ケニー・オメガがAEW女子王者・里歩と共に日本のリングに帰還!「世界中でミックスドマッチをしたい」

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 3日、DDTプロレス両国国技館大会『Ultimate Party 2019~DDTグループ大集合!~』のセミファイナルにて、ケニー・オメガ&里歩vsアントーニオ本多&山下実優によるタッグマッチが行われた。

 かつて“カナダの路上王”としてDDTに登場したケニーは、リングのあるなしに関わらず飯伏幸太とともにインパクトの残る試合を連発。高島平9丁目プロレスというどインディーから新日本プロレスまで幅広く出場していたケニーは、当時12歳だったりほ(現:里歩)ともタッグを組んでおり、アントーニオ本多ともアイスリボンや変則ルールでの試合でこの3人は歴史を積み重ねてきた。
 その中に、当時デビューをしていなかった山下が入ることで、里歩と山下による現在の闘いへ繋がっているカードとなる。

 里歩がAEW女子王座のベルトを手にして入場すれば、ケニーは当時の入場曲であるロックマン・ワイリーステージの入場曲で入場し、DDTファンから歓声と拍手が沸き起こる。
 ケニーと里歩がハイスピードな連携を見せると、アントンはたまらずタイムを要求。動揺する二人にTの字にしたままの手で地獄突きをお見舞いしたアントンは、ケニーにひっかき攻撃から乳首捻り。悶えるケニーにバイオニックエルボーを狙うが、ケニーはSTOP!エンズイギリからカミカゼを叩き込むと蒼い衝動式牛殺し。たまらずアントンは避けて行くが、その後にトペを狙ったところリング中央でコケてしまい、足のダメージから「徹夜で作ってきた昔話を聞いてもらったらギブアップする」と、創作昔話ごんぎつねを語り始める。
 静かに聞いていたケニーと里歩に「きつねが好きな秋のスイーツモンブランだけにトゥースイート」とウルフパックポーズを要求。ごんぎつねとウルフパックでキスをしていくが、ごんぎつねはそのままサミングとなり、油断したケニーと里歩に山下とアントンがバイオニックエルボー。
 ピンチとなったケニーだったが、アントンと山下に高速ドラゴンスープレックスを叩き込むと、最後はアントンに追走式Vトリガーから片翼の天使を叩き込んで3カウントを奪った。


 勝利したケニーは「やっぱりこれはDDTスタイル。他の団体にはできないスタイルですよね。今日の試合はすごい感謝したい、嬉しい、幸せですよね。(ごんぎつねは)やっぱり来るかなって思って、でもそれもトゥー・スイートですよね。私もBULLET CLUB入ってしまって、これ(ウルフパックポーズ)は懐かしい、DDTも懐かしい、それでBULLET CLUBのトゥー・スイートも懐かしいだから、やろうかな~って思ってた。ワガママなこと言ってもいいですか?もっとミックスドマッチしたい。本当に。ミックスドマッチやりながらいろんな選手を試して、DDTだけじゃなくて、台湾とかもいってたり、他の国もミックスドマッチが興味ありそうなので、私と里歩さんがまた世界の団体に出れるかも知れないです」と、笑顔でコメント。
 里歩も「ケニーさんが誘ってくださったAEWでこうやってベルト持てたりとか、ちょっとずつケニーさんと一緒に進んで自信をつけてきたので、今日もこのDDT、久しぶりに帰ってきたケニーさんと組むことが自信になりました!日本人がこうして活躍できるのは嬉しいなと思います。がんばります!」と笑顔で答え、今後もケニーとのタッグを世界で継続することを承諾した。

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