【試合結果】7・28 我闘雲舞板橋大会 【スーパーアジア】里歩vs希月あおい 水森由菜vsジャングル叫女 紺乃美鶴&サワディー仮面vs米山香織&新納刃

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『おつかれサマー!板橋大会 ~この夏を泳ぎきれ~』
日時:2018年7月28日(土)
開始:13:00
会場:東京都・板橋グリーンホール
観衆:230人(超満員札止め)

▼シングルマッチ 10分一本勝負
○さくらえみ
7分0秒 シュークリーム
●杏ちゃむ(信州プロレス)

▼タッグマッチ 15分一本勝負
[チーム☆エビズコ]沙紀(Beginning)/○関根龍一(BASARA)
10分50秒 レッツ・コンバイン
バリヤンアッキ/●趙雲子龍

▼シングルマッチ 10分一本勝負
●駿河メイ
8分31秒 ストレッチプラム・改
○コマンド・ボリショイ(PURE-J)

▼タッグマッチ 15分一本勝負
[水鳥英雄’s]●紺乃美鶴/サワディー仮面
11分51秒 合体後方回転エビ固め
[よねやまどか]○米山香織(YMZ)/新納刃(魔界)

▼シングルマッチ 20分一本勝負
●水森由菜
12分14秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
○ジャングル叫女(STARDOM)

▼スーパーアジア選手権 20分一本勝負
【王者】○里歩
13分39秒 蒼魔刀→片エビ固め
【挑戦者】●希月あおい(フリー)
※初代王者が4度目の防衛に成功

8歳の里歩を知る希月あおいの挑戦を退け里歩が王座防衛!ジャングル叫女が水森由菜とバチバチ!“スターダムvs我闘雲舞”の因縁勃発?!

オープニング


 我闘雲舞メンバーがリング上でパフォーマンスを行い、水森由奈が挨拶。

水森「みなさーん!トロピカル☆ヤッホー!本日私はトロピカルvsジャングル……ジャングル叫女選手と初対決となります!トロピカルといえば、南国。ジャングルといえば熱帯雨林ということで、熱帯雨林のほうが熱くてより広いイメージはあるんですが、トロピカル南国も今日はこのまま勝たせていただきたいと思います!我闘雲舞の行き先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴー我闘雲舞!トロピカル☆ヤッホー!」

第1試合


 さくらに信州プロレスの杏ちゃむが挑む一戦。試合前に二人はしっかりと握手。
 杏ちゃむがゴング後前蹴りで牽制してからロックアップ。押し込み合いを制した杏ちゃむが串刺しを狙うがさくらは回避。再び組み合って腕を取り合い、これを制した杏ちゃむがコーナーに上って「皆さんこんにちは!杏ちゃむです!みんなちゃむって呼んでね!」と客を煽っていくが、さくらが落として髪の毛を掴んでいく。杏ちゃむはエルボーで突っ張り、ボーバックブリーカーからボーアンドアローを狙うが上がらず。ならばとドロップキックを放つが、これを回避したさくらが逆エビを狙う。しかし杏ちゃむはすぐにロープへ。
 さくらは杏ちゃむの背中をひっかき、ボディスラムを狙うが、杏ちゃむはフロントネックロックで切り返し、そのまま組み付いてスタンディングの胴締めフロントスリーパー。さくらが倒れるとグラウンド式に移行。さらに再びボーアンドアローに挑戦するが、さくらが反転してフォール。続けて逆片エビ固めに移行。杏ちゃむはどうにかロープへ。
 さくらはロープに振ろうとしていくが、杏ちゃむはその腕を取って腕十字へ。これをブレイクしたさくらをコーナーに押し込み、串刺しのニーリフトからコーナー上でのヘッドシザース。さらに足でさくらの首を絞めながらのグラビア固め。続けてコーナーに振って串刺しのビッグブート。さくらは体を入れ替えチョップからさくらえみ75kg。さらにリバーススプラッシュも杏ちゃむが回避。杏ちゃむはコーナーに上ってフライングクロスボディもカウントは2。
 杏ちゃむがさくらを起こすと、ミドルキックの打ち合いに。これに競り勝った杏ちゃむが連続ではなっていくが、さくらもチョップ連打でやり返し、風車式バッックブリーカー。そしてカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げてからシュークリームに移行し、そのままギブアップを奪った。
試合後、さくらはしばし杏ちゃむを睨みつけてから無言で退場。杏ちゃむは四方に頭を下げてから退場していった。

第2試合


 チーム☆エビズコが中国とインドの外国人タッグと激突する一戦。沙紀は2人と握手をするが、関根は「これから食品を扱う手だから」と男性選手との握手を拒否。
 関根と趙雲でゴング。趙雲は手4つを仕掛け「手ェ出してみろや!」と挑発。そのまま腕の取り合いに発展すると趙雲は関根の手に噛み付いていくが、これに怒った関根がコーナーに押し込んで串刺しを狙うが、趙雲がかわしてドロップキック。両者タッチ。
 沙紀とアッキのマッチアップ。ロックアップで組み合い、アッキがコーナーに押し込むが、沙紀もショルダータックルでぶつかって意地を見せていく。するとアッキは沙紀の髪を掴んでヘッドロック。沙紀がロープに振っていくが、ロープにしがみついて耐え「アッカンベー」の挑発。突っ込んできた沙紀を場外に落とし、趙雲がアッキを踏み台に場外へ飛んでいく。そのままリングに戻し、ニードロップからフォールも2。趙雲にタッチ。
 趙雲とアッキがそれぞれ「謝謝!」「ナマステ!」と叫んでサンセットフリップ。趙雲が
沙紀をコーナーに振ってジャンピングキック。続けてスワンダイブ式のミサイルキックを狙うが、エビズコのメンバーの帯広がロープを揺らして妨害。その隙に復活した沙紀がアトミックドロップ2連発から背中へビッグブート。関根にタッチ。
 沙紀と関根がダブルでショルダータックル、関根がサッカーボールキックからフォールも2。沙紀にタッチ。
 沙紀は趙雲をカンパーナで痛めつけるが、これはアッキがカット。関根がこれを排除し、沙紀は関根にタッチ。
 関根は超運に逆水平。趙雲もこれに応戦するが、関根は腹部にミドルキックで倒しカミカゼを狙うが、回避した趙雲がセカンドロープに飛び乗ってミサイルキック。アッキにタッチ。
 アッキは自軍コーナーから関根にミサイルキック。救出に来た沙紀をサイドバスターで排除。さらに関根をコンビネーションキックで倒してフォールも2。アッキはブレーンバスターを狙うが、耐えた関根がジャンピングニーからミドルキックで倒し沙紀にタッチ。
 沙紀はアッキをブートでふっ飛ばし、趙雲もショルダータックルで吹き飛ばす。さらにカワイルドバスターを狙うが、耐えた趙雲がロープに走るが、これをキャッチした沙紀がコブラツイスト。さらにカワイルドバスターも2。最後はトドメのリバーススプラッシュを狙うが、趙雲がこれを回避し、チャイニーズゴリースペシャルボムを狙うが、これを回避した沙紀が関根にタッチ。
関根は突っ込んでいくが、これをハイキックでカウンターした趙雲がチャイニーズゴリースペシャルボムも2。アッキが沙紀を排除して2人でトレイン攻撃。続けてアッキがひねりを入れたブレーンバスターで叩きつけてから趙雲が体を浴びせていくが2。趙雲はコーナーに上って行くが、再び帯広がロープを揺らして妨害。その隙に復活した関根が趙雲に組み付いて担いでカミカゼ。そこへ間髪入れずに沙紀がリバーススプラッシュ。続けて関根がダイビングエルボーも2。アッキが救出のためにリングに入り、関根にブーメランアタックを狙うが、これが趙雲に誤爆。倒れた趙雲に関根がレッツ・コンバイン。そのままギブアップを奪った。

第3試合


 コマンド・ボリショイ26周年を記念してボリショイに勝利した選手に賞金10万円が贈呈されるという企画が紹介され、キャリア26年以下の選手にのみ参加資格があり、公式の試合でなくとも観客26人以上、動画配信の場合は26人以上の視聴者がおり、レフリーがいる場であればフォールが認められるというルールの詳細が説明される。賞金10万円を狙うメイは気合を漲らせる。

 二人はしっかりと握手してからゴング。
 ゴングと同時にメイは叫びながら突っ込むと、フレッシュさに押されたボリショイが後ずさる。ロックアップで組み合い、メイがエルボーで突っ張ってドロップキック狙うが、これをかわしたボリショイがスピードで翻弄。メイもこれに付いていき、エルボーをクリーンヒットさせて優勢に終わる。
 メイは「ボリショイ!」と叫んで手を高く掲げて手4つを誘う挑発。ボリショイは「(身長が)大して変わんない」とぼやきつつこれに応じ、腕関節の妙技を見せつけた後に腕を取りながらロープを渡りアームホイップ。メイもこれに対抗し、腕をとったままセカンドロープを跳ね回り、掛け声とともにドロップキック。続けてフルネルソンに捕らえ、そのままおぶさって胴締めも加えていく。腕力で名の足を外したボリショイはそのまま後ろに倒れ込んで膝十字、さらにアンクルロック。逃げようとするメイを巧みなコントロールで離さず、スタミナを消耗させてからグラウンド式アンクルロックへ。メイは上半身を起こして打撃を打ち込んでいくが、ボリショイがヒールホールドに形を切り替えると慌ててロープへ。
 ボリショイはアトミックドロップ打撃を打ち込んでいき、メイが応戦すると強烈なエルボーからランニングエルボーでなぎ倒す。続けてボディスラムからフォールも2。ボリショイはロープに走って突っ込むが、メイはスクールボーイ2連発から再びフルネルソンへ。フルネルソンのままブリッジしていくなどの変形パターンを見せつつ執拗にフルネルソンでギブアップを迫っていくが、ボリショイはなんとかブレイク。
 ロープにつかまるボリショイにメイは突っ込んでいくが、ボリショイはカニバサミからの619。これを返されると突っ込んでいくが、メイは再び組み付いてスクールボーイ。これを返したボリショイが返し際にメイをストレッチプラム・改で捕らえそのままギブアップを奪った。

 試合後、勝ち名乗りを受けるボリショイの背後からメイがスクールボーイで丸め込み10万円の獲得を狙う。これを返したボリショイは逃げていくメイに怒るが、その背後からさくらがスクールボーイも2。さくらも逃げていき、ボリショイは改めて勝ち名乗りを上げてから退場していった。

第4試合


 4人は握手を交わしてから米山とサワディーでゴング。
 ロックアップで組み合うが、米山がサワディーの足を踏みロープに走るが、サワディーも華麗なムーブで対抗していきスピーディーな攻防の後にクリーンブレイク。両者タッチ。
 美鶴と刃はロックアップで組み合うも刃がパワーで優勢。ならばと美鶴はエルボーで突っ張っていくが刃はチョップ一発で美鶴を怯ませていく。刃はブートを狙うが、これを美鶴はブリッジでかわしスクールボーイも2。美鶴はそのまま脇固めを狙うが、これを耐えた刃はバックブリーカーから米山と共にダブルのバックエルボーを入れ、米山にタッチ。
 米山は美鶴にヘアホイップからコーナーに押し付け顔面踏みつけ。米山はぐるぐるパンチからコーナーに振ろうとするが、振替した美鶴がドロップキックで反撃し、サワディーとともに「水鳥英雄’s!」の掛け声とともにエルボードロップ。サワディーにタッチ。
 サワディーは米山に串刺しのダブルニーからスワンダイブ式で体を浴びせていき、コーナーに押し付けてサワディーカパンチ。美鶴にタッチ。
 美鶴は米山にブート連打。これをブートで撃ち落とそうとしていくが、足の長さが足りずに美鶴の攻撃が全てクリーンヒット。美鶴は鎌固めを狙うがも米山はロープへ。サワディーがこれをカットに来るがサワディーの足に噛み付いて耐える。
 すると2人は米山にダブルの鎌固め。これを刃がカットして2人をコーナーに振ると、米山とのコンビネーションで2人まとめてアームホイップで投げ捨てる。
 タッチを受けた刃はサワディーと美鶴を何度もボディスラムで叩きつけ、サワディーに逆エビ固め。サワディーはなんとかロープへ。刃はファイヤーマンで担ぐが、これを着地したサワディーがロープに振って619から美鶴にタッチ。
 美鶴はブートで突っ込んでいくが、これをキャッチした刃がバックブリーカー。米山にタッチ。
刃と米山は2人で串刺し攻撃から米山がダイビング千豚も2。もう一発狙ってコーナーに上るが、サワディーがカットして下から掌打。サワディーが米山を美鶴の膝へ落とすシュミット式バックブリーカー。つづけてサワディーはコーナーからボディプレスを狙うが、米山は剣山で迎撃。刃は美鶴を狙うが、これを救出に来たサワディーが米山にトラースキックキックから2人で抑え込むも2。
 リング上は美鶴と米山となるが、刃がラリアットでアシストしようとするも米山に誤爆。好機と見た美鶴はセカイバレーで突っ張っていくが、米山はこれをいなし、刃との合体回転エビ固めでカウント3を奪った。

第5試合


 由菜は「トロピカル☆おねがいしま~す!」と握手を求めると、叫女は「ジャングルよろしくおねがいしま~す!」と応じて握手。
 ゴングが鳴ると由菜は「来いよ!」と手4つを仕掛け、叫女がこれに応じると力比べ。これには由菜が競り勝ち、つづけてショルダータックルで何度もぶつかり合う。由菜は「ジャングルも行け!」と走らせるが、雄叫びを上げた叫女がショルダータックルで吹き飛ばし、ヘアホイップ。さらにコーナーで由菜の顔面を踏みつけていく。続けて叫女はカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、ロープにうつ伏せで引っ掛けた上で背中にタックル。フォールも2。
 叫女はフライング・メイヤーから髪を引っ張りながらのチンロック。これをレフリーにこれを咎められるとサーフボードストレッチへ移行。由菜は必死にロープへと逃れる。
 優勢の叫女はストンピングで痛めつけていくが、由菜が雄叫びを上げてエルボーを連打。さらにロープに走って重爆ドロップキック。さらに担ぎ上げて「皆さんご一緒に!」とショルダースルーを狙うが、叫女がこれを回避。由菜はすかさず組み付いてスクールボーイ、ドロップキックと畳み掛け、どっしりと腰を落とす逆エビ固め。叫女は足の力だけでこれを外すと、由菜をコーナーに振って串刺しクロスボディ。もう一発を狙うが、由菜も串刺しクロスボディで応戦。由菜がもう一発を狙うが、叫女はドロップキックでカウンター。さらにスライディングラリアットも2。
 叫女はコーナーに上がるが、由菜も起き上がって下からエルボー連打。続けて担ぎ上げて「トロピカル☆ヤッホー!」と叫びながらコーナーに叩きつけ、ショルダータックルで何度もなぎ倒して、「トロピカル☆ヤッホー!」からボディプレスも2。続けて背面に「トロピカル☆ヤッホー!」でボディプレスも2 ならばと再び逆エビ固めで腰を落とす セコンドのさくらが叫女のセコンド陣を排除。我闘雲舞勢は総出で由菜を応援するもロープブレイク。
 由菜は叫女を起こして追撃を狙っていくが、叫女は由菜の耳元で全力で叫んでエルボー。 由菜も雄叫びを上げながらエルボーをフルスイング。これに連打に次ぐ連打で競り勝った由菜だったが、叫女も腕取りラリアットで一矢報い、スライディングラリアットも2。続けて抑え込むも2。ならばと叫女はボディスラムからコーナーに上がり、フライングボディプレス。さらにコーナーに上がりジャングルスプラッシュでカウント3を奪った。

 試合後、さくらは叫女のセコンド陣を殴打し場外でやり合う。
 叫女は膝をついたままの由菜に手を差し伸べるが、由菜の答えは張り手。これに両軍のセコンド陣もリングに上がりあわや乱闘という空気になるが、2人は静かに睨み合い、そのまま退場していった。

<試合後コメント>

水森由菜
「叫女さんとは、初めてジャングルと当たったんですけど、私と違ったパワーが凄くて、やっぱりまだ5ヶ月じゃ叫女さんを倒すのには至らなくて、今日勉強させてもらったんですけど、また絶対次挑みたいと思います。そのときには絶対に今の自分と違ったもっと強い自分でジャングル叫女さんに挑みたいと思います」


ジャングル叫女
「一年ぶりの我闘雲舞さんに参戦して、水森由菜選手……新人の選手なんですかね?と戦って、見事に勝つことができたんですけど、多分半年くらいだと思うんですけど、その割には度胸がすごい据わってるなって思いましたね。物怖じしない気持ちを全面に出した戦いを自分相手に出来たっていうのは、これからもっと大きく……元々ちょっと大きいんですけど、プロレス的にどう成長していくかなっていうのは楽しみだし、最後自分が手を差し出したときに張ってきたんでね、それはちょっとビックリしましたけど、自分は初心を忘れていたわけではないんですけど、それを思い出させてくれた、思い返させてくれたという意味では、今日戦って本当に良かったなって思うし、自分もどんな強い相手だろうが、大きい選手だろうが、気持ちで負けないプロレスをしていきたいなっていうのを水森選手から学んだので。でも、途中危なかったところもあったんですけど、今日はこうやってジャンのみんなが応援に来てくれたので!ジャンサポのみんなもアウェーなのにいっぱい見に来てくれたおかげで、なんとか勝つことが出来ました!皆さんのおかげです。楽しい試合でした!」

第6試合


 両者は笑顔で握手してからゴング。
 正面から打撃を打ち合い、里歩が側転で打撃をかわす軽やかなムーブを見せるもあおいがショルダータックルでなぎ倒す。さらにエプロンに出てロープを使った攻撃も、里歩があおいを低空ドロップキックで蹴り出し、コーナートップから場外へプランチャで飛んでいく。
 そのまま場外戦に発展するも、制したのはあおい。あおいはエプロンでダブルリストアームサルト。続けてコーナーからダイビングセントーン。正調ダブルリストアームサルトも2。さらにボディスラムからコーナーに上がりスノーブロウもこれは里歩が回避。しかしすぐに組み付いてグラウンドでフェイスロックへ。里歩はなんとかロープへ。
あおいはさらにドロップキック連打で追撃してフォールも2。つづけてモンゴリアンチョップ連打からコーナーに叩きつけエルボー。さらにボディスラムからその場飛びでひねりを加えながらのボディプレスと畳み掛け、さらにコーナーからフライングクロスボディ。カウントは2。
 あおいはロープに走って突っ込むが、腕をキャッチした里歩が脇固めからグラウンドへ。ロープに逃れたあおいに619を狙うが、あおいが一度はこれを回避。しかし里歩は執念で2度目の619をヒットさせ、しっかりと腰を落として逆片エビ固め。時間はかかったがあおいはロープへ。
 投げようとする里歩だったが、これを堪えたあおいがジャイアントバックブリーカーから逆片エビへ。里歩がロープに逃れると、コーナーに上るが、里歩はこれを追ってコーナーへ。あおいはこれをかわして逆に担ぐが、里歩が回転エビ固めで切り返し、コーナー上からだダイビングフットスタンプ。
 これで流れを掴んだ里歩は蒼魔刀を狙うが、これをかわしたあおいが丸め込みも2。ロープに走る里歩に十字ロープワークで翻弄したあおいはジャンピングラリアット3連発。続けてコーナーに上がり、ダイビングラリアットも2。追撃のコーナートップからのスノーブロウも2。
 さらにあおいはバックを取っていくと、里歩は回転エビ固めを狙う。これを耐えたあおいが上から潰す形でフォールを連発していくも、ここから抜け出した里歩がドロップキックで一矢報いたところでダブルダウン。
先に起き上がった里歩はコーナーに上るが、あおいも起き上がって追いすがり、コーナー上でエルボー合戦に発展。これに競り勝ったあおいは雪崩式ダブルリストアームサルトもフォールにはいけず。
 2人は膝立ち状態からエルボーを打ち合い、そのまま立ち上がって正面からエルボーを撃ち合う。これに打ち勝った里歩はあおいに組み付いて丸め込みを連発するもすべて2。あおいも串刺しラリアット、二発目を狙うが、里歩も追走してジャンピングニー。あおいが組み付いて逆打ちで叩きつけ、互いに組み付いての激しい丸め込み合戦をあおいが制し、あおいがロープに走るが里歩がカウンターのジャンピングニー、続けて蒼魔刀を叩き込んでからロープに走るが、あおいがカウンターのジャンピングラリアット。しかし里歩も後頭部への蒼魔刀を二連続で叩き込み、最後は正調の蒼魔刀三連発でカウント3を奪った。

 試合後、2人は対角線コーナーで泣きながら見つめ合う。先に里歩が歩み寄り、座り込んだままのあおいの下に座って握手を求める。これにあおいが応じ、2人は泣きながら抱き合い耳元で何かをささやきあう。その後、身を離した2人は笑顔で再び握手を交わした。
 帯広の肩を借りてリングから降りたあおいは、控室に消えるその瞬間まで里歩に笑顔で手を振りながら退場していった。

エンディング


 この日レフリーを務めたHEAT-UPの田村和宏が『好きな人の名前を叫ぼう』の前説を行い、出場全選手が会場に現れ観客と握手を交わしていく。
 曲が終わるとさくらがマイクを取り、杏ちゃむへ「杏ちゃむさんありがとうございました。今日で終わりです」とジョークを飛ばして会場の笑いを誘った後に、8月の新木場大会で真琴との対戦を発表。
 そしてボリショイに「ボリショイさん!今日はいかがでしたか!」と問いかけると、ボリショイは「あんまりさぁ、さくらのこと好いてないの分かってるでしょ」とボソリとつぶやきつつ観客へ感謝の言葉を述べた。
 叫女に感想を聞くと、「今日は皆さんありがとうございました!また我闘雲舞さんに参戦してもいいかな?!(歓声)みなさん一緒にご唱和ください!ジャングルジャングル!もう一回!ジャングルジャングル!ありがとうございました!」
 そしてアジアドリームタッグへの次期挑戦者を決めるリーグ戦の告知が行われ、里歩&紺乃美鶴、希月あおい&駿河メイ、沙紀&水森由菜がそれぞれアピール。
 続いてさくらが「じゃあ、最後になるあおいちゃん」とマイクを渡すと、観客席から「ありがとー!」と引退を控えた希月を感謝で送り出すかのような声が上がる。

希月「ちょ……ちょっと待って!待って待って待って!(笑)最後じゃない!今日最後じゃないから!(笑)えみさんにみんな引き込まれすぎだって!えみさんの言うことは信じちゃいけないの!(笑)というか、8月のタッグリーグ出るから私最後じゃないんだって!もう!今日なんで私がここに来たかって言うと、このベルトを狙いに来たっていうのが第一にあるんですけども、10・7!希月あおい引退興行!さくらえみ!里歩!出場してくださ~い!決定でいいですか?!今あおい様が決めた!けって~い!」

 最後はさくらが恒例の「我闘雲舞の行き先は、リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴー我闘雲舞!」で大会を締めるが、その後にさくらが「最後に!ボリショイさん!26周年本当におめでとうございます!みんなで胴上げしましょう!」と全員で3回胴上げし、ボリショイを落として全員でフォールし賞金を狙いに行く。ボリショイはこれを2で返し、怒って全員を蹴散らすとそのまま蜂の子を散らすように皆退場していった。
 最後に我闘雲舞メンバーがリングに上って記念撮影を行い、興行は終わった。

<試合後コメント>

里歩
――希月選手とのシングルを終えていかがですか
「何回も言ってきた通り、あおいちゃんはホントにちっちゃい頃から見てくださっている、いま唯一近くにいる先輩だったので、すごく特別な思い入れが元々あって、そんな中であおいちゃんが引退することになって、こんなシングル出来るチャンスはもう無いと思って、思い切りぶつかりました。今までとこれからの覚悟をすべてぶつけました」

――希月選手の技をかなり食らっていましたが
「最後だと思ったら我慢できました(笑)でもそこを超えてこそ、完全に防衛できたって言えるんじゃないかなと自分の中で思っていたので、もう体中痛いですけど良かったです」

――試合後には涙を見せていました
「ホントに、試合のことを考えるだけで涙が出てきて、こんな試合は初めてだったので。後輩が卒業しちゃったりとかはありましたけど、あおいちゃんは一緒にいて安心できる存在だったで、そんなあおいちゃんが居なくなると、心の置き場みたいのがなくなっちゃうんじゃないのかなって、すごく不安にもなるし寂しいなって思うんですけど……そんな感じです」

――改めて希月選手への思いは
「まだまだ市ヶ谷で当たる機会があると思うので、そこでもっともっとぶつけていきたいなと思うのと、色々これからの相談とかもしていきたいと思います(笑)」

――スーパーアジアだけでなくタッグ王座も目指していく?
「はい。我闘雲舞のベルトなので。せっかく二冠になれるチャンスで、今まであまりなかったのでこのチャンスをモノにして、私が二冠を巻いて私が我闘雲舞の先頭を突っ走っていきたいと思います!」


希月あおい
「最後の里歩とのシングルっていうことでベルトに挑戦させてもらったんですけど、結果はこうなってしまって。前に私が獲って、これが里歩と最後になるのがすごく寂しくて……(涙で声をつまらせる)……すみません、今までずっとやってきたので、なんかこみあげてくるものがあって。負けて今すごく悔しい気持ちもあるんですけど、やっぱり最後、自分がベルト獲って、里歩を挑戦者に指名したかったなというのはあります。正直。まあ、これはこうなってしまったので、自分は前を向いて進むべきだなって、ゴールに向かって走るべきだなって今燃えているので、これからは我闘雲舞は里歩が……もう十分に引っ張っていると思うんですけど、えみさんを抜かして引っ張ってくれることを願っています。里歩!これからも頑張ってね!……なんかメッセージになっちゃいました(笑)なんかホント、寂しすぎます。引退を発表してからのプロレス生活が、すごく楽しくて、ゴールっていう目標を定めたからこの楽しさがあるんだなっていうのをすごく実感しています。引退をいうものは、人をここまでさせてしまうんだなというのに自分がまだちょっと追いつけていないところがあるんですけど、ファイナルハッピーって題名も付いているので、最後はハッピーに頑張りたいと思いますので、皆さん10・7、新宿FACE、12時開始!是非いらしてください!よろしくお願いします!」

――引退興行でさくら選手、里歩選手に参戦を直訴していましたが、なにか考えているカードは
「考えてるのは……え~、秘密で~す(笑)盛りだくさんになってしまって、ハッピーなことは間違いないので。まだ秘密!(笑)」

――8歳の里歩選手を見ている希月選手ですが、20歳になった里歩選手を見てどう思われますか
「ホントに、昔はちっちゃくて……プロレスって、他のお仕事もあるじゃないですか。そういうお仕事は絶対里歩には頼めないんですけど、今は大人になってるし、大きくなって大人になって、すごく頼もしくなりました。団体の看板背負ってるっていうのもあると思うんですけど、すごい責任感が強い女性になったなって思いました。里歩とお酒を、次には交わします(笑)」

――今日が最後ではなくタッグリーグにも参戦します
「そうですね。タッグリーグ……でも、シングルは最後だったんで。あぁ、悔しい。でもなんだろう、負けてもハッピーなのはなぜでしょうか(笑)なぜだろう。これは『なんでだろう』ってずっと思っていくのかなって思います」

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