“兄弟プロレスラー”青柳優馬&青柳亮生が地元・長野県で凱旋勝利!「プロレス界も長野県も我々青柳兄弟が盛り上げます!」

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 22日、長野県松本市・キッセイ文化ホールにて全日本プロレス『2019 DYNAMITE SERIES』が行われ、長野県松本市出身の青柳優馬&青柳亮生の兄弟が地元凱旋を果たした。

 青柳優馬は2014年に全日本プロレスでデビューした際には秋山準から青色のショートタイツを贈られるなど高い期待を寄せられていた選手。優馬はその期待に応えて野村直矢をパートナーに2度のアジアタッグ戴冠を果たすなどの活躍を見せ、全日本プロレスの未来を担う次期エース候補として注目を集めている。
 そして、弟の亮生も兄の後を追い、今年1月2日の全日本プロレス後楽園ホール大会でデビュー。兄よりも小柄ながらサッカーと陸上競技で培った脚力を生かした打点の高いドロップキックを得意とする注目の新人だ。
 松本市出身の青柳兄弟は2人揃っての地元凱旋は初めて。兄弟はメインイベントで現三冠王者の宮原健斗とタッグを組み、丸山敦&野村直矢&ゼウスの実力者たちを迎え撃った。

 青柳兄弟と宮原が入場すると場内は大・亮生コールが沸き起こり、三冠王者と兄へのそれを上回る人気ぶりを見せつけるが、試合が始まると1人キャリアで劣る亮生が捕まってしまう展開に。
 ゼウスの逆水平チョップ、野村のエルボー、丸山の多彩な蹴り技と袋叩きにされてしまう亮生だったが、宮原と優馬に鼓舞されエルボー連打からのドロップキックと猪突猛進なファイトで意地を見せる。続く宮原は、三冠王座を狙うゼウスと野村の猛攻に耐え、勝機を作って優馬に勝負を託す。
 優馬は丸山を相手に試合を優勢に進めていくが、カウンターで喉元にトラースキックを食らうと一転ピンチに。しかしそこへ亮生がミサイルキックで飛んできて丸山を蹴散らすと、兄弟揃って同時にドロップキック。さらに優馬がジャーマン・スープレックス、ロックスターバスターと連撃して勝利。兄弟揃って故郷に錦を飾った。

 試合後、大・亮生コールに応えてマイクを取った亮生は「今日、はじめてのメインイベントで、メチャクチャ朝から緊張で、おにぎり一個しか食べませんでした。それでもこうやって松本に帰ってきて、声援いっぱいもらえて、プロレスラーになって帰ってこれてよかったなと思います!次は、自力で勝利目指してがんばりますので、応援宜しくお願いします!」と人生初のマイクアピールを終える。
 そして兄の優馬は「今回で私デビューして5度目の松本大会です!もう5度目なんで昨日はぐっすり寝たし、朝ごはんもしっかり食べてきたし!そして皆さんの温かい声が聞けて、また明日からもプロレスラーとして頑張っていけます!今日はありがとうございました!プロレス界はもちろん、長野県は我々青柳兄弟が盛り上げていきます!皆さんも一緒に長野県を盛り上げていきましょう!それじゃあ、松本のみんな!またな!」と“先輩”の余裕を見せつつ笑顔で大会を締めた。

 バックステージに戻った優馬は「毎年松本の皆さんのおかげで僕がヒーローになれる特別な日だと思ってます。そうやって皆さんが応援してくれる温かい日だと思ってるんで、僕は毎日毎日が幸せでいっぱいですね。で、今回弟がデビューして、亮生がデビューして初の凱旋!兄弟揃ってここ、モロ地元!松本に帰ってきた。これからは青柳兄弟で松本はもちろん、長野も、日本も、プロレス界もみんな盛り上げていきます!」と兄弟揃っての凱旋を振り返る。
 そして亮生も「初の松本凱旋で、なんとか宮原さんと青柳さんの力を借りて勝利をおさめることが出来たので、メチャクチャ嬉しかったです。青柳さんが言ってたように、松本だけじゃなくて長野県を青柳兄弟で盛り上げていけるように日々精進していきたいと思います!」と笑顔を見せた。

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