50歳のボディガーが25歳の野村を退け貫禄のアジアヘビー級王座初防衛!「アジアヘビーはオヤジの時代!」

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 18日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2018 SUMMER EXPLOSION~Jr. TAG BATTLE OF GLORY~』が行われ、ボディガーが野村直矢の挑戦を退けアジアヘビー級王座の初防衛に成功した。

 アジアヘビー級王座は、力道山が初代王者となり、大木金太郎やジャイアント馬場なども戴冠歴がある由緒正しい王座。数度の休眠期間を経て崔領二が今年1月にPWFと百田光雄の許諾を得て復活させ、7月の大阪大会でボディガーが崔を撃破し第9代王者となっていた。

 初防衛戦に臨むボディガーを相手に真っ向からの打撃戦を挑んだ野村は、ボディガーのラリアットをかわしてのジャンピングエルボーで先制し、場外でDDTを決めるなど序盤戦を優位に終える。
 さらに野村は串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛けてジャーマンを狙うが、これを堪えたボディガーがトラースキック、マシンガンラリアットとやり返しスピアーで突っ込んでいき形勢を互角に戻す。
 ボディガーはハイキック、踵落としと蹴り技を連発していくが、これを耐えきった野村がジャンピングエルボー、ドロップキック、ジャーマンスープレックスと畳み掛けトドメのフロッグスプラッシュを狙うもボディガーが剣山で迎撃。
 野村は怯まずマキシマムを狙っていくが、後ろに着地したボディガーがハイキック2連発からラリアット2連発。そして最後は形は崩れながらもバウンスでトドメを刺し、3カウントを奪った。

 バックステージに戻ったボディガーは「なんだかんだ言って野村とはデビュー当時からやってるけど、ここ一年半では公式戦では分が悪くて。あいつの勢いは想像を超えるものがあって。実は今日もちょっと不安要素はあったんよ。でも一回目の防衛戦で負けるわけにはいかないと。あいつは25歳。俺は50歳。俺の半分。これがオヤジの意地や。オヤジの意地やぞ」と、五十路の気概を見せる。
 次期挑戦者が名乗りを上げてこなかったことについて聞かれると、「誰でもいいよ。ヘビー級やったら誰でもいい。誰が来ても返り討ちにするだけなんで、当分アジアヘビーはオヤジの時代が続く。まぁそういうこっちゃ!」とコメントし、“オヤジ時代”の到来を宣言した。
 

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