞うと京平は激怒。長井が京平のカウント速度に因縁をつけると眼前で二本の指を立て「ツー!」と威圧すると長井がたじろぐ場面も見られた。
最後は渕が西村との首固め合戦を制して勝利し、小鹿は一人先に退場。京平の手によって渕と大森の手が挙げられるが、今度は2人が両側から京平の手を挙げて45周年を祝った。