37歳の誕生日を迎えた原学が真霜拳號と流血死闘も惜敗!次回のザ・グレート・サスケ戦での金星を誓う!

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 “筋肉で街を活性化”をキャッチフレーズに、今年上半期に団体としての「ソウルモード・プロレスリング」旗揚げを目指し、入場無料の「STEP」シリーズを展開する原学が、1月19日、神奈川・横浜ラジアントホールで、区切りの第10弾興行を開催。
 原は過去のシングル戦で1敗2分けと負け越している、“難敵” 真霜拳號(K-DOJO)と、9年ぶりの一騎打ちに臨むも惜しくも敗退。試合後、次回大会(2月23日、同所)で、“東北の英雄”で、ムーの太陽のマスターである、ザ・グレート・サスケと対戦することを発表した。
 原の前に立ちはだかった真霜は、かつてはバトラーツやフーテン・プロモーションなどでバチバチファイトを繰り広げた猛者。
 郷に入れば郷に従えで、バチバチスタイルで臨んだ真霜は一歩も引かず。序盤は原とグラウンドでの激しい関節技の攻防を見せた。得意のキックに活路を求めた原は、ボディへのヒザ蹴り、ハイキックでダウンを奪うも、真霜は立ち上がった。
 最後は体格差に勝る真霜が、強烈なハイキック連発から、垂直落下ブレーンバスターで3カウントを奪取し、壮絶死闘は幕を閉じた。

 自らヘッドバットにいった際、額を割って流血した真霜は「最近(バチバチを)やってなかったから、テンション上がった。いいわ。久々の痛み。オレはK-DOJO旗揚げ前、バトラーツの合宿所に泊まり込んで、修行してた、そのときに道場にいたのが、この男。スパーリングしたら強くて勝てなかった。でも、シングルでは勝ち越してます。この額の傷の借りは返しに来る」と満足げにアピールして、退場した。

 この日、37歳のバースデーを自らの白星で飾れなかった原は「彼がバトラーツ道場に出稽古に来ていた頃の印象は、ボーッとしてて眠たそうで、ストレッチのうちに寝るような選手でした。そんな彼に、結果を残せていません。ほかにも結果を残せていない人がいっぱいいますが、勝負はそのときそのときで何が起こるか分からない。やりたい人がいれば迎え撃ちます。負ける姿を見慣れているかもしれないけど、こんな誕生日プレゼントはいらない。この借りは遠くないうちに返す」と雪辱を期した。

 そして、原は2・23横浜での次戦について、「本当は中村大介さんと試合したことがないので、やりたかったけど、スーパー・マッチョモンキーに譲って、ボクはザ・グレート・サスケさんとやります。サスケさんとはバトラーツでデビューしたばかりの頃にシングルで1回、6.7年前にタッグで1回やってます。サスケさんがどんな形でやってくるか・・・。悔しい誕生日になりましたけど、これを糧にソウルモードを大きくして、マッチョモンキーを強くしていきたい」と話し、リングを後にした。

 バックステージに戻った原は「新年一発目だし、誕生日だし、勝利を挙げたかった。真霜選手に勝てば、ハクがつくと思ってたけど、簡単じゃなかった。あの大きさでクルクル動ける人はそうはいない。勝たないと意味ないけど、旗揚げしたら、レギュラーで呼びたい選手。マッチョモンキーとも対戦してほしい」と、真霜の再参戦を熱望。
 続けて、「サスケさんはナゾめいた感じ。デビューしたばかりの頃、みちのくの巡業に行って、サスケさんが『たまにはバチバチやりたい』と言いだして、急きょカード変更でシングルをやりました。まだ何もできないから、バッシバッシいって、受け止めてもらった。今回もそのつもりで上がってほしい。ボクも年を重ねて、サスケさんも年を重ねた。サスケさんが最近感じてなかった刺激を感じさせます」と、大物との対戦に思いを馳せた。
 一方の真霜は「いつでもやりますよ。傷の借りも返さなきゃいけないし、旗揚げしたら、またやってやる」と、原とのリマッチを歓迎していた。
 昨年4月13日の東京・北沢タウンホール大会でスタートした「STEP」シリーズは、3月に追加興行を開催する可能性があるが、ひとまず次回で区切りを迎える予定。本旗揚げにつなげるためにも、原は2・23横浜で、サスケから大金星を挙げたいところだ。

 また、デビュー2戦目のマッチョモンキーは佐山駿介に完敗を喫した。
 VKF、昨年12・12新木場での佐藤光留戦でデビューした、ソウルモード生え抜き第1号戦士のスーパー・マッチョモンキーが、1・19横浜で“ASUKAの新星”佐山駿介(ASUKA PROJECT)と対戦。
 序盤はグラウンドレスリングで食らいつき、フライングクロスチョップを繰り出すなど、健闘を見せた。だが、佐山がPK、ソバットなどでペースをつかみ、頭部にキックをたたき込んでフォールを奪った。
 マッチョモンキーは2月23日、横浜ラジアントホールで開催される「BAR045」主催興行(14時開始)のダークマッチで、中村大介と対戦することが決定。
 中村は元U-STYLEで、総合格闘技でも数々の実績がある実力者で、そう簡単に勝てる相手ではない。
 マッチョモンキーは「課題はいっぱいある。もっと強くなるために足りないものを教わった。練習頻度を上げて、バチバチした試合をできるようにしたい。(中村戦は)当たり負けしないよう、攻め続けられるよう練習していきたい」とコメント。
 佐山は「もうちょっとガッチリきてほしかった。遠慮があったのかな? 彼が経験を積んだ後に再戦できれば」と話した。
 また、グラビアアイドルの西島ミライさんが19年のソウルモード・イメージガールに就任したことが発表された。

ソウルモード・プロレスリング『STEP10』
日程:2019年1月19日(土)
開始:14:50
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:未発表

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○佐山駿介
5分59秒 頭部へのキック→片エビ固め
●スーパー・マッチョモンキー

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○真霜拳號(K-DOJO)
15分20秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
●原学

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