藤波辰爾がタッグ王座を防衛しIWGP以降初めてベルトを腰に巻き破顔!「もう一度腰に巻く日が来るなんて。貴重な写真が撮れたんじゃないの?」

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 31日、神奈川県・とどろきアリーナで行われたHEAT-UP『障がい福祉青少年育成チャリティー大会~川崎炎上シリーズ とどろきの乱~』にて、藤波辰爾&TAMURAがHEAT-UPユニバーサルタッグ王座の防衛に成功した。

 今年5月、TAMURAにタッグ王座戦のパートナーに指名された藤波は、当初「俺はもう60歳過ぎてんだよ。ベルトなんてもう、俺が出ていくようなことじゃない。俺がベルト戦線に居たのなんてもう何年前かも分からない」と一度は王座挑戦を固辞するが、田村の熱い説得に呼応し、「プロレスラーでない同世代の人にも『64歳でもリングに上ってやってるんだ』って姿を見せたい。努力して得られるベルトという“勲章”の価値を若い人にも伝えたい」と再起に向け奮起し6月に見事タッグ王座を奪取。
 2012年にKO-Dタッグ王座を獲得して以来、6年ぶりの王座戴冠を果たしていた。

 8月の新木場大会で長井満也&定アキラ組を相手に初防衛に成功した藤波&TAMURAにGOING-UPの若手・大谷譲二が挑戦を表明するも、「格が違う」とこれを一蹴。しかしTAMURAは“藤波に釣り合うレジェンドをパートナーに連れてくること”を条件にこれを受託。大谷は全国を奔走し、“東北の英雄”ザ・グレート・サスケをパートナーとして招聘することにに成功。
 TAMURAも相手がサスケならば不足はないということで、晴れてこの日の王座戦が決定したという経緯があった。

 藤波をパートナーに持つTAMURAは自信満々で迎え撃つ姿勢を見せていたが、9月末に腰椎椎間板ヘルニアに倒れ緊急手術を行う事態に見舞われた。しかしTAMURAは術後一ヶ月で復帰戦としてこの王座戦を迎えた。かつて藤波はヘルニアから狭窄症の手術を行い2週間で復帰したという過去があるが、この“ヘルニア王者タッグ”が気鋭の挑戦者組とどう闘うのかにも注目が集まっていた。

 試合が始まると、サスケは気を練って藤波に放っていくが、藤波は全く付き合わずロックアップで組み合うという波乱の立ち上がり。
 藤波とサスケが熟練のテクニックで渡り合うが、その後サスケ&大谷は復帰明けのTAMURAを集中攻撃。それでもTAMURAは敢えて自分が腰から落ちる技を連発し万全をアピールし突撃し、コーナーに上るがサスケがこれをデッドリードライブで投げ捨てるとTAMURAは大ダメージでのたうち回る。そして、大谷はこの日引退する盟友・近藤“ド根性”洋史の必殺技である場外ホームラン(投げっぱなしバックフリップ)、ピョン吉スプラッシュも使い貪欲に王座を狙う。
 一気にピンチになるTAMURAだったが、藤波が救出に入り2人をドラゴンスクリューで蹴散らし、サスケをドラゴンスリーパーで捕縛。アシストを受けたTAMURAが大谷にムーンサルトプレスを投下し、カウント3。二度目の防衛に成功した。

 ベルトを手にした藤波は、TAMURAの腰にそれを巻いてやり、TAMURAも藤波の腰にベルトを巻いて満面の笑み。藤波が腰にベルトを巻いたのは、前回IWGP王座を戴冠したとき以来だという。

 バックステージに戻った藤波は、20年以上ヘルニアと付き合ってきた身からTAMURAを心配するも、TAMURAは「ホントに今日終わってもいいと思うくらい自分はこれにかけてたんで!最後もムーンサルトね、ホントはこんな状態ではやるべきじゃないかもしれないですけど、でもこれが自分の覚悟!」と笑顔を見せる。
 藤波に久々にベルトを腰に巻いた感想を聞くと、「僕的にはね、悪い気はしないね(笑)もう一度ね、腰に巻く日が来るなんて。……貴重な写真が撮れたんじゃないの?」と満面の笑みを称えてコメントを残した。

 対するサスケは、「私のアシストが足りなくて今日は負けてしまったね。チャンスがあったらまた、次も譲二がパートナーでやろうぜ!譲二といえば、みちのくひとり旅。譲二選手に神のご加護を~ッ!ハレルヤ!」と大谷に祈りを捧げて会場を後に。

 大谷は、ひどく落ち込んだ様子で「こんな後悔するんだったら挑戦なんかしなきゃよかった」とうなだれる。そして盟友・近藤の技を使ったことを聞かれると「近藤さんの、ダーッと雰囲気を持ってく技って他にないから。ちゃんと意志だけでも僕が持っていようと思いまして、メッセージでした。いやぁ、そこまでしたのに……そこまでしたのになぁ……」とぼやきながら去っていった。

<写真:鈴木“サモ・ハン”孝>

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