“大鵬三世”納谷幸男が北勝海がスカウトした元大相撲レスラーと激突!

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 30日、後楽園ホールでDDTプロレス『Road to Peter Pan 2019』が開催。第2試合では“大鵬三世”納谷幸男が、角界出身のレスラー樋口和貞とシングルマッチを行った。

 樋口は元横綱・北勝海にスカウトされ角界入り。2007年にデビュー後は北道山 和貞として活動するが、2014年にDDT入りしプロレスデビュー。その後は120kg近い体重を活かしたパワーファイトで、関本大介とのタッグなどで王座を獲得している。

 その樋口と、今年初代タイガーマスクの元からDDT入りを果たした“大鵬三世”納谷幸男がシングルマッチで激突。

 激しいぶつかりあいから樋口のダイビングエルボードロップで動きが止まった納谷。樋口はしこをふんでぶちかましも、これを受けきった納谷が上手投げ。強烈なバックドロップからのランニングニーを叩き込みあわやの場面も見せるが、二度目のランニングニーをキャッチした樋口がスパインバスターで迎撃し、チョップ連発からのラリアット。最後は201cm130kgある納谷をドクターボムで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後樋口は「やっぱすごいですよ。納谷幸男の素質とかセンスとか、体格もそうですけど恐ろしいですよ。それはやっぱり自分は相撲界にいたんで、気も強いのも感じたし。心が折れかけるところもあったんですけど、自分が積み重ねてきたもの、歩んできたもの、道というものが支えてくれたのかなと。ガンガンぶつかれるならまだまだ自分はやりたいですね」と評価。
 納谷は「悔しい!完璧に負けましたよ。ただね、これがDDTでの俺のスタートです。今日みたいな試合を今後続けていきます。そしてまた樋口和貞にリベンジしてやろうと思います。ただ、墨は今日で終わりじゃない。まだやれる機会はたくさんある。今日は自分のすべてを出し切って負けました。こんな清々しい試合は初めてじゃないですかね?僕がプロレス初めて。それだけ今充実してるんですよ」と笑顔を見せた。

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