【試合結果】6・28 WAVE後楽園ホール大会 【Regina】大畠美咲vs彩羽匠 【WAVE認定タッグ】宮崎有妃&野崎渚vs長浜浩江&高瀬みゆき 水波綾&グンソ&山下りな&“brother”YASSHI

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『WeekdayWAVE vol.116~ヘイジツMAX~』
日時:2018年6月28日(木)
開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:501人

▼チャレンジWAVE 20分1本勝負
○旧姓・広田さくら(フリー)/ミス・モンゴル(世界プロレス協会)
9分2秒 ふらふらドーン
●フェアリー日本橋(OSAKA女子)/藤ヶ崎矢子(PURE-J)

▼メンズWAVE 15分1本勝負
○大石真翔(DDT)
6分35秒 ヨーロピアンクラッチ
●後藤恵介

▼Hight&Low WAVE 20分1本勝負
○コマンド・ボリショイ(PURE-J)/米山香織(YMZ)/桃野美桜(Marvelous)
10分47秒 ストレッチプラム改
桜花由美/朱崇花/●有田ひめか(Beginning)

▼Dangerous WAVE~ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負
○水波綾/グンソ(ダブプロレス)
22分15秒 机上へのホットリミット→片エビ固め
●山下りな(OSAKA女子)/“brother”YASSHI(ダブプロレス)

▼DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/KUSO ONNA NIGHT】○宮崎有妃(フリー)/野崎渚(フリー)
20分52秒 外道クラッチ
【挑戦者組】●長浜浩江/高瀬みゆき(Beginning)
※第21代王者組が3度目の防衛に成功

▼Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合 30分1本勝負
【挑戦者】○彩羽匠(Marvelous)
17分29秒 ランニングスリー→エビ固め
【王者】●大畠美咲
※大畠が3度目の防衛に失敗、彩羽が第10代王者となる

彩羽が大畠を撃破しRegina戴冠!朱崇花が敵討ちに名乗り!KUSO ONNA NIGHTがタッグ王座を防衛!山下が水波のテーブルクラッシュに沈む!

第1試合


 ミス・モンゴルとのタッグでWAVE認定タッグ王座奪取を目論む旧姓・広田さくら。そこに待ったをかけたのは、5・19大阪でKUSO ONNA NIGHTに挑戦したフェアリー日本橋&藤ヶ崎矢子だった。なんとしてでも宮崎の持つタッグ王座に挑戦したい広田は、札幌に帰省する予定だったモンゴルの飛行機代のキャンセル料金を負担してまで、この日の対戦に挑むことに……!?

 握手を求める広田は「まぶしかったかしら?」と結婚指輪見せびらかす。フェアリーは握手を拒否して、試合へ。
 早速、フェアリーはモンゴルに自己紹介を促す。モンゴルが「私の名前はミス・モンゴル。6カ月の娘がいるわ」と自己紹介すると、フェアリーは「私、魔法が使えるの。アナタの娘さんの6カ月のお祝いに魔法をかけましょう。ステッキを振ったらアナタは飛ぶのです」と、ステッキを振るも……モンゴルは無視。
 ブーイングが起こると、広田がしぶしぶお見本をみせる。それでもモンゴルは魔法にかからず。フェアリーは「重量オーバーね」と負け惜しみ。
 その言葉に反応したモンゴルがラリアットで制裁。するとフェアリーは「魔力が足りないだけよ」と、ファンに助けを求める。ファンからパワーを注入してもらったフェアリーは、魔法でモンゴルを吹っ飛ばす。
 矢子VSモンゴルとなり、モンゴルはムチを持ち出す。矢子が寸前でかわしたため、Tommyレフェリーに誤爆。Tommyレフェリーも低速カウントでモンゴルに報復。
 それでも鏡餅攻撃を成功させたモンゴル&広田。広田はロープ渡りも狙うが、これはフェアリーが魔法で阻止。転落してしまった広田だったが、フェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズ。
 ならばと矢子がヒップアタックで反撃にかかる。これを広田がボ・ラギノールで迎撃。矢子とフェアリーが交代し、フェアリーがステッキ攻撃。かわした広田がステッキでフェアリーにボ・ラギノール、矢子にはときめきメモリアル。すると仕掛けたはずの広田が血を吐いて倒れ込み、フェアリーから3カウントを奪ってしまった。

 試合後、モンゴルが「広田さん、やったね。その前に、飛行機のキャンセル料、私、立て替えています。精算をいつしてくれますか?」と詰め寄る。広田は「本当にこういうやりとりあるんですね。出ていただいたので用意してきました。子ども達のはじめての手形です。キャンセル料と同じ価値があります」と退散。納得のいかないモンゴルに、二上美紀子社長が「モンゴルさん、ギャラから引くんで大丈夫です」と助け船を出した。

第2試合


 大畠美咲と婚約した大石真翔がWAVEに参戦。ファンがどんな反応を見せるか予測不可能ななか、後藤恵介と初シングルマッチをおこなった。
 握手を求める大石に、後藤は張り手。セコンドには二上社長を筆頭に、大畠、宮崎、野崎、長浜が付いて全力で応援。ファンも「後藤」コールを送る。
 後藤がショルダータックルを放って先制すると、アームホイップ。セントーンは大石もかわす。攻守が入れ替わり、大石がドロップキック。フェースロックで絞り上げる。ナックルパンチを脳天に叩き込む大石。
 後藤もボディースラムで攻勢に転じると、串刺し攻撃からランニング・エルボーバット。セントーン2発でカウント2。バックフリップも2連発! さらにコーナーに登ろうとする後藤だったが……。大石が回転エビ固めで切り返し、ヨーロピアンクラッチで3カウント。
 試合後、大石と後藤は握手。そのあと後藤が張り手を見舞って退場した。

第3試合


 桜花由美(168cm)&朱崇花(174cm)&有田ひめか(171㎝)の大型選手と、コマンド・ボリショイ(公称・147cm)&米山香織(公称・150cm)&桃野美桜(公称・149cm)のデコボコ対決が実現! 階級制のないプロレスだからこその、夢のあるカードがラインアップされた。
 先発した朱崇花はミニマムレスラーたちが見えない素振り。桃野が怒って試合がはじまる。しかし、身長差はいかんともしたがく、アイアンクローに捕らえられると、手も足も出ないボリショイ&米山&桃野。
 ならばと頭とスピードを活かした作戦に出た桃野が、朱崇花&桜花を同時にホイップ。米山&ボリショイも桜花を合体卍固めで捕獲。
 続いて桜花VSボリショイとなり、桜花がカウンターのビッグブーツ。クロスアーム式DDTにカカト落としでカウント2。滞空時間の長いブレーンバスターは米山がカット。
 桜花はここで有田とタッチ。有田はボリショイにアルゼンチン・バックブリーカー。エアプレーンスピンから、串刺し攻撃へ。さらにはジャンピングニーからの「オー!」を決めるもカウント2。朱崇花&桜花はツープラトンのブレーンバスターで、有田のアシスト。すかさず有田がランニングニーで飛び込んで行く。
 しかし試合巧者のボリショイは、有田を孤立させると619→掌底アッパーを放って追い込んで行く。桜花&朱崇花がカットに入ると、すぐさま米山が米ーZOU、桃野がJKボムで桜花&朱崇花を排除。その間にボリショイが有田をストレッチプラム改でギブアップ勝ちを収めた。

<試合後コメント>
コマンド・ボリショイ&米山香織&桃野美桜
ボリショイ「大きい人とやるのは常なんで、慣れっこですね。手が届かなかったりしましたけど(苦笑)」
桃野「小さくてもプロレスはできるってことを今日は見せつけたんで、ボリショイさんのおかげですけど勝ててよかったです!」
米山「小が大を制することもできるってのを見てもらえたと思います!」

第4試合


 WAVEのハードコア部門を引っ張る水波綾と山下りなが約4カ月ぶりにハードコアマッチに挑戦。今回はWAVEでは珍しいミックストマッチ形式でおこなわれた。
 スタートから激しい場外戦が繰り広げられる。YASSHIが水波を連れて戻ると、水波が逆水平チョップ。ボディースラムで叩き付ける。串刺しエルボーを決めると、パントマイムからの串刺しラリアット! これはYASSHIが迎撃。水波がスピアを放って両者場外へ。
 リング上は山下VSグンソのイスチャンバラ。走る山下にグンソがイスを投げつける。山下の串刺し攻撃をかわしたグンソがスクールボーイ。これを転がってかわした山下がお返しのスクールボーイからスライディング・ラリアット。そして、コーナーに登ると早速バケツをかぶるも、これはグンソが阻止。
 再び4選手が場外戦。ヒートアップすると南側最上段から水波がタイヤを投下。途中で止まってしまうも、グンソがすぐに山下&YASSHIにタイヤを投げつける。
 リングに戻った水波は、台車滑り台を狙うが自滅。ならばと走る水波にYASSHIがガットショットで迎撃し山下と交代。
 山下&YASSHIがツープラトンのアトミックドロップを水波に敢行。ドロップキックの挟み撃ちはカウント2。
 孤立する水波だったが、ラダー上へYASSHIをフロントスープレックスで投げつけると、ようやくグンソと交代。グンソはラダーコプターで山下&YASSHIを撃退していく。
 反撃に転じた山下がラダーをつたってのランニング・ニーを狙うがこれも自滅。すぐさまラダー上にブレーンバスター。そしてバケツコールをあおるも、バケツ・ダイビング・ボディープレスはまたもや自滅に終わる。
 水波&グンソはラダー上へのフラップジャック。一気に攻め込もうとしたが、山下も両腕ラリアットで応戦。
 リング上は山下VS水波となり、山下はイス上へのスプラッシュマウンテンを狙う。これは水波も回避。すぐさま山下はバックドロップ。スライディング・ラリアットでカウント2。
 山下はリング上にラダーとデスクをセット。デスクの上に水波を仰向けに。ラダー上でバケツをかぶるもこれを水波が阻止。逆に水波がラダーからのホットリミットでデスクを真っ二つに。山下から3カウントを奪った。

<試合後コメント>

水波綾&グンソ
水波「お疲れさまでした! イヤー気持ちよかったね、最後。それに尽きます。ただ久々だったんで、いろいろあるけど今日は楽しかったし、スカっとしました。ありがとうございました」
グンソ「勝ったからね、OK。だけど、オレふだんから言ってるんだけど、ハードコアは職人がやるもの。ハードコアは寿司職人だって。お前らまだまだかんぴょう巻いているところ。でも、かんぴょう巻くところからみんなはじめるんだよ。ハードコアやろうっていう気合は伝わった。完璧だよ。やっていくぞ。女子のハードコア作っていくんだよな!」
水波「行く行く行く!」
グンソ「いい気持ちもらいました。以上です!」

ハーフタイム


 第4試合終了後、アコースティックギター・デュオ「ラチエンブラザーズ」さんのミニライブがおこなわれ、2曲を熱唱。会場を盛りあげた。

第5試合


 このところ負けが続いている宮崎有妃。6・7新木場では旧姓・広田さくら、長浜浩江から2連敗。6・17新木場でも広田に敗れている。この宮崎の不調をチャンスとみたのが、長浜&高瀬みゆきの若手タッグだった。
 セコンドには宮崎の天敵・旧姓・広田さくらの姿も見られる。その存在がどうしても気になる宮崎だったが、高瀬と対峙しゴングを迎える。
 ロックアップで押し合いながらも、広田を意識する宮崎。野崎に「集中!」と声をかけられると、「はい!」と素直に応えて押し返す。両腕ラリアットで高瀬&長浜をぶっ倒すと、インスタ映えへ。
 野崎VS長浜の場面に移り、長浜がドロップキックをお見舞い。コーナー下に野崎を追い込み踏みつける。野崎も卍固めで攻守逆転。ビッグブーツを敢行する。
 続いて宮崎が逆片エビ固めへ。これを凌いだ長浜がボディーアタック。高瀬が続き、ボディースラムの体勢。これは宮崎が逆に敢行。高瀬がドロップキックで飛び込むも、かわした宮崎が恥ずかし固めを狙う。これは未遂。
 だが、諦めない宮崎は目突きからの恥ずかし固めへ。すかさず野崎がビッグブーツで追撃。おしゃれキックから宮崎の場外助走キック。徐々に追い込んでいったが、高瀬もパワースラムで攻守を入れ換えると、ギロチンドロップを投下。ラリアットも返されると、カミカゼを狙う。
 これをドルミルで切り返した野崎。すかさず大外刈りへ。高瀬もカウンターのラリアットでやり返し、長浜と交代する。
 試合が白熱するなか、たびたび広田に気を取られる宮崎。そのたびに野崎がコントロールしていくが、それでも宮崎が気を逸らすため、シビれを切らした野崎が広田をドルミルで眠らせると、ようやく宮崎もスイッチオン!?
 ムーンサルトプレスを投下する宮崎。だが、これは自滅。すかさず高瀬がセカンドからのギロチンドロップ。長浜がバックドロップホールドでカウント2。
 宮崎もハリケーンドライバーで形勢を入れ替え、ムーンサルトプレスを今度こそ成功させる。しかし、これは高瀬がカット。すぐさま高瀬はミサイル発射。長浜が裏カサドーラに繋げる。
 キックアウトした宮崎がリップロック。しかし、逆に長浜が首固め、裏カサドーラを狙うも崩れて失敗。このチャンスを見逃さなかった宮崎が外道クラッチで3カウントを奪ってみせた。

 試合後、広田が「防衛おめでとう。挑戦してやるよ!」とマイク。宮崎が「お前な、最初から言ってるけど、パートナーを連れてこいって言ってるんだよ!」と返すと、広田は「マザーズ。ミス・モンゴルしかいねーだろ。母の強さ見せつけてやるよ」と応戦する。
 ところが、ここで桃野がマイクを奪い、「ベルト取れなかったばかりだけど、もう1回挑戦したい」と再戦をアピール!? そして、「(桜花に)専務でしょ? よく『社長より私の方が偉い』って言ってるでしょ? じゃあ決めて」とゴリ押し。
 KUSO ONNA NIGHTが「どっちでもいいよ。お前ら勝ったほうが」(宮崎)と投げやりになると、BOSS to Mammy(桜花&桃野)VS広田&モンゴルの勝者が8・19後楽園で次期挑戦者となることが決定した。

<試合後コメント>
KUSO ONNA NIGHT
野崎「長浜とは2月にベルトを懸けてやった以来でしたけど、高瀬がパートナーってこともあったのか前より勢いもあって。だけど、ベルトがクソオンナに巻いてほしいって言ってたので」
宮崎「ちょっと最近試合に中々集中できてなくて、後輩に負けが続いてて。それもこれも全部広田のせい! 今までの防衛戦の中で今日が一番攻め込まれた気がするし、後輩だからってナメずにいかなければなって。次は私的にはまず広田を潰したいですね」
野崎「8月19日はどっちがきてもいいんで、私たちがベルトを持ち続けます」

第6試合


 大畠美咲、3度目の防衛戦の相手はMarvelousの若きエース・彩羽匠。大畠が6・3札幌で指名したことで、今回のタイトルマッチが決定した。2017年、Marvelous11・12晴海でおこなわれたシングル対決は時間切れの引き分けに終わっている。
 女性ファンが彩羽に匠コールを送れば、男性ファンが大畠に大畠コールを送る。ファンの声援が交差するなか運命のゴング。
 慎重なスタートとなるなか、大畠が顔からバン!(カーブストンプ)へ。2発目は彩羽もロープに逃れる。大畠は串刺し低空ボディーアタックを狙うが、彩羽がかわす。
 彩羽はキックのコンビネーションで反撃。すぐさま大畠も投げっぱなしジャーマン。そしてバックブロー。彩羽もジャーマンSHでカウント2。ハーフダウンの大畠に顔面蹴り。スワントーンボムはカウント2。大畠を担ぐも、大畠が逆打ちに切り返す。
 彩羽がエルボーで仕掛けると、大畠が3倍返し。ここで大畠がジャーマン3連発。さらに大畠はスカイブルーSHの体勢。なんとか回避した彩羽がスリーパーへ。これは大畠がロープブレイク。彩羽は離れ際にトラースキック。改めてスリーパーで捕獲する。そしてランニングスリーの体勢。これを回転エビ固めに切り返す大畠。
 彩羽はキックで立て直し、この試合はじめてのランニングスリーへ。大畠がキックアウトすると大歓声が沸き起こる。コーナーに登る彩羽を大畠が足止め。ヘッドバットを放った大畠が雪崩式カサドーラ。彩羽が場外へ避難する。レフェリーチェックが入ったあと、なんとかリングに戻った彩羽に大畠が反撃。
 大畠のスカイブルーSHは彩羽も回避。顔面蹴りからボッチボム(ラストライド式シットダウンパワーボム)を敢行。これもカウント2止まり。
 大畠はエアレイドクラッシュ、花マルどっかん、ブルーダリアと波状攻撃。そしてスカイブルーSHに繋げる。これを返した彩羽。キックとバックブローの応酬となり、大畠がブルークラッチでカウント2。走る大畠。
 しかし彩羽もカウンターのニールキックを放つと、スーパーフリークへ。これもキックアウトされると、トドメはランニングスリーしかなかった……。

彩羽「大畠選手、今日対戦してくださってありがとうございます。大畠選手が築いてきたこのベルト、しっかり自分が受け継ぎたいと思います。WAVE、Marvelous、いや女子プロレス全体を自分がこのベルトとともに引っ張っていくようになるので見守っててください。ありがとうございました」
大畠「私は今日、油断もしてないし、手加減もしてない。全力で闘ってアナタに負けました。すっごい悔しいです。負け惜しみを言うのなら、ベルトを取ったアナタがこれからみせてくれる景色を楽しみにしています。そして、他団体に流出したとなればWAVEの選手もみんな黙ってないと思います。近いうちにWAVEにベルトが戻ってくるときにその輝きが失われてないことを願います。今日はありがとうございました」
彩羽「レジーナのチャンピオンはここにいる自分です。誰でも挑戦を受けます」

 するとZABUN勢がリングに上がる。

彩羽「朱崇花。お前、先日の北海道でシングル引き分けだよね。その再戦、このベルトかけてやりませんか? 次の後楽園、いつですか? 8月19日、GAMIさんタイトル戦組んでもらっていいですか?」

 二上社長がOKを出す。

朱崇花「そのベルト必ずWAVEに戻します。自分、ちょうど3周年なんですよ。そして、19歳のうちにそのベルト巻きたいので覚悟しとけば」

彩羽、退場。

朱崇花「締めるぞぉ。ちょっとあまりしゃべりすぎると放送事故しか起きないので、短く……。WAVE11周年、去年の10周年は桜花さんに勝って私が締めたので11周年もベルト取って私が締めたいと思います。それではみなさんでいきたいと思います。こがWAVEだ!」

<試合後コメント>

彩羽匠
「ボロボロのチャンピオンですよ。あー痛い……。やっとね、やっとベルト巻くことができましたよ。デビューしてから何度かシングルのベルト挑戦したけど、やっと何年目? 5年目にして、やっとベルトを取ることができました」

——今日の大畠はどうだった?
「いやいや、今日、お客さんが見た通り、強いですよね。自分よりも体格差があるのに、小さいんですけど、パワーも劣らずスピードもあって、そして受けが強い。その選手から自分が取ることができたのは、凄く自信にも繋がるし、もう歩くので精一杯ですね。なので自分があそこで3カウント、あそこで取れたかっていうのが自分でも不思議ですけど、やっぱり自分はそれほどの練習を積んできたし、Marvelousを背負っていく覚悟もちゃんと前よりもついたと思うし、そのためには、その証としてベルトが必要だったので、ベルトを取ることができて本当によかったです。これからはね、WAVEのベルト取ったので、WAVEのチャンピオンとしても、そしてMarvelousとしても女子プロレス界をしっかり背負って、盛りあげたいですね」

——初防衛戦の相手も決まったが。
「いっぱいWAVEの選手が出て来たんですけど。それであってこそ、このベルトの価値がありますよね。あそこで出てこなかったらどうしようかと思いました。あんだけ選手が出て来てくれたので、面白いですよね。そして、すぐに決めたのが朱崇花選手だったんですけども。北海道のときに10分とはいえ引き分けで、自分も厳しく攻め込まれたので、その延長として、このベルトをかけて朱崇花選手と熱い試合できたらなって。前回、北海道だったので次は東京にこの闘いを持ち込みたいと思います」

朱崇花
——8・19後楽園で挑戦決まりました。
「そうですね、彩羽さんもおっしゃってたんですけど、札幌での試合がすごくお互い、気持ちいいくらい相性がよかったというか。本当に立てなくなるくらいまで自分は精神とか、いろんなものを削って試合をしたので、今回指名を受けて、いろんなものを背負っちゃうというか、気負いしてしまう部分があるんですけど、指名を受けた以上、WAVEの至宝であるレジーナは必ずWAVEに戻して、10代のうちあと数ヶ月しかないので、19歳のうちにレジーナのチャンピオンになって、初・十代のレジーナのチャンピオンになりたいと思います」

——このタイトル戦を見て?
「いやー、あの舞台に自分が立つんだって思うと、正直いまは弱気になっている部分があるんですけど、もうあと1カ月ちょっとの間、1カ月ないですけど、しっかりコンディション作って、気持ちの面でも強くしてタイトルマッチに挑みたいと思います」

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