解散を控えたASUKA PROJECTが2・11北千住大会の全対戦カードと見どころを発表!解散興行で“超大物選手X”の参戦を予告!

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 3月で団体が終えんする、ASUKA PROJECTの解散直前の興行となる2月11日、東京・北千住シアター1010大会で、篠瀬三十七、仲川翔大組対木藤裕次、佐山駿介組による“5周年集大成マッチ”が実現する。

 同大会のメーンイベントを飾るのは、純粋なASUKA4選手によるタッグマッチになる。ふだん同団体では所属と外敵が組んだり、戦ったりすることが多いため、同門4人でマッチメークされるのは稀有なケース。3月18日、東京・後楽園ホールでの解散興行は“お祭り”的な大会になる見込みで、“ラスト2”の北千住大会で、“ASUKA”にこだわったメーンカードが組まれた。

 1月26日の東京・新木場1stRING大会で、脳腫瘍のため、解散興行で引退する、代表の篠瀬と最初で最後の対戦を終えた仲川が、北千住大会での篠瀬との最後のタッグ結成を熱望。さらに、若手の佐山が篠瀬との対戦を要望。その結果、上記のカードが実現するに至った。

 篠瀬はパートナーについて、「仲川とは1・26で対戦して、なぜいろんな団体から呼ばれる人気選手になったのかがよく分かりましたし、タッグを組んだら心強い。ASUKAは彼のためにあった団体でもあります。WNC時代、一緒に練習生やってたけど、彼はデビューできなかったから、助けてあげたかった。残り少ない現役生活のなかで、彼と組めるのはうれしいし、最後に2人で歩みたい」と感慨深げ。

 対戦相手に関しては、「佐山は高校生のときに練習生で入ってきたけど、『学業に専念したい』と1度離れた。周りからは『練習生、逃げちゃったね』とか言われたけど、ちゃんと約束を守って帰ってきてくれた。だから思い入れが深いし、彼は『ウチを有名にしたい』という気持ちが強くて、がんばってくれた。木藤さんからは『佐山の蹴りは痛い』と言われたけど、その蹴りを受けますよ。最初で最後の対戦になるだろうし、気持ちをぶつけ合いたい。木藤さんには、若手ばかりのメンバーのなかで、所属になってもらって、ケアーしてもらったし、ありがたかった。WNCのチャンピオンになってからも、いろんな団体に出て活躍されてますし、最後に対戦できるのはうれしいですね。やる以上は勝ちたいですし、狙うとしたらキャリアの浅い佐山になるでしょう。佐山に必殺のバズーカエルボーを叩き込んで勝利します」(篠瀬)と思いのたけを吐露。

 篠瀬とタッグを組む仲川は、「思い出作りじゃないけど、最後の機会かもしれないので、篠瀬さんと前回は闘って、今度は組んで試合したくて直訴させてもらいました。対戦相手に自分の復帰戦以来の木藤さんが入ってます。組むことは結構あるんですが、対戦したことはほとんどない佐山。パートナーの篠瀬さんを意識する試合だったんですが、気付いたら初の所属のみのタッグマッチになって非常にワクワクしています。最初は篠瀬さんのサポートに回ろうかなんて考えていたんですが、このカードが決まって、ガンガン自分が行って自分自身でどっちかから取りたくなっちゃいました。当日は篠瀬さんに遠慮せず、オレがガンガン前に出ていこうと思います」と意欲。

 一方、対戦する佐山は「高校生ぐらいの頃から、ずっと『篠瀬さんといつか対戦したい』と思っていて、やっとそれが実現できる。さまざまな感情がありますが、いろんなリングで、もまれて成長した姿を見せつけたいと思います。そして日頃お世話になっている仲川さんから、先輩超えを果たしたいと思います」と勝利宣言。重鎮の木藤は「この4人で試合するのは最初で最後。この試合は今までASUKAを応援してくれたファンの人には、ぜひ見てほしい一戦です」とコメントした。

 北千住大会のセミファイナルでは、成長著しい瀧澤晃頼が、元所属選手でBJWデスマッチヘビー級王者の高橋匡哉とタッグを結成し、BASARAの木高イサミ、下村大樹組を迎え撃つ。

 もともと高橋にあこがれてASUKAの門を叩いた瀧澤にとっては、先輩後輩とはいえ、“師弟タッグ”的な意味合いが強く、待望のコンビ結成となる。対峙するのは、現在瀧澤がレギュラー参戦しているBASARAのユニット・戦闘民族の2人だ。

 瀧澤は「木髙選手、下村選手の戦闘民族はよく試合してるし、つい先日もスパーキーとして対戦してるんですけど、北千住では匡哉さんをパートナーに、“ASUKAの瀧澤”として、戦闘民族の2人に勝ちたいと思います!」と必勝を期した。
 チャンピオンとして、古巣への凱旋を果たす高橋は「久しぶりのASUKA参戦で瀧澤とのタッグ。相手はイサミ選手と下村選手の強敵BASARAタッグですが、元気に激しくがんばります!」とコメントを寄せた。

 対するイサミは「今回は下村と組んでの出陣。思えば瀧澤はオレと試合してから、ウチにレギュラー参戦するようになった。今回は彼のホームであるASUKAでの試合。進化のほどを見せてもらおうと思います。遠慮することなくボコボコに殴ってほしい。100倍にして返すけど!」とコメント。

 篠瀬代表は「瀧澤はイサミ選手とは何度も対戦して、ある程度分かってると思うんで、ASUKAと元ASUKAのタッグで、ぜひ勝利を飾ってほしい」と期待を込めた。

 そのほか、松田慶三、真琴、大和ヒロシらの準レギュラーが参戦し、魅力的な全5試合がラインナップされ、目が離せない大会になりそうだ。

 また、北千住大会では、解散興行に参戦する“超大物選手X”を発表するという。
 すでに、TAJIRI、田中将斗、田中稔、藤原喜明、船木誠勝といった大物の出場が決まっているが、さらなる“超大物”とはいったい誰なのか注目が集まる。

『ASUKA PROJECT』
日程:2019年2月11日(月・祝)
開始:15:30
会場:東京・北千住シアター1010ミニシアター

▼タッグマッチ
篠瀬三十七/仲川翔大
Vs
木藤裕次/佐山駿介

▼タッグマッチ
高橋匡哉/瀧澤晃頼
Vs
木高イサミ/下村大樹

▼タッグマッチ
松田慶三/花見達也
Vs
藤原ライオン/梶トマト

▼女子3WAYマッチ
真琴
Vs
米山香織
Vs
進垣リナ

▼シングルマッチ
大和ヒロシ
Vs
洞口義浩

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