【試合結果】8・5 ベストボディジャパンプロレス品川大会 なべやかん&大和ヒロシ&澤木一貴with木下智愛vs大鷲透&伊橋剛太&飯野雄貴 白川未奈&中島翔子vs村松星美&才木玲佳

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『BBJ MUSCLE RING 2018~ベストボディ・ジャパンプロレス旗揚げ戦~』
日程:2018年8月5日(日)
開始:13:00
会場:品川プリンスホテル・ステラボール
観衆:350人・満員

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●白川未奈/中島翔子(東京女子)
8分48秒 ジャックハマー→片エビ固め
村松星美/○才木玲佳(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●三浦傑/ミゾ・ハーフェズ
11分34秒 みちのくドライバーII→エビ固め
[DAMNATION]○高尾蒼馬(DDT)/遠藤哲哉(DDT)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
○田村依里子
8分24秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●竹林早苗

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
なべやかん/○大和ヒロシ(フリー)/澤木一貴with木下智愛
12秒3秒 フィッシャーマンスープレックスホールド
大鷲透(フリー)/●伊橋剛太(DDT)/飯野雄貴(DNA)

元・オフィス北野のなべやかんがプロレスデビュー!“プ女子グラドル”白川未奈が才木玲佳相手にデビュー戦で打撃戦!元DDTの谷口智一BBJ代表のスピアーが炸裂!

オープニング


 リングアナウンサーの井上マイクとコーチ兼レフリーを務める大石真翔が挨拶を行った。 
 この大会がプロレス初観戦というお客さんが多いということで、山下実優とハイパーミサヲがリングに上がり、実践を交えて3カウントフォール、ギブアップ、ロープエスケープなどのプロレスのルール解説を行い、大会がスタート。

第1試合


 この試合がプロレスデビュー戦となる白川未奈はグラビアアイドルとして活動しつつ、“プ女子部長”として積極的に情報を発信するほどのプロレスファン。今回のデビューについて「神様にやれって言われてるなって、ここしか私プロレスやるチャンス無いなって」と意気込みを語っていた。
 同じくこの試合がプロレスデビュー戦となる村松星美は、ダイエット目的で筋トレを始めたもののベストボディジャパンに出場するまでに道を極め、さらなる挑戦のためにプロレスラーとしてデビュー。
 
 4人とも試合前にリング上でしっかりと握手
 先発は白河と村松でゴング。ロックアップから村松が腕を取り、そのまま腕の取り合いへ。村松がヘッドロックからフライング・メイヤー、さらにスリーパーを狙うが、白川がフロントネックロックで切り返して中島にタッチ。村松も才木に繋ぐ。
 中島と才木はショルダータックルでぶつかり合い、打ち勝った才木がロープに走るが中島がドロップキック。さらにロープに振ろうとするが才木がヒップトス。村松にタッチ。
 村松と才木は中島を2人でロープに振りバックエルボー、さらに才木がサッカーボールキック、村松がエルボードロップと続けてフォールも2。中島はエルボーで突っ張っていき、連れ帰って白川にタッチ。
 白川はボディスラムからボディシザース。村松は体を浴びせてフォールしていくが、白川は絞り上げて離さない。しかし村松はロープエスケープ。中島にタッチ。
 中島は村松にストンピングから髪を掴んでボディスラムを狙うが村松は堪える。中島はクロスボディでぶつかっていくが、村松はキャッチして下に叩きつけ才木にタッチ。
 才木は中島の突撃をリープフロッグでかわしてドロップキック、フォールも2。才木はバックドロップを狙うが、中島が堪えてコーナーに上がりミサイルキック。フォールも2。白川にタッチ。
白川は才木にエルボーで突っ張っていくと、才木もエルボーで返していき、感情をむき出しに足を止めてバチバチと打ち合い。白川は連打で才木を怯ませロープに走りランニングネックブルーカードロップからフォールも2。さらに足を絡めてロメロ・スペシャルで才木を吊り上げフォールも2。白川はブレーンバスターを狙うが、才木が振りほどいてミドルキックからバックドロップ。フォールも中島がカット。才木は白川に走るが、白川がカニバサミで倒し、中島が619。アシストと受けた白川がジャンピングDDTも2。白川はもう一発を狙っていくが、才木はかわしてロープに走ってラリアット。さらに才木はバズソーキックから無理やり起こしてジャックハマーで叩きつけ、カウント3を奪った。
 試合後、才木は村松と両手を挙げ勝ち名乗り。さらに白川としっかりと抱き合い健闘を讃えた。

第2試合

 

 エジプトからやってきたミゾ・ハーフェズは、幼少期から数々のスポーツや格闘技を経験したという経歴が紹介され「プロレスラーになることが夢であった」と語っていた。
 三浦傑は、現在57歳ながら現在もベスト4以上の入賞を続ける“不屈のフィフティ”。今回のデビューについては「高年齢になればなるほど目標をなくしたときとか諦めたときに老け込んでしまう。何事にもいつもチャレンジ、目標を持つことを自分自身大事にしている」と語り、プロレスへの挑戦心を語っていた。

 試合前にミゾと三浦は握手を求めるが、DAMNATION側は拒否。
 先発はミゾと遠藤のマッチアップでゴング。二人はリングを周り、ロックアップから腕の取り合い、ミゾは取られて腕をパワーだけで取り返していくが、遠藤もヘッドロックからグラウンドに持ち込む。ミゾは振りほどいてクリーンブレイク。両者タッチ。
 高尾と三浦はロックアップも三浦がロープに押し込んでブレイク。高尾がロープに振るが、三浦がショルダータックル。さらにストンピングを浴びせ、ロープに振ろうとするが高尾が振り返し、遠藤が足を引いて三浦を引き倒すろ高尾組のペースとなり、遠藤にタッチ。
 遠藤はストンピングから三浦の顔をコーナーに叩きつけボディブロー。高尾にタッチ。
 高尾は三浦にガットショットから執拗に顔面を踏みつけていく。さらにフライング・メイヤーからギロチンドロップもカウント2。遠藤にタッチ。
 遠藤は三浦をボディスラムからスワンダイブ式のアトミコからフォールもカウント2。三浦は奮起してエルボーを打ち込んでいき、遠藤をサイドバスターで叩きつけてミゾにタッチ。
 ミゾは遠藤に逆水平連打からロープに振ってクロスチョップ。さらにボディスラムからエルボードロップ。さらにミゾはロープに振っていき、ショルダータックルからヘッドバッド。さらに客を煽ってコーナーに上がりボディプレスを放つが遠藤は回避して高尾にタッチ。
 高尾はミゾにフライング・メイヤーからフットスタンプも2。さらにエルボーを 
打ち込んでいくが、ミゾは高尾を掴んで持ち上げて落とすというシンプルなパワーファイトで高尾を投げ飛ばすと三浦にタッチ。
 三浦は突っ込んでいくが、高尾が関節を取って組み伏せ、遠藤と共にトレイン攻撃。さらに遠藤が河津落としから高尾がセカンドコーナーからフットスタンプ。フォールもミゾがカット。
 高尾は腕を広げて挑発し三浦がエルボーを打ち込んでいくが、高尾がボディスラムからコーナートップに上がりフットスタンプも三浦が回避。高尾はなおも突っ込むが、ミゾがコブラツイストで捕縛。カットに来た遠藤をミゾがクリップラークロスフェイスで捕らえる。
 ミゾはスリーリリースジャーマンから三浦がコーナーからダイビングクロスチョップからフォールも遠藤がレフリーの足を引いて妨害。三浦はさらにブレーンバスターを狙うが、高尾が堪えてローリングエルボーかトラースキック。フォールも2。ならばと高尾はコーナーに上がり、ダイビングダブルフットスタンプもカウント2。三浦コールが起こる中、高尾がダメ押しのみちのくドライバーでマットに突き刺し、カウント3を奪った。

第3試合


 田村依里子は、大学まで柔道一筋で続けてきたが負傷により選手活動を断念。その後ベストボディ・ジャパン日本大会でレディースクラス第5位入賞などの好成績を収め、今回のデビューについては「柔道の技がプロレスの中に出てくるシーンがあるので、そこと、ムーンサルトプレスを練習してきたのでそこを見てもらいたい」と意気込みを語っていた。
 対する竹林早苗は、普段はインストラクターとして活動しているが、今回プロレスに挑戦することになったことについて「BBJもプロレスもそうですけど自分が行動することで人に勇気を与えたり希望を持ってもらえるのはやりがいを感じます」と意欲を見せていた。

 試合前に両者はゆっくりと握手。
 ゴングが鳴ると、ロックアップから押し込み合い、田村が勝ってロープに押し込むと、次は手4つから竹林が腕取りへ。田村も取り返し腕取り合戦となるが竹林が巻投げ。クリーンブレイクへ。
 再び向き合ってロックアップ。竹林が振りほどいてエルボー連打からヘッドロック。田村はロープに振っていくが竹林がショルダータックル。さらに竹林がコーナーに振って突撃も、田村がブートで止めてショルダータックル。田村は起こしてボディスラムからフォールも2。さらにグラウンドで袈裟固めも竹林はロープへ。
 田村は払腰を狙うが、竹林が足をこらえて耐え、ショルダータックル。竹林は「立て!」と挑発しドロップキック。さらにコーナーを背にした田村に串刺しドロップキックからフォールも2。ならばと逆エビ固めでしっかりと腰を落とすが、田村はなんとかロープへ。
 竹林は続けてブレーンバスターを狙うが、これを耐えた田村が振りほどいて払腰から腕十字。しかし竹林は体を浴びせてフォール。体を起こした田村にバックスライド、スモールパッケージ、いずれも2。竹林はレフリーに抗議するが、その隙に起き上がった田村が打撃で突っ張っていく。しかし竹林は雄叫びを上げブレーンバスターで投げきっていく。さらにもう一発を狙うが、振りほどいて払腰。さらにもう一発払腰。そしてラリアットを狙うが、竹林はかわしてバックを取りスリーパー。田村は片腕を外し、その腕を持って背負投げで切り返し、さらに大外刈。田村はコーナーに上がり、試合前に宣言していたムーンサルトプレスを投下。そのままフォールに入り、カウント3を奪った。

第4試合


 これがデビュー戦となるなべやかんは、2001~2002年の全日本パワーリフティング選手権で優勝した肉体を持ち、今回のプロレスラーデビューについて「お笑いだったら真剣にバカをやるわけですから。真剣に何かをやらないと伝わらないものがあるので、くだらないことも真剣にやらないといけないし、プロレスもやっぱりハードル高いものを見せないとお客さんも納得しないですからね」と真剣な面持ちで語っていた。
 なべやかんは、黒のショートタイツと編み上げブーツ、エルボーパッドといったザ・ロックを彷彿とさせるスタイルのコスチュームで登場。
 そして同じくこの試合がデビュー戦となる、ベストボディ・ジャパンの審査権も持つ日本トップのカリスマパーソナルトレーナー・澤木一貴とベストボディ・ジャパン出場経験を持つプロレスラーの大和ヒロシが入場すると、木下智愛率いるダンサー陣が会場を盛り上げ、万全の体制で対戦相手を待ち受ける。
 
 ここに入場してきたDDT勢力は不満を顕にし、大鷲がマイクを取る。

 大鷲「オイ!入場なげーなオイ!俺たちはな!待たされるのと暑いのが大嫌いなんだよ!なにがベストボディジャパンだ!いま日本は、空前の相撲ブームなんだよ!お前らみたいなガリガリのモヤシっ子より、俺達みたいにちょっとぽっちゃりしてるくらいの方がモテるんだよなぁ!オイ!」
なべ「今みなさん聞きましたか?ぽっちゃり!ぽっちゃりだと!……今みなさんがここまで出かかってることを僕が言ってあげますよ。いいか!お前らただのデブなんだよ!」
大鷲「……オイ、お前今、俺たちが一番傷つく、シンプルにデブって言ったなオイ!テメェらぶっ殺してやる!やっちまえ!」

 怒った大鷲らが奇襲し全員入り乱れてゴング。
 最初にリングに戻ったのは大和と伊橋。大和が素早い動きで伊橋を翻弄。両者タッチ。
 やかんと飯野のマッチアップ。やかんは飯野にエルボーやチョップで突っ張っていくが、飯野はビクともせず、逆にショルダータックル一発でやかんをなぎ倒す。やかんもチョップで突っ張るが効果はなし。飯野は「かかってこい!」と挑発するとコーナーに控えていた大和や澤木が突っ込んでいくが、大鷲らが蹴散らし、やかんら全員を同じコーナーに振ってトレイン攻撃。
 大鷲はやかんをロープにくくりつけ、胸板に逆水平。崩れ落ちたやかんをいたぶるように踏みつけていく。ここに飯野も加わり合計約250kgでの踏みつけ攻撃。
 伊橋に代わるとやかんにギロチンドロップ。さらにフェイスロックもやかんが急いでロープへ。飯野にタッチ。
 飯野はやかんにフライング・メイヤーからエルボードロップ。フォールも澤木がカット。飯野はやかんを起こしていくと、やかんが飯野の足を踏んでバランス崩させ延髄斬り。さらに飯野をファイヤーマンで担ぎ上げるが、これは大鷲らがカット。さらに、大鷲らは豊かな腹部の脂肪でやかんの顔面を殴打していき、さらに三人の腹部でやかんの顔面をサンドイッチ。これには慌てて澤木と大和が救出に。
 飯野はやかんをコーナーに振るが、やかんがブートで止めてセカンドロープに飛び乗ってクロスボディ。飯野はこれを軽々と受け止めるが、体勢を入れ替えたやかんがスイングDDTで突き刺し、澤木へタッチ。
 澤木は飯野をドロップキックで蹴散らすと、大鷲のチョップ合戦を挑む。大鷲はしっかりと受け止めた上で一発で澤木を倒すが、澤木は諦めずダブルチョップ。これも大鷲はチョップ一発でなぎ倒し、ラリアットをねらうが澤木がカウンターのドロップキック。大和にタッチ。
 大和は伊橋を相手に突撃し伊橋をコーナーに上げてスパイダージャーマン。さらにダイビングクロスボディもカウント2。さらに大和はジャーマンで叩きつけ、ラリアット。フォールも大鷲&飯野がカット。2人は大和をショルダータックルでなぎ倒し、3人共その巨体で代わる代わるボディプレス。さらに伊橋がコーナーからダイビングボディプレスも、やかんらがカット。
 ここで大鷲がイスを取り出しやかんらを蹴散らし、リングの中央に寝かせたやかん、澤木、大和の体にそれぞれ椅子を置きコーナーに上る。
 しかしここでセコンドに付いたベストボディクイーンの木下が大鷲に抗議。すると大鷲は木下に腹の脂肪で攻撃し、場内は大ブーイング。ここで本部席に座っていた谷口智一会長が飛び出してきて伊橋にスピアー。ここに木下がハイキックで追撃すると、この間に復活したやかんがエルボーパッドを外し軽妙なロープワークの後にピープルズ・エルボー。ここへさらに澤木がコーナートップからミサイルキックを投下し、トドメに大和が伊橋をフィッシャーマンズスープレックスホールドで叩きつけ、カウント3を奪った。

エンディング


 メインイベントで勝利した三人はリング上で両手を挙げて勝ち名乗りをあげ、固く握手を交わした。続けてリングに残ったやかんがマイクを取る。

やかん「皆さん!どうでしたか?!(大喝采が起こる)ベストボディジャパンプロレス旗揚げ戦!まだまだ素人ながらみんな一生懸命やりました!ありがとうございます!『デブは痩せろ!ベストボディを目指せ!』とそう思います。そしてですね、今日はちょっとこの場を借りて私の友人を紹介したいと思います。(観客席からの「ビートたけしじゃないの?」の声に)」……たけしさんは来ません(笑)武さんはガンバルマンで我々にこういうことをやらせるだけです(笑)紹介しましょう、森嶋猛選手です!(森嶋がリングに上って)今日は来てくれてありがとうございます!なんとこの森嶋選手、しばらくリングを離れていましたが10月15日、復帰致します!一つ皆さんに意気込みを!」
森嶋「そうですね、3年半ぶりに僕は後楽園ホールでプロレスの試合をします。相手はまだわかりませんけど全力でやりますんでよろしくお願いします」
やかん「3年ぶりですよね?大丈夫ですか?ちょっと心配なんですけど、ホントに大丈夫ですか?大丈夫なら良いんですけど……」

 すると森嶋が突如やかんを持ち上げでボディスラムで叩きつけ去っていく。

やかん「昔はあんな子じゃなかったのに……いい子だったのに……。というわけで、10月15日復帰戦やりますんで応援よろしくお願いします!最後に、本日のベストボディプロレスジャパンプロレスに出た全ての選手にもう一度入場してもらいたいと思います。みんな、出てこいやァ!」

 全員が再びリングに上がると、なべやかんは来場していた元・女子プロレスラーのブル中野さんに感謝の言葉を述べ、左手を上げて“J”の文字を作るポーズとともに「B!B!J!」のコールで興行を締めた。

<大会総括>

なべやかん&白川未奈&谷口智一&高木三四郎
――まずは代表から大会の総括をお願いします
谷口「今日、BBJ旗揚げ戦だったんですけど、やかんさんと白川さんを中心に非常にいい戦いをしてくれたので。会場にはベストボディのファンの方が多いのでまだプロレスファンの方は少ないので、もっと盛り上げていけたらと思うんですけど、やかんさんと白川さんを中心に選手の皆さんがよく頑張ってくれたのですごく良いスタートが切れたかなっと思います。もちろんDDTの高木社長のお力、アドバイス会ってのことなので、今後ともプロレスの方で色々勉強させていただきながらベストボディ・ジャパンプロレス、もっともっと盛り上げていきたいと思います」

――高木社長はいかがですか
高木「旗揚げ戦ということでね、ホントに独特の雰囲気があってよかったんじゃないかなと個人的には思います。やっぱり今、いろんな団体があるんですけど、ここにしか無いカラー、キャラクターが居たと思うんで、そういう部分を伸ばしていけばすごくプロレス界の中でもまた違う勢力として居られるんじゃないかなという可能性はすごく感じました。やっぱり皆さんすごく良かったので、このままの勢いで伸びていってほしいなと思います」

――特にプロレスラーとしての素質や可能性を感じる選手は
高木「やっぱり、ミゾ選手や、一発目で出た白川選手もそうだし、柔道出身の田村選手、そしてやっぱり我らがなべやかんさん!やかんさんやっぱり堂々としてたんで、本当にすごかったなぁと思って。オファーしたいくらいです。ちょっとまたお願いします」
やかん「ダメージ抜けたらね(笑)」
谷口「今日はもう相手がスーパーヘビー級の選手3人だったんで、多少はキツかったけどパワーはすごいですからね。普通の90kg、100kgくらいのレスラーだったらもうバンバン行けるんで、これを気にもっともっと期待したいですね」

――白川選手はデビュー戦を終えられていかがでしたか
白川「ホントにプロレスが大好きなので、まさかやる側になるとは思ってなかったんですけど、ホント上がるまで正直恐怖心しかなかったんですけど、上がってみたら……『プロレス、痛キモチイイな!』って。プロレス気持ちいい!プロレス最高!もうその想いしかなかったですね。試合の記憶はほぼ無いです(笑)でもこれから、プロレス大好きだし、プロレス愛をもっともっと表現していきたいなと思います。私はこれから“グラマラス・ストロングスタイル”で、グラマラス・ストロンガーとして生き抜いていこうと思いました。どうでしょう?グラマラス・ストロングスタイル(やかんへ)」
やかん「……任せた(笑)他にいないと思うから頑張って」
白川「私、第一試合だったんですけど、才木さんのエルボーは痛かったですね(笑)エルボーは痛かった」
やかん「いろんな女子アイドルがプロレスやってるんだから、チャンピオン目指して頑張って!」
白川「そうですね。やるからには、グラマラス・ストロングスタイルでチャンピオンを目指していきたいと思います!」

――やかん選手はいかがですか
やかん「いやぁ、今日はですね、一発目のショルダータックルで脳震盪起こしまして、その後は無我夢中で行ったんですけど、やっぱりプロレスラーってスゴイですね。今までいろんな格闘家……ほとんどの格闘技とかプロレスとかを番組でやってきましたけど、本物のリングに上がるっていうのはこんなにも違うのかって。そしてですね、元力士のイス攻撃は効きますね。非常にすごかったですね。そしてまた、仲良かった森島選手が上がってきて投げられたときはブルーになりましたね。でもこれから復帰するんで、応援していきたいと思います。やっぱスゴイですね。気軽に上がったわけじゃないですけど、今まで数ヶ月DDTさんの道場でトレーニングしてきまして、大石さんをはじめとして基礎から徹底的に抑え込まれて、途中でやめたくなるくらいキツかったんですけど、こうやった無事デビュー戦を迎えることが出来てよかったと思います」
高木「でもね、森嶋選手のボディスラムは、やかんさんをプロのレスラーとして認めた翔子だと思いますよ。それじゃなきゃ、やらないですよ」
やかん「それだったら嬉しいですね」
高木「あの一発に森嶋さんの気持ちが込められていたと思いますね。そこでちゃんと受身取ったじゃないですか。そこですよ」
やかん「愛ですか!」
高木「愛です」
やかん「愛を感じました!受けました!……痛かった。でも」
白川「痛いですよね~」

――次回大会はいつ頃になるのでしょう
谷口「次回は10月18日、平日しか会場が抑えられなかったんですけど、木曜日に新木場1stRINGで第二戦を行います。選手は今回の選手を中心に、今後も二ヶ月に一回、出来たら来年からは一ヶ月に一回は大会を開催していきたいと思います」

――関口さんは試合中になべやかん選手を助ける場面もありましたが、スピアーを打ち込んだときには懐かしい気持ちになりましたか
関口「そうですねー。旗揚げ戦は選手の皆さんサポートに主催者として回りたかったので自分は出なかったんですけど、やかんさんがああいう大男三人と戦っているのを見てたら、自分も『実況席で座っている場合じゃない』と、リングに上ったんですけど、やっぱり上がったらまたやってみたいなと、復帰したいなという気持ちになってきますね」
やかん「代表にはまた是非上がってもらってね」
関口「しっかり練習して復帰に向けて準備もしていきたいなと思います」

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