日本テキーラ協会公認レスラー・テキーラ沙弥が突然の引退を表明!「デビューから3年で辞めようと思っていた」

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 23日、神奈川県・ラジアントホールにてアイスリボン『横浜リボン2019・秋』が行われ、テキーラ沙弥がインターナショナルリボンタッグ王座陥落後に引退を表明した。

 テキーラ沙弥は、2016年にアイスリボンでデビューした日本テキーラ協会公認レスラー。テキーラソムリエの最上級資格である“グラン・マエストロ・デ・テキーラ”を有する闘うソムリエールだ。
 2017年には豊田真奈美の引退試合の相手の1人を務め、昨年には電流爆破戦も経験。今年7月にはジュリアとのタッグ“バーニング・ロウ”でリボンタッグ王座を獲得するなど活躍。また、昨年からはキャリア3年未満の若手選手主催大会である『P's Party』のプロデューサーを務めるなど実力だけではなく行動力も併せ持っている。

 この日、沙弥はジュリアとともに3度目のリボンタッグ防衛戦に臨み、前王者組であり2度のリボンタッグ王座戴冠歴を持つアイスリボンの強豪タッグ“アジュールレボリューション”雪妃真矢&世羅りさと対戦。
 試合はタッグ歴で上回る雪妃&世羅が息の合ったコンビネーションで試合を運んでいくものの、沙弥&ジュリアは個々のポテンシャルを活かしたゲリラ戦術で試合をかき乱し、勝機と踏むと足並みの揃った連携や合体技を繰り出す王者としてのキャリアを感じさせる猛攻をかける。
 終盤、沙弥は世羅へのパワーボムからグラン・マエストロ・デ・テキーラで試合を決めにかかるが、これを雪妃が救出して世羅とともにダブルのチョークスラム。最後は世羅がダイビングダブルニードロップ2連発で沙弥を沈めた。

 2ヶ月ぶりにタッグ王座を奪還した雪妃&世羅に対し、“ドロップキッカーズ”藤本つかさ&つくしが挑戦を表明。10月12日の後楽園ホール大会でのリボンタッグ王座戦が決まった。

 続けてマイクを持った沙弥は、「10月12日後楽園ホール大会、テキーラ沙弥&ジュリアvs松屋うの&トトロさつきの試合をもってプロレスを引退させていただきます。本当はその2人と防衛戦をしてベルトを持ったまま引退するつもりでしたが、ベルトは賭けられませんが私にとってジュリアが最高のパートナー、そして、一緒に切磋琢磨して頑張ってきて同期、そして、一番近い後輩。そのうのとトトロと最後に試合をすることで私の引退試合とさせていただきたいと思います。引退の理由と致しましては、怪我とかそういうことではなくて、元々プロレスを始める時に3年やろうって決めてて、デビューしてすぐに3年続けずに辞めそうになったこともありましたが、ユキさん(雪妃)が引き止めてくださって3年続けることが出来ました。10月の後楽園ホール大会は、4年前に私がお客さんとして観に来た大会です。10月の後楽園ホール大会で引退出来ることを幸せに思って、プロレスで培ったことをこれからの人生に活かしていきたいなと思うので、最高の引退試合になるように皆さん応援に来て下さい。よろしくお願いします!」と涙ながらに自らの引退を発表。
 突然の引退発表に会場がどよめく中、パートナーのジュリアは「私は散々引き止めたんですけど、沙弥さんの意志なので、沙弥さんの人生なので、もう止めないです。組んでくれて本当にありがとうございました。あとちょっと…10月12日までバーニングロウよろしくお願いします」と沙弥の門出を祝福する姿勢を見せた。

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