【会見全文】獣神サンダー・ライガーが次回の東京ドーム大会で引退を表明!高橋ヒロムがLINEで引退試合の相手に立候補!「東京ドームで引退したのは猪木さんと俺だけになる」

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 7日、都内の新日本プロレスの大会議室にて記者会見が行われ、獣神サンダー・ライガーが来年1月の東京ドーム大会で引退することを発表した。
 
 ライガーは1989年に今の姿でデビューして以来30年間新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線を牽引し、IWGPジュニアヘビー級王座を史上最多の11回獲得したキャリアを持つリビング・レジェンド。しかし、同王座に挑戦したのは6日の旗揚げ記念大会を抜いて遡れば約3年前であり、2017年にはベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの卒業を宣言するなど最前線からは一歩引いた形になっていた。
 先日6日に石森太二の持つ同王座の奪取に失敗した後のコメントでは「今日の試合をして色々考えるところもある」とどこか吹っ切れた様子で語っていたこともあり、ライガーの今後についてインターネット上では様々な憶測が飛び交っていた。

「皆様、本日はお忙しい中、また、お足下の悪い中お集まりいただきましてありがとうございます。また、ネット中継を御覧の皆様、新日本プロレスのライガーです。えー、獣神サンダー・ライガーは来年1月の東京ドーム大会で引退致します!以上!おしまい(笑)」

――突然の発表でファンの方もビックリされていると思いますが、昨日の石森選手との試合後に引退を示唆するような発言もありました。昨日の試合が契機になったということでしょうか、または前から考えていたことでしょうか
「あの試合を通してですね、自分はもう伸びしろがないなと。今まで培ってきたテクニックなどは活かせると思うんですけど、伸びしろというところでは僕は自分自身無いなと試合をやってて感じましたし、石森選手の若さであったり、試合の中での動き、それは対戦した相手じゃないとわからないような微妙な部分なんですけど、それをやはり感じ取ることが出来ました。ぶっちゃけ、ベルト獲っても引退を発表しようかなと(笑)勝ち逃げみたいな(笑)それを考えてましたし、僕の中でレスラーに対する美学と言うか、“プロレスラーとは”みたいのがありまして。『まだやってたの?』って言われて辞めるよりは『まだ出来るのになんで辞めんの?!』って言われて辞めていったほうが、僕の中でレスラーらしいなと思いまして、引退を決意いたしました」

――いつ頃から「引退」という言葉がライガー選手の頭の中でよぎるようになったのでしょうか
「そうですね、やはりここ最近、もちろん練習もしますし、試合も出場させていただいていましたけど、若い頃、リングに向かうときに『相手をぶっ潰してやる』っていう気持ちで常に上がってましたけど、ここ最近『あっちが痛い、こっちが痛い』『疲れが取れない』だの、そんなことを考えながらリングに上がるようになってて、僕の中でのレスラーってのは強くなければいけない。それは山本小鉄さんや猪木さんや藤原さんに言われました。レスラーってのは強くなければいけない。僕もそうだと思っていて、ズレが出てきた。自分の中でね。っていうのがあったので、『そろそろかな』という感じはありました」

――会社に引退を打診したのはいつ頃でしょうか
「打診っていうのは無いですけど、毎年新日本プロレスは契約の更新が1月にありますけど、そういうときに自分の気持ちを伝えることはありました。今回の会見をさせていただくにあたって、会社とも色々話し合いをさせていただいて、自分自身が納得行くことになったので、今回場を設けさせていただきました」

――デビューも東京ドームでしたが……
「そこなんですよ!!」

――東京ドームにはやはりこだわりがある?
「いや、それはこだわりじゃなくて会社の方から『じゃあ東京ドームで』って言われたんで『嘘ォ?!』って(笑)スゲー良い!だって今まで猪木さんしかいないんだよ?!」

――長州力選手も……
「……あ、そうでしたか(笑)3人目か。でも復帰してるもん!僕復帰無いから!猪木さんも復帰されてないし!そういう意味では、ホントに引退。平成元年に東京ドームでデビューして、平成が終わるとともに東京ドームで引退!カッコよくね?!(笑)カッコいいだろ!これしかないって僕思いましたもん!逆に媚びを売るわけじゃないですけど、新日本プロレスにありがたいと思ってます。そういう場所を提供してあげるよと言ってくれた新日本プロレスには感謝してます。で、よく引退関係見てるとみんな泣いたり『体力の限界です!』とか……まだ一年弱あるからね?実感という実感がまだ無いんですけど、ただケジメとしてって言うか、気持ちの中で整理がついたので、あと10ヶ月位になりますけど、今日こういう会見をさせていただきました。で、『じゃああと10ヶ月どうするんだ』と言われるかもしれません。30年間、ライガーとして全国の皆さんに応援していただきました。ある意味引退ツアーではないんですけど、回れる限りのところを回って、皆さんに最後に見て頂ければと思うし、声援を送って頂ければと思います」

――ライガー選手といえば、橋本選手とのIWGPヘビー級とジュニアヘビー級の対決であったりとか、ジュニアオールスターのスーパーアジアカップであったり、ジュニアでは今まで出来なかったことをやってファンの夢を叶えていました。その上で『まだこれをやりのこしている』ということはありますか
「やり残しですか?やり残しは……無いっすね~。もうホントに好きなことをやらせていただきました。新日本プロレスには。ファンの皆さんにも支持していただいたり、支えていただいたり、こんな幸せなプロレス人生無いんじゃないかって今ホントに感じてます。だから『やり残した』ってことは無いですね。昔、天龍さんが引退するときには『腹いっぱいだからプロレスはいいよ、って辞めたほうがサッパリするし、後々復帰してどうのって無いと思うよ。そういうのみっともないと思わないか?』って言われたことあるんです。その時は確かに『ああ、そうだな』って思ったんです。でもね、腹八分がちょうどいいって。腹いっぱいになって『ぐるじいよぉ~』って、身体があちこちボロが来て動かないってなるよりも、八分目で辞める。そこまで一生懸命になる。それでいいんじゃないかなって思うようになったので、今日は(この場に)座ってるんですけど、『やり残したことなにかありませんか』っても、なぁ~んも無いですよね」

――では、あと8ヶ月でやっておきたいことは
「もう日本隅々まで行きたいですね。で、『子供の頃からライガーさん見てました!』『ライガーさん見てプロレスファンになりました!』ってそう言ってくれるプロレスファンの方もいますし、『ここ最近プロレスを見始めてライガーさんのファンになりました』って言ってくれた人すべてに挨拶したいですね。挨拶って言っても、かしこまったアレじゃなくて、試合を見ていただいて大歓声をおくってくれたらそれでいいですね」

――メキシコやアメリカにもライガー選手のファンは多くいらっしゃいますが、海外については
「この後、明日から新日本プロレスではニュージャパン・カップが始まりますけど、海外遠征があります。アイルランドに約一週間遠征があって、ニュージャパン・カップは休みますけど、そういう風に海外に決まっているところがありますし、日本の中での他団体で決まってるところもあるので、まあ色んな……ウチの団体じゃないところに集まってくれるファンのみなさんもいらっしゃるじゃないですか。そういう人たちにもライガーを見てもらえればと思いますね」

――海外遠征という面では、4月にマディソン・スクエア・ガーデン大会がありますが、マディソン・スクエア・ガーデンで試合が出来たらそれは嬉しいですか?
「いやぁ!出して欲しいですね~!引退するんなら出してよぉ!(笑)だって来年無いんだぜぇ?!そうだろぉ?!だから、プロレスラーになるきっかけが藤波辰爾さんがマディソン・スクエア・ガーデンでカルロス・ホセ・エストラーダからWWWFジュニアヘビー級を奪って、それを見て『カッコいいな!俺もプロレスラーになりたい!ここでやりたい!』と思ったのが原点中の原点なので、そのMSGというのは一度でいいから上がってみたいですね。なんか、取り壊されるんでしたっけ?立て直し?(マスコミ陣から回答がない)……おいおい(笑)だからその話をチラっと聞いたので、今のあの形、僕が子供の頃に見てたマディソン・スクエア・ガーデンは今しか上がることが出来ない。……上げて欲しいよねぇ。上がりたい。上がりたいです」

――引退後のイメージは頭の中にありますか
「そういうのももう会社と話しました。『ああ、そういう感じのことね』みたいなことを言われて。これからも会社と色々話し合いをもって進めていくことになると思いますけど、それは決まってからでいいんじゃないですかね。まあ、あと10ヶ月あるからね。10ヶ月はレスラーだから!(笑)」

――引退試合ももちろんですが、引退に向かっていく中で闘いたい相手や、カードについての希望は
「無いですね。ちょっと僕が普段言ってることと矛盾するかもしれないけど、プロレスを楽しみたいと言うか、もうベルト挑戦だどうのこうのってのは無いと思うし。タイトルに挑戦する前に『テッペンを狙うから新日本プロレスなんだ』って。テッペンったらベルトでしょ?そういうのも無いのに『じゃあなんでお前はリングに上がるんだ』って、それはさっき言ったようにファンに挨拶したいし、ぶっちゃけプロレスを楽しみたい。だから相手は誰であれ楽しみたいなと思うので、特にこの人とやりたいとかどうのこうのは無いですね。逆に、『辞めんなら俺もライガーとやりてぇよ!』って人がいたらね、ちょっと手を挙げて欲しいですよね。で、『いや、いいよ……』って誰もいなかったらスゲェ寂しいけどね(笑)みんな募ってよ!『いませんか?』って(笑)お願いしますよ」

――ライガーとして30年間やってこられましたが、ライガーとしてプロレス界に残せたと思うことは
「いやぁ、結局僕が楽しみたかっただけですからね。Jカップにしろなんにしろ。で、十分楽しんだんで……うーん、そこでどうのこうのは無いですね。色んな技、自分が開発した技とかは今プロレス界でよく使われたりしてますけど、敢えてそれで『この技は俺が開発したんだよ』とか、言うアレも無いしね。だから敢えて今も名前を出さないけど。使ってもらえるなら使ってもらえればいいし、プロレスがどんどん大きくなっていけばいいし。僕はもう十分、十分……十分かなぁ。あと10ヶ月ありますけども、『レスラーになった』という満足感があるので、特にどうのこうのってのは無いですね」

――これまでの選手生活の中で一番思い出深いことはなんでしょう
「佐野さんですね!あの人がいなかったら今の獣神サンダー・ライガーは無いと言っても過言ではない存在である大きな人でした。対戦相手で言えば、やはり佐野直喜(現:佐野巧真)さんですね。で、僕は新日本プロレスに入った頃は新日本プロレス黄金時代と言われていて、藤原さんにコーチしていただいて、猪木さんにいろいろ精神論を、山本小鉄さんに社会人として色々教えていただいて、前田さんや高田さんに『プロレスラーとはどうやって遊べば良いのか』ってのを教えてもらってですね(笑)で、同期の佐野さん。ホントにスゴい時代だったと思います。その中で本当にお世話になった方々もたくさんいらっしゃいますけど、こと試合について言わせて頂ければ、佐野直喜さん。1人ですね。まあ対戦相手に恵まれたと思いますよ。当時は外人含めて凄い選手ばっかりでしたからね。今もそうですけど」

――今、高橋ヒロム選手からLINEが来まして『自分いま欠場中なんですけど、自分がライガーさんとやりたいです。伝えてください』と……
「仲間内じゃあなぁ?!(笑)あんまり意味も無くねぇか?!(笑)それより早く怪我直してくださいってことですね。やっぱりレスラーはリングに立ってナンボだから。復帰してから改めて『戦ってもいいよ』ってヒロム選手が言うのであれば、もちろん、闘いたい、やりたいと思います。これはもうレスラーもファンの皆様もそうだと思うんですけども、『ヒロム選手早くリングに復帰してもらいたい』と。まずそこが最初じゃないかと思います」

――ありがとうございます。伝えます……というか中継を見てると思います
「あっ!見てる?!(笑)見てるだろお前!(笑)」(カメラを指差しながら)

――(司会進行役の清野茂樹アナが)他に質問はございませんか?……では私から一つ
「ほぉっ?!」

――ライガーさんは道場にお住いになっていることもよく知られていますが
「住んでねぇよ別に!(笑)」

――部屋はありますよね
「まあ部屋はあるけど……」

――これは引退した後っていうのはあの道場からも居なくなるということですか
「それは分かんない。道場大好きだから!(笑)」

――では、獣神サンダー・ライガーは新日本の道場には居続ける可能性はあるんですね
「十分あるねぇ!これはどういう意味か、みなさん考えてください。……これまだ発表しちゃいけないと思うんだよね。あぁ、『またいらんこと言いやがって』って怒られちゃうんだ。そうだよぉ、引退決まって怒られるのイヤだもん俺。会社からぁ……」

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