【試合結果】10・8 COMBO板橋大会 山本SAN&スーパータイガー&浦野裕太vs折原昌夫&シャドウG&シャドウS 舞牙&佐藤将太vs長井満也&松崎和彦

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『COMBO板橋グリーンホール大会』
日時:2018年10月8日(月・祝)
開始:12:15
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:263人(超満員)

▼COMBO 笑激情【まさか!の巻】
[AGGREGATION]Angee/○MIHOんだ☆ラウジー/筋王/マスクドカリオカ/オリンピア20
13分15秒 腕肘十字固め
[極黒惨]クレーンユウ/サンダー/●ブラック3/怪人ピエロン

▼COMBO キックルールタッグマッチ 10分1本勝負【レッドドランカーズ VS ちょい悪おやじ軍】
赤羽秀一/RIKIYA/寺尾新
9分27秒 ノーコンテスト
シゲKING/丹波鱗/拳@ゆたか

▼第3試合 COMBO 3wayマッチ 30分1本勝負
○唯我様
6分23秒 ジャイアントスイング→ごっちゃんフォール
●清水来人
※もう一人は男盛

▼タッグマッチ 60分1本勝負
舞牙/●佐藤将太
13分40秒 逆エビ固め
○長井満也/松崎和彦

▼タッグマッチ 60分1本勝負【COMBO連合軍VSシャドウ軍団】
[COMBO連合軍]山本SAN/スーパータイガー/○浦野裕太
15分7秒 セコンド乱入により反則
[シャドウ軍団]●折原昌夫/シャドウG/シャドウS

COMBO連合軍がシャドウ軍団に勝利も折原は偽物のベルトを渡し高笑い!舞牙&佐藤将太が奮闘もいぶし銀のベテラン軍に一歩及ばず!

 今年6月に10周年を迎えた10周年大会第二弾COMBO板橋グリーンホール大会史上最大集客人数を叩き出した本大会。INFINITE-AreizのギターリストJAMBO(尾崎勇介)の次回デビュー決定?荒川GM乱闘。折原昌夫新ベルト?など、盛りだくさんの興行になった。

第1試合


 益々激しさを増すAGGREGATIONと極黒惨の抗争 MIHOんだ☆ラウジーのブレーンバスター、カリオカのフランケンシュタイナー、筋王はクレーンユウをぶん投げANGEEは膝を叩き込むなど、AGGREGATIONが極黒惨を攻め込んだ。しかし中盤戦から、徐々に極黒惨に捕まったAGGREGATIONのリーダーことアンジー、極黒惨の激しい反則すれすれの攻撃が続く。サンダーGの雪崩式垂直落下式フィッシャーマンを何とか返しコーナー最上段からスイングDDTを華麗に決める。
 アンジーの奮起にもう一人のアグゲーションレディ、MIHOんだ☆らうじーも大活躍。大柄なサンダーGをキレのあるコルバタで投げ飛ばすと、更にはコーナー最上段から高々と跳びあがった刹那の飛び付きの腕ひしぎ十字固めを決める。最後、リング内外入り乱れる展開の中、MIHOんだ☆ラウジーが今度はブラック3を十字固めに捉え殊勲のギブアップ勝ち。アグゲーションが極黒惨退治に成功した。
 しかし、ここからが波乱の連続。怒りがおさまらない極黒惨はAGGREGATIONを蹴散らすが、今日の筋王は凄まじいパワーを見せ、クレーンユウの椅子攻撃も跳ね返してしまう。クレーンユウが指令を出すとサンダーGとブラック3が筋王を羽交い絞めにすると、怪人ピエロンが接近し、なんと筋王の唇を奪う。何が起こったのか混乱するリング上、意識を取り戻した筋王だが、もはや正気ではいられなかった。錯乱状態のまま場外へ走り去ってしまった。不敵な笑みを浮かべる極黒惨。退場際になんと 客席にまで手を出すという暴挙に。幼い男の子二人を抱えあげるとそのまま拉致・・・・かと思われた。その時、ひとりの男性が勇敢に立ち向かい、悪の総裁クレーン・ユウ、ピエロンから男の子を奪還。収まらないクレーン・ユウはマイクを奪うと「貴様!次出てこい。リングに上がってこい」と対戦を突き付けた。その男はINFINITE-AreizのギターリストJAMBO(尾崎勇介)だった。
 次戦本当にリングに上がるのか?ただの助太刀の男性なのか?それともアグゲーションの救世主なのか?そして筋王はどうするどうなる?次回、予想外の新たな展開に期待、である。

第2試合


 遂に姿を現した寺尾新。寺尾新の練習を見て、猛特訓したシゲKINGと丹波麟であったが、あまりの素早さになかなか攻撃が当たらない。何とか特訓の成果を見せたいものの実力差は歴然だった。何とか維持で追い込む所もあったがRIKIYAのトリッキーな攻撃に赤羽の奇想天外な攻撃、これに寺尾新が加わった事でさすがのおやじ軍も万事休す。
 熱くなった両軍がリングに入り乱れる中、収拾がつかずノーコンテストのゴングが鳴った。シゲKINGがマイクでリングに戻そうとするも、それでも場外で乱闘が続く。いつの間にか赤羽の応援陣営と丹波麟が乱闘になった。なかなか収まらない中、荒川GMが両軍に怒鳴り何とか収まったが、シゲKINGから『どう考えてもCOMBO守ってるのは俺達ちょい悪おやじ軍じゃないか!俺達がCOMBOちょい悪おやじ軍だ』とアピール。寺尾の参戦も乱闘後だっただけに、今後の赤羽の行動にも注目。果たして次回大会のカードは・・・。

第3試合


 フンドシ姿のヘビー級の肉体と、アマレスで鍛え上げた肉体の清水。躍動する二人のマッスルはぶつかりあいながらもなにか妙な雰囲気も。
 その清水は無言の連携で唯我と2人がかりで巨体の男盛攻略に出る。まずは太鼓の乱れ打ちを仕掛けたかと思えば、お次は強烈な尻ビンタの連打。男盛の大きなお尻はあっという間にリンゴの様に赤くなる。更に2人は場外でも男盛とらえると、前かがみにさせる格好で観客に真っ赤な大きなお尻を向けさせる。辱めを受けながらもファンへのシャッターチャンスという場内実況に心を良くしたか、そのまま南側観客席、北側観客席と連れまわされながらもお尻を披露(真っ赤である)。
 リングに戻ると唯我様が清水にフィッシャーマンズスープレックスでカウント2。すかさずコーナーからフライングボディプレスを仕掛けるがこれが自爆。清水はここでアマレス仕込みの綺麗なサイドスープレックスでお返し。
 一方、男盛は隙をついて清水にカウンターのスパインバスター、そしてジャイアントスイング10回転。ふらふらしながらフィニッシュを決めるべくコーナーによじ登っる男盛だったが その時、唯我様がすかさず清水を押えこみ3カウントを盗んだ。尚、男盛は状況がつかめないまま観客にフィニッシュへのアピールを続けていたのであった・・・・。

第4試合


 負傷欠場を余儀なくされたTAKAみちのくの代役に、男気で名乗りを上げてくれた長井満也と、COMBOのルーキー佐藤が好勝負を繰り広げたこの試合。
 前回の対戦でそのポテンシャルを見抜き佐藤をパートナーの抜擢した舞牙が先鋒、職人松崎と交える。一連の攻防のあと佐藤が登場。相手は長井。場内がどよめくようなガチンコのエルボー合戦に。長井は大先輩からの洗礼に佐藤も怯まず、ロックアップ、手四つの力比べと、王道の動きで佐藤を試す長井。
 職人松崎も同じく佐藤を基本技で追い詰める。体力を消耗し始めたルーキーに対しラクダ固めにとらえると、佐藤の上半身はマットに垂直に。すんでのところで逃れるが、今度はまた長井。基本中の基本、ボディスラムの連打。キチンと投げればダメージは大きいんだとばかりにルーキーを攻める。そして三たびのエルボー合戦。終わらない2人に会場のボルテージも最高潮に達した。再び叩きつけられたボディスラムに佐藤はなんとか返す。手青緩めない長井は王道技バックドロップで佐藤にとどめを刺すが、なんとカウント2.99で意地を見せる。しかしその意地の上を行くベテランは、逆エビ固めでがっちりとらえる。息も絶え絶えとなった所で、無念のタップ。ここでようやく解放された。
 昭和の香りプンプン漂う松崎・長井コンビが、スーパールーキーの良さを引き出した。COMBOにひとつ名勝負が刻まれたといっても過言ではない。

第5試合


 約束通りAPEX金銀銅3本のベルトを持って現れたシャドウ軍団。これによりこの試合はベルトをかけた一戦となった。COMBO軍の序盤はスーパータイガーが孤軍奮闘。シャドウ軍団のベルトでの攻撃から3人がかりで攻められる展開となった。折原のマウントパンチを切り返すと必殺のチキンウイングフェイスロック、更にDDT3連発を炸裂させる。中盤に入ると今度は浦野が中心の戦いとなるが、シャドウ軍につかまる。座り込む浦野の胸元めがけてシャドウGの容赦ないケリがめり込み、浦野はグロッキーに。さらにシャドウSの雪崩式フランケンシュタイナー、折原は串刺しラリアットから、なんとこの段階で禁断のスパイダージャーマンを繰り出し、浦野を投げ捨てた。とどめを狙うシャドウ軍にカウンターのスパインバスターを決めタッチに成功。ここで満を持して山本SAN。颯爽と登場するとマスクの2人を蹴散らし、折原に照準を合わせる。ここで超滞空式のブレーンバスターを仕掛ける。スカイツリーのようにそびえたったまま動かない2人に会場もどよめいた。マットに叩きつけると、今度は延髄切り。これで流れを引き戻したCOMBO連合軍は再び浦野が猛反撃、折原に串刺しラリアット、キャプチュードを叩き込みバックを狙うも折原の金的。すかさず垂直落下式ブレーンバスター、シャドウGの打点の高いドロップキック、シャドウSのサマーソルトドロップとシャドウ軍のやりたい放題にさらされてしまう。更に再び折原が、浦野のフォール負けを敢えて許さず垂直式ブレーンバスター3連発とえげつない攻撃。これで浦野か完全失神。動かない浦野をフォールするも、2.9で自らカバーを解く折原。セコンドを呼び込みリング上で浦野を袋叩きにし、止めるレフリーをボディスラム、ここでシャドウ軍団の反則負けとなった。終了後も荒川GMに絡む折原、いつまでも暴言を続ける折原の隙をついて、なんとGMが金的からのストンピング、ペットボトルを投げつけ、前回折原の暴行でアバラを折られた鬱憤をはらした。

 『おい、反則負けでも負けは負けだろ、ベルトよこせ』の声に、折原『よし、そんなに欲しいのか、だったらやるよ』とリングに3本のベルト?を投げ入れた。ベルトを手にするCOMBO連合軍だったが、なんとそのベルトはダンボールで出来た偽物だった。折原『お前等にはそれくらいがお似合いだ。本物が欲しいんだろ?それならそのうち何らかのメッセージを書くから、俺のFacebookを毎日確認しろ』とリングを去った。

<記事・写真>©COMBO事務局

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