【試合詳細】7・24 ASUKA PROJECT番外編 新宿FACE大会 金本浩二&田中稔 vs仲川翔大&佐山駿介 黒潮“イケメン”二郎vs瀧澤晃頼vs梶トマト 真琴&小林香萌vs松本浩代&山下りな 鈴木秀樹vsUTAMARO

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『報恩感謝~ASUKA PROJECT番外編』
日程:2019年7月24日(水)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:273人

▼ミクスドマッチ 30分1本勝負
○趙雲子龍/茉莉
12分37秒 チャイニーズボムズアェー→体固め
●洞口義浩/日向小陽

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
リッキー・フジ/佐野直/○藤原ライオン
13分53秒 ワキ固め
大和ヒロシ/●力/花見達也

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○鈴木秀樹
9分56秒 新卍固め
●UTAMARO

▼タッグマッチ 30分1本勝負
真琴/○小林香萌
14分14秒 120%スクールボーイ
松本浩代/●山下りな

▼タッグマッチ 30分1本勝負
TAJIRI/○KAI
14分13秒 横入り式エビ固め
木藤裕次/●松田慶三

▼3WAYマッチ 30分1本勝負
○黒潮“イケメン”二郎
9分38秒 イケメンフラッシュ
●瀧澤晃頼
※もう1人は梶トマト

▼タッグマッチ 30分1本勝負
金本浩二/○田中稔
17分25秒 BDF(ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め
仲川翔大/●佐山駿介

解散したASUKA PROJECTが心残りを精算する番外編大会を開催!金本&田中のジュニスタが復活し仲川&佐山と因縁勃発!元所属の小林香萌が山下りなからピンフォール!

オープニング


 篠瀬代表がリングに上がり、「『ここでこのメンバーでやるの?』というカードを組んでいきます。明るく楽しいプロレスをやっていきます」とあいさつ。

第1試合


 ミクスドマッチながら、4者入り乱れた白熱の攻防となったが、最後は趙雲がチャイニーズボムズアェーを決めて、洞口から3カウントを奪った。

第2試合


 リッキーのみならず、大和まで尻を出して戦うなど、破天荒な戦い模様となったが、ライオンが師匠直伝のワキ固めで、力を捕獲して、ギブアップ勝ち。
 試合後、佐野が「誰か1人足りない。篠瀬代表、オマエ裏方やってる場合じゃない。9月の旗揚げでは、オレがオマエの対戦相手やってやる。アイツが立ってる場所はリング」と突如挑発も、篠瀬代表は「そういったことは全くありません」と完全拒否。

第3試合


 序盤、UTAMAROは鈴木の土俵に上がり、グラウンドでのレスリングで対抗。中盤には、場外へのトペを見舞うなど、鈴木を苦しめたが、最後は鈴木の新卍固めで無念のタップ。

第4試合


 かつて、ASUKAに所属していたものの、、メキシコCMLLへの武者修行のため、解散興行に参戦できなかった小林香萌が、WNC時代の先輩・真琴とのタッグで、松本浩代、山下りな組と対戦。
 小林はトップロープらかダイビングボディアタックを繰り出すなど、随所にメキシコ修行の成果を披露。体格で勝る松本組に押される場面もあったが、最後は山下のトラースキックを交わすと、スクールボーイで丸め込み、古巣のリングで凱旋勝利を挙げた。
小林は「退団した時点で、私の中では、ある意味区切りはついていたんですが、これで完全に区切りがつきました。パートナーの真琴さんも心強くて、勝つことができました。(飛鳥プロには?)オファーがあれば出ます」とコメント。

第5試合


 熱波軍は、トリッキーな動きで、TAJIRI組を幻惑。松田はペットボトルの水を含んで、TAJIRIに吹きかけようとするが、交わしたTAJIRIがグリーンミストを噴射。視界をさえぎられた松田をKAIがスクールボーイで丸め込んで勝利。

第6試合


 異色の3人による3WAYマッチは、イケメンと梶が結託し、瀧澤を攻め立てた。瀧澤はイケメンと激しいエルボー合戦を繰り広げるなど、奮闘し、トップロープに上がると、ファイアーバードスプラッシュを見舞うも、イケメンが剣山でカット。すかさず、イケメンフラッシュで丸めて3カウントを奪った。

第7試合


仲川&佐山の元ASUKAコンビがジュニ☆スタに敗退も雪辱を期す!

 7月24日、東京・新宿FACEで「報恩感謝~ASUKA PROJECT番外編」(主催=株式会社飛鳥)が開催され、メインイベントでは仲川翔大と佐山駿介の元ASUKAコンビが、ジュニアのレジェンドであるジュニ☆スタ(金本浩二、田中稔)に敗れるも、雪辱を期した。
 ASUKAは3月18日の東京・後楽園ホール大会で解散したが、篠瀬三十七代表の「心残りを完結させたい」との思いで、「番外編」が組まれた。
 序盤は金本の鋭いキック、関節技に苦しめられた仲川組だが、仲川が場外の金本めがけて、トペコンヒーロ、ミサイルキックを繰り出し、佐山は稔を得意の関節技で攻め立てるなど応戦。しかし、15分過ぎ、ペースをつかんだジュニ☆スタは一気にスパート。稔がブレーンバスターからダイビング・フットスタンプを決めて、佐山から3カウントを奪った。
 試合後、金本が握手を求めるも、仲川が張っていくと、怒った金本はエルボー、パンチを連打。イスを投げつけるなど、大荒れのエンディングとなった。
 敗れた仲川は「プロレスラーになるきっかけになった2人で、感謝はしてる。ふだん出てこない気持ちが沸いてきた。不完全燃焼。次は金本選手を必ずぶっ倒してやります」とリベンジ宣言。佐山は「昔ジュニアで活躍されていた選手と交われて、すごい大きな壁だった。今回は仲川さんにかっこいいところをもっていかれないようにと思ってたけど、うまく丸め込まれてしまった。どこかのリングで、もう1回やりたい」と次を見据えた。
 稔は「未来ある若者相手に、金本さんは潰しにかかる。ボクは生かしにかかる。最後は収拾つかない形になってしまった。(再戦は)あるかもしれないし、ないかもしれない。それはわからない」と言葉を選んだ。
「飛鳥プロレス」旗揚げ戦となる、9月26日、新宿大会では、早くも稔、黒潮“イケメン”二郎組VSTAJIRI、KAI組の一戦が決定した。稔は「元WRESTLE-1の4人が揃うのは、なかなかないので、楽しみたい」とコメントした。

 大会を総括した篠瀬代表は「集客面では厳しかったですけど、解散興行に出られなかった元所属の小林香萌選手も出てくれて、これでASUKAは完結しました。飛鳥プロレスでは、違うコンセプトでやっていきたい」と話した。

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